
往きの昼食では、昔のリンゴの買い出しの際に立ち寄った店が懐かしくて寄った。
しかし、あまりにも往時とは違うサービスと、食べ物の味にがっかりして幻滅感を味わうことに。
リベンジでもないけれど、同じ飯山市内の蕎麦屋さんで旅の最後の昼食を摂ることにした。

こんな店構えです。12時少し前とあり駐車場も空いている。
お客さんも少なくて、あまり期待は持てない。と、思っていたらとんでもない美味しい蕎麦。

美味しくそばをいただき、濃い蕎麦湯に驚きながら店を出ます。
表に出てきた女性店員に撮影許可を頼むと、快諾ししかも二人並んだ場面のシャッターまで押してくださった。

夫婦二人で、長野なのにどうして山形から蕎麦を取り寄せるのだなんて思った。
蕎麦の産地が近くにある、山形村というところ。乗鞍在来種の十割蕎麦だという。美味しいわけです。

店舗と棟続きの小さな作業所を何気なく見て入店したのだがそこは蕎麦を打つところ。
回る石臼の横では若者が手で蕎麦粉をかき回しているところです。手まねで撮影許可を求めると快諾。

思わず見とれて、蕎麦粉が水を加えられ捏ねられて固まるまで見惚れていた。
思わぬ拾い物をしたかのような思い。またこちらに来たら訪れましょう。
この後は、国道117号線で一路帰宅の途へと就く。おっと寄り道もしながらです。
野沢温泉スキー場のゴンドラで紅葉見物をしようと考えて回り道をして行く。
しかし、残念なことに秋の観光ゴンドラは10月末で運転を終えていました。
その後、117号線沿いの野沢温泉道の駅でリンゴを沢山購入して今度は自宅へとまっしぐら。北信の旅は終わりました。
(北信の旅のお話終わり)