娘が孫二人を連れて夕食に来るとメールが入った。
よしっ、それではジーさんが一つ、腕を振るおうかと古い本を引っ張り出す。
先ずは「奇跡の煮卵」です。何回も試して半熟の茹で時間も確認済み。
何回か作って感じるのは、卵の微妙な大きさの違いなどもあり難しいという事。
プロは間違いなく、トロトロの半熟卵を作るからコツがあるのでしょう。
レシピには、水から入れて煮立ってから6分30秒と有るけれど、これだと硬い。
最近のガス器具は使いやすくなっていてタイマーも内蔵です。
そこで、煮立ったと同時に、6分を設定。30秒前には音が鳴り秒数のカウントダウンが始まる。
同時に別の小鍋で漬け汁を作ります。
醤油、味醂、砂糖を合わせて一煮たちさせてから冷まして使います。
漬け汁に殻をむいた茹で卵を浸します。
こうして、12時間以上漬け込んで出来上がる。夕食に来るという前日の仕事です。
(続く)