畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

曲がった事が大嫌い!

2014-06-14 12:25:47 | 

 植えたばかりのネギの畝と、さつま芋の畝が一直線。
全て、スベルべの手作業、平鍬での畝作りの結果です。


 おっとっと、マックス今日はこれから種蒔きをするニンジン用の平畝の間。
さつま芋の畝は、糸をピンと張ってそれを頼りに鉄棒で線を引き、その線をなぞって「ポチ」で畝立て。

 畝立てポチも中々真っ直ぐには動かず、畝は曲がってしまう。
その曲がった畝を平鍬の側面を定規代わりにして、真っ直ぐに修正し仕上げるのです。


 さて、畑の間には軽トラを入れられるように広く取って有る。除草薬は使わないので草刈りで雑草は刈ります。
向こうの「コナラ」の木が「ウグイス」が歌う舞台。
何カ所がテリトリーをチェックしながら鳴くウグイスは必ずこの「コナラ」の上でも歌うのです。


 さて、左のジャガイモの畝も他の畝に劣らず真っ直ぐですよ。
これも「畝立てポチ」でよろよろと歩きながら土を寄せ、その後手作業で仕上げています。


 このキャベツの下は黒色マルチを張った平畝だけれども、これもまっすぐでしかもマルチはピンと張ってある。


 これは、左から牛蒡、そしてニンジンを播くうねです。
牛蒡の畝なんて、高くするものだから平鍬に土を載せ、背伸びをして作りましたよ(笑)。

 さて、万事アバウトで「片づけものも満足に出来ない」なんてスベルべママに何時もお小言を貰うスベルべ。
でも、なんとなく畝は真っ直ぐでなくては気が済まないのですよ。

 この辺りは、持って生まれた性格かもしれませんね。
何しろ、漱石の坊ちゃんのような無鉄砲で、曲がった事が大嫌いな性格。

 これは無鉄砲な事は別として両親から引き継いだ性格でしょうね。
父は晩年タクシードライバーとして働いたが、役員たちの理不尽な要求を常に拒否して定年を繰り上げられた。
母は、妹の担任と大喧嘩。理由は妹も含まれていたのだけれども「えこひいき」が許せなかった事。

 こんな性格の両親に英才教育を受けたのですから、スベルべの真っ直ぐ精神も筋金入り(大笑)。
人生では随分損もしてきたと思うけれど、「なーに、人生損得勘定じゃない」なんて嘯いて生きて来ました。

 おやおや、畝の形の話は随分脱線してしまいましたね。
でも、この年になっても性格は変わらず、最近猛烈に腹の立つ事が有り、何をしようかと思案中のスベルべです。
曲がったことを平気でやり、それに追随する輩が多すぎものー。

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2 コメント

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 (すばる)
2014-06-19 09:17:28
畑、相変わらず見事です。マックも落ち着いていて重畳。

最近、悪罵に満ちた手紙を貰いました。
自分の作品がA新聞に載らないのは選者が悪いのだ。
自分は長く〇職にあり、短歌会に3つ属し、作った歌はン万首。何々の歌が気に障ってそれ以後自分の歌を採らないだろう。出来が悪くてもたまに採って励ますのが選者という者だろう。云々、云々。
昔は一々返事するのが誠実だと思っていましたが、こういう輩は人の話を聞く気など無いのが今は解るから、虫。いや無視。
大体、人は自分を基準に人を見るから、私をきめつけるのは自分がそういう人間だと言っているのです。
自分の費用で本を作って赤字して、こういう目にも遭っています。
しんから喜んで呉れる人が大多数ですから。
薬味と思いましょう。
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すばる姉ご (スベルべ)
2014-06-20 04:14:43
 世の中にはとんでもない勘違いをして一生を終える方も多いですね(笑)。
特に、要職を経験した方って、はなもちならない人物が多い。
出世欲、名誉欲が強くて、そのために有る程度の地位を得た人ほど扱いにくい。
ま、昔は「校長」と「駅長」上がり程、使い物にならないものは無い何て言いました。
加えて、警察上がりですね。
自分にみんなが頭を下げてくれたのは、自分の人格のためだと思っている。
頭を下げたのは仕事上の地位のためって事を勘違いするんですねー。
スベルべの記事にも「ななし」なんて「千と千尋の神隠し」の化け物、
「顔無し」みたいな気持の悪い奴からのコメントも有ります。
ま、大体中傷気味で、自分の知識の狭さを露見させているものがほとんどですが。
言われるように、薬味、調味料の一種と笑い飛ばしましょう。
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