畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

コゴミの初物だぞ

2017-04-27 05:19:21 | 食べ物

 

 下書きをしながらお知らせしたいことが多くてアップが遅れてしまった。

もう、一週間も前のことになってしまった。初物コゴメの味が春を知らせてくれた食卓です。 

 

  この頃は「冷蔵庫処理」なんて言いながらため置いた食品で賄う食事が多かった。

久しぶりに夫婦で買い物に出かけ、ひょいと買い物かごに入れた大好物「ホヤ」と「久保田」は仲が良い。

 

  でも、田舎のスーパーは「ホヤ」を買うような客は少ないのでしょう。

あまり鮮度が良いとは言われない「ホヤ」で2個のうち1個は捨ててしまった。

 

  「雪の下人参」とキャベツ、ヒジキのサラダです。

何時の食卓も常にバランスを考えるスベルべママのメニューです。

 

 いつも「尾頭付きだぞー」なんて冗談を言うイワシも大好物。

鮮度が良くて、目が黒くそして太ったイワシを見るとたまらずに買ってしまいます。

 イワシが大好物なんて、目白のお殿様じゃないけれど可愛いものでしょ。

ま、年齢的にはこの程度の食事で良いのかな。お酒の量は別として(笑)。

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初山で体はガタガタに

2017-04-27 04:54:35 | 山菜

 

 わー、出ている出ている。こうなると体の疲れなんて忘れちゃうんですよ。

これは初山の翌日。すぐに疲れが出てこない老人体質が幸いしたのかも知れないがさすがに体は重い。 

 

  マックスと一緒に駆け回った斜面です。

マックスと駆けたのは何年も前では無いのだけれど、やけに昔のことに思えちゃうのは何故か。

 

  それにしても出ているなー。

こうなると、片手で何本か折り採り、そしてまとめて背中の「ゼンマイブートー」に入れます。

 

  憎いことに、ゼンマイは上の雑木が途切れたあたりに良く出る。

もう、スポーツクライミングかボルダリングかってところ。木にぶら下がって採りまた腕力を駆使して登ります。

 

 ほら、影でも分かる通り背中が背負ったゼンマイで膨らんでいます。

頭はヘルメットで防護しています。何せスキンヘッドはすぐにケガをしちゃいますからねー(笑)。

 

 一日目がムシロに四枚。そして二日目が同じくムシロに6枚だったのかな。

二日目の二回目のゼンマイ採りが終わり、綿毛を取って処理するころにどっと疲れが出てきた。

 いくらそう思って鍛錬していても、初山って疲れるものです。

使う筋肉が、他のスポーツ、鍛錬とは異なるものがありますから。

さて、少し休んで天候が回復したら懲りずに行きましょうか。こんな事を繰り返しながら体は慣れていきます。

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初山初ゼンマイは上天気

2017-04-26 21:19:18 | 山菜

 曇り空も予報されていたけれど、良い方に外れて好天。

越後三山は残雪が輝いています。

 

 特に真ん中の「中の岳」の八海山に続く尾根は雪も多く白く輝いています。

硬く締まった残雪の上をザックザックと踏みしめながら歩いてみたいものです。

 

 さて、止めておけば良いのに調子に乗って二回目の初山山行。

うーん、それなりに採れたけれど、行先、沢を間違ってしまいあまり採れなかったのでした。

 

 ゼンマイって不思議な植物です。

何のためにこんな綿帽子を冠っているのでしょうか。

 

 食べるために処理するのは、先ずその綿毛を取るのが先決。

こうしてきれいに仕上げたら次の段階茹でる作業に。

 

 ゼンマイを茹でる際に役立つ優れもの。

ほら、玉ねぎの入っていたネット袋ですよ。これでバラつかずに茹でることができるのです。

 

 茹で加減も重要で、仕上がりを左右します。

何度で何分とか数値での管理は難しく経験と感、これしかありません。

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連載108-3「出稼ぎ(聞き書き)」(その3終わり)

2017-04-26 05:14:05 | 山菜

         出稼ぎ(聞き書き)

 「雪ン中、どうして行ったか夢中で忘れたども、とにかく東京の国分寺の駅まで行っての、

交番で聞いてアパートへ行ったて」「ふーん」「そうしたら、親方は気を利かしたんかも知らんども、

お骨になって箱に入ってたて」「ふーん」「切なくてそう。せめて一目見たかったんがの」

 

 「大変だったのう」「まだ俺が三十八で、倅はまだ小学校四年生だったて」話をしていると、

次ぎの方の所へ着いた。淡々と話をされたが、どんなにそれから苦労されたかは語らずとも分かった。

 

 切ない話だなー。雪国で暮らすって大変だったなー。今は冬でも自動車が走り回るんだからなー。

そして、出稼ぎなどと言う言葉もほとんど死語になってしまったようで、

良いか悪いかは別としても時代は急な川の流れのように変わってしまった。


          (終わり)

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初山初ゼンマイは疲れたなー

2017-04-26 04:47:22 | 山菜

 好天に誘われ、初山に行きました。

おー、もうすっかり採り頃になっていましたよ。

 

 これは毎年見るけれど、ほとんど観賞用って感じ。

とにかく険しくて、掴まる木も草も何も無い絶壁なのですから。

 

 もう少し伸びたら最高かな。

この場所はカモシカ以外の足跡は皆無。つまりスベルべが今年の一番客なのですよ。

 

 こんな場所が多い、スベルべの畑に続く山です。

急斜面ために、雪は留まることなく滑り落ち、何時も岩肌が剥き出しで氷河のような状態。

 

 まずは上々の首尾の初山です。

スベルべがゼンマイを採っている間にスベルべママは畑で古い枯れた芋蔓集めでした。

 

 山菜採りの大変なところは採ってきた後の処理。

特にゼンマイは大変で綿毛を取り、茹でて揉みながら干し上げ無くてはなりませんから。

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