畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

雪の遊歩道(その3終わり)

2019-01-16 04:54:13 | 登山

 もうすぐ山頂の石碑に到着です。右手には見えないけれど、傾いた避難小屋も。

石碑は山岳信仰の象徴、御嶽山や八海山を祭ったものです。地元堀之内の人々に愛されてきました。

 

  石碑の先の小さなピークにまで行きましたが、午後からの予定もあり、そこまでで終わり。

右上に見える杉林の中には小さな東屋もあり、越後三山縦走中に転落死した友の慰霊碑を兼ねた方位盤もあります。

そこまで行ったのか、もっと奥のFM塔まで行ってきたのか尾根を下って来る登山者3人の姿が。

 

  先頭の一人はスコップを持っていて、雪道を整備しながらの下山の様子。

ただ、登るだけではなくこういうボランティアの人もいます。

 山頂の石碑に着いたときは、スノーダンプを担いだ山の会の仲間の姿を見かけました。

声をかけたけれど、聞こえなかったようで、先へと急いでいました。東屋の屋根雪でも掘るのかなー。

 

  スベルべ夫婦はしばらく風景を眺めてから下山を開始。

登りよりも下りの方がスリップの危険があり、数倍怖いですね。

 

 遠く我が家の方向に目を転じます。

ともあれ、病を克服しここまで回復したスベルべママの体調に感謝するスベルべでした。

今シーズンは一回目でしたが、天候とスケジュールが調整出来たらまた登りましょう。

            (終わり)

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雪の遊歩道(その2)

2019-01-15 05:14:10 | 登山

 尾根を歩きながら遠方の山々を眺めます。

権現堂山から唐松山へと稜線が連なって見えて懐かしい。昔、マックスと登ったっけ。

 

  さらに東方向を眺めると毛猛山から未丈ヶ岳へと眺めは続く。

何時眺めてもきれいだけれど、雪山の風景はまた格別です。

 

  「出会いの鐘」から山頂までにはもう一つ難所がある。

左側は切り立っているので、高所恐怖症気味のスベルべママは見ないようにして急ピッチ。

 

  怖い事は怖いですよね。

左側は雪がぶら下がるような状態で、下を覗くと土と一緒に雪崩れた跡さえ見えますから。

 

  大きなピークを越えて一安心。

今年は長期予報通り積雪が少ない。例年ならばこの倍は普通ですから。

          (続く)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雪の遊歩道(その1)

2019-01-14 05:07:30 | 登山

 

 一昨日の午後です。

長岡からの帰りに食事を済ませ、帰宅してすぐの12時半に堀之内遊歩道へ行くことに。

 

  登山口に置いてあるストックを握りしめてブナ林に。

腰にペットボトルを付けただけの軽装で、身軽なスタイルは歩きやすい。

 

  一つのピーを越え、視界の開ける場所に到着。

ここからは越後三山が良く見えるけれど、右の八海山の全景が見えず残念。

 

  月岡公園コースと六花園コースの合流点に着きました。

道標と、出会いの鐘と呼ばれる小さな鐘が見えます。

 

 合流点、出会いの鐘の場所からは越後三山がさらに良く見えます。

毎日のように登る猛者も居ると言うけれど、さすがに月岡公園コースからの足跡は見えません。

             (続く)

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「蔵」のマグロ丼!

2019-01-13 04:44:00 | 食べ物

 昨日は除雪のパートも休みの日で午前中からいくつもの用をこなす。

先ずは長岡へ出かけ、帰りが昼食時間帯になったので、馴染みの「蔵」と言うレストランに入る。

 

  この店は『魚こう』さんと言う、魚の加工業を営んでいる会社の経営。

魚を味噌漬けにしたり、色々な加工食品にする仕事で、「蔵」の建物の棟続きの奥が作業場らしい。

 

  そんな関係で、ここの店の売りは魚主体の料理。

姉から情報を得て以来、ここの「マグロ丼」(づけ丼)が大好き手になり、この店と言うとこれです。

 

  年甲斐もなく大盛りを注文してしまいました。

蓋を取って思わず感嘆の声が漏れてしまったほどのボリューム。ご飯なんて見えません。

 

 吸い物を始めに、小鉢もサラダも含めて材料にすべて魚関係が入っています。

魚好きのスベルべにはたまらない構成です。もう、気分は猫ですよ(笑)。

 店内は写しませんでしたが、広々として天井も高く、名前の蔵に近い(但し明るい)作りです。

スベルべがエンジンを掛けるために先に出たらスベルべママがなかなか出てこない。

 助手席に乗るなり言う事には「ご夫婦そろって仲良くて羨ましい」とレジで言われ話を交わしてきたという。

そりゃそうですよ。こんな美味しい物を食べるときはご機嫌にもなろうってもの。

 十分にお腹を満たした後は、「こんな天気は滅多にないから、遊歩道に行きたい」と言われて賛同。

帰宅して着替えをし、早速雪の「堀之内遊歩道」へと出かけましたが、その様子はまた後で。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

黒部下の廊下の思い出(その2終わり)

2019-01-12 05:45:13 | 登山

 スベルべが撮った友の写真です。

若かったとは言え、よくぞこんなコースを二日間も歩いたものです。

 

 昨日紹介した本の1ページでは歩道の谷側はコンクリートモルタルで補強されていました。

私たちが歩いた昭和40年代は、このように丸太で補強されていて時代の違いを感じます。

 

 本に掲載されていた地図では欅平から仙人ダムまでが「水平歩道」。

そして、仙人ダムから黒部ダムまでが「日電歩道(旧日電歩道)」とされています。


 この場所には残雪が残っていました。

そして、珍しく細いロープが張り巡らせて有るのが見えます。

 

 黒四ダムから歩き始めてすぐだか、もっと歩いてからか。

手を上げている友は、3年前に突然亡くなってしまった。今は思い出を語るにも語れない。

          (終わり)

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする