畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

連載227「ニンジン」(その1)

2020-09-25 04:57:21 | 野菜

 ニンジンのタネを蒔き、植えに切り藁を掛けた。

 

 芽生えです。(これは切り藁ではなくて籾殻を掛けています)

 

        ニンジン(その1)

 ニンジンも亡父はあまり作らなかったので、畑を引き継いだ際には迷ったけれども、先ずは試しにとばかりに蒔いてみた。ビギナーズラックでも無いけれど、結構発芽率も良い。山の畑に次いで、下の石ころだらけの畑に蒔いてさえうまくいくでは無いか。

 それからは毎年栽培量が増えていきます。長岡の「越後の台所すずきち」さんとの取引が始まったことも有り、我が家の人参の評判は高く、調子に乗って何種類ものニンジンを栽培するようになっている。

 「ニンジンはなかなか芽が出ず難しい」なんて話も聞くけれど、ちょっとしたコツさえつかめば大丈夫。ニンジンは好日性種子とも呼ばれ、あまり土を厚くかけると発芽率が落ちる。

 蒔いた種が土に隠れず見える程度の薄さで土を掛けます。そしてその上に切り藁なりもみ殻を掛けて、板切れの薄手の面でギュッギュッと転圧するのが発芽率向上のコツ。後は水分さえ切らさなかったら、ほぼ100パーセントに近い発芽率になります。

       (続く)

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イクラの醤油漬けを作る

2020-09-24 06:23:35 | 食べ物

 北海道から二匹の生鮭が到着。しかもメスで、お腹はパンパン。

卵のうを取り出す場面は、血なまぐさいので省略。こんな卵が取れました。

 

 調理担当が送り主の姉上から作り方を聞いていた。

自信が無くてネットで調べたら、迷ってしまうほど多くの方法があった。

 今回はぬるま湯に少々の塩を入れたボウルの中でほぐした。

親指の腹で静かに静かに、つぶさないように一粒ずつ慎重に離していく。

 

 水を切り、キッチンペーパーの上に広げて水分を飛ばす。

ほーら、赤いダイヤがその姿を現してきましたよ。薄皮も完全に取れました。

 

 漬け汁を作ります。

これもレシピが色々ありますので、詳細は省略。

 

 ボウルの中で漬け汁と合わせたイクラを瓶に詰めます。

これで完成。ニ、三時間後には食べられます。

 作ったその日の夕食に試食をしましたがやはり手作り最高。

北海道は札幌の姉上ご夫婦、ごちそうさまでした。美味しいですよー。

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魚沼コシヒカリの郷

2020-09-23 05:11:23 | 風景

 山の畑のマルチシート剥ぎも一段落。4日も費やしてしまった。

ようやく終えた安ど感に、帰り道を道草していつものビューポイントへ。

 

 稲刈りは半分くらい終わっているのかな。

連休中に終わるかと思ったら、稲が乾かないのか思ったほど進行していない。

 

 7月の長雨と8月の猛暑の影響か倒伏した稲がほとんどだという。

昨年は猛烈な暑さと日照りに一等米の比率が低かったというが今年は?

 これだけ刈り終えない水田が多いのに稼働中のコンバインは1台のみ。

色々な事情があるのでしょうが、作業は遅れていないのかなー。

 

 空模様はこんな風で、越後三山も霞の中。

もう少し日が差してくれたら良いのでしょうが、ままならない天候です。

 

 この場所一帯は稲刈りも早かったようです。

稲刈りが終えたら、秋も一段と深まり、冬を迎える準備に入る郷です。

 何回も言いましたが、今年は大雪になる予感も。

3か月もすると、この風景も雪に覆われ、白一色に染まります。

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秋の味を試してみる

2020-09-22 07:48:00 | 野菜

 猛暑で葉の一部が枯れてしまってさえいた里芋。

ここのところ続いた雨で、少しは元気も戻った様子です。

 

 料理担当から頼まれて一株掘ってみました。

周りの雑草は見ないでね(笑)。掘り出して株から外した里芋は葉の上に。

 

 まだ少し小さいですね。

本格的な収穫適期は10月半ばから11月初めかな。

 

 家に持ち帰り水道水を吹き付けて泥を落とす。

色合いから見てもまだ若いですねー。味はもう一つかなー。

 

 里芋掘りのついでに晩生の枝豆「肴豆」を一株採ってみました。

これも少し早かったかな。もう一週間でしっかりとした実になるかな。

 爆ぜた栗の実も紹介しましたが、山ばかりではなくて里にも秋です。

永遠に涼しさなど来ないかなんて思わされたあの猛暑から一転した気候です。

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あっという間に秋

2020-09-20 08:45:56 | 自然

 忙しくて、景色も見ずに走ることが多い農道。

でも、目の端に栗が見えて、畑の帰りに軽トラを止めてみた。

 

 こちらでは台風9号の影響のフェーン現象もあり、気温が高かった。

9月としては観測史上初の40度超えもあったというのに急に気温も降下。

栗のイガも膨らんで中の実も充実した様子です。

 

 もう笑み割れた実さえあります。

季節の変化は早く、あんなに暑かった夏もいつの間にか終わっていました。

 

 親子連れと見える二人連れが栗の実を拾っていた。

こんな風に割れて、実を道路に落としているイガさえあるのでした。

 

 交差点の視界を遮るほど茂っていた栽培タラの木も落葉が始まった。

いつの間にか、すっきりと見通せるようになっていました。

 こうなると気が早いけれども冬の到来も気になり始めます。

二年続きの小雪は無いはず。今冬はきっと大雪と思っているのですが。

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