ニンジンのタネを蒔き、植えに切り藁を掛けた。
芽生えです。(これは切り藁ではなくて籾殻を掛けています)
ニンジン(その1)
ニンジンも亡父はあまり作らなかったので、畑を引き継いだ際には迷ったけれども、先ずは試しにとばかりに蒔いてみた。ビギナーズラックでも無いけれど、結構発芽率も良い。山の畑に次いで、下の石ころだらけの畑に蒔いてさえうまくいくでは無いか。
それからは毎年栽培量が増えていきます。長岡の「越後の台所すずきち」さんとの取引が始まったことも有り、我が家の人参の評判は高く、調子に乗って何種類ものニンジンを栽培するようになっている。
「ニンジンはなかなか芽が出ず難しい」なんて話も聞くけれど、ちょっとしたコツさえつかめば大丈夫。ニンジンは好日性種子とも呼ばれ、あまり土を厚くかけると発芽率が落ちる。
蒔いた種が土に隠れず見える程度の薄さで土を掛けます。そしてその上に切り藁なりもみ殻を掛けて、板切れの薄手の面でギュッギュッと転圧するのが発芽率向上のコツ。後は水分さえ切らさなかったら、ほぼ100パーセントに近い発芽率になります。
(続く)