夏の暑ささえ乗り切ったら、秋にはぐんぐんと大きくなる。
ニンジン(その2)
種は普通の細かい種と、ペレット種子と呼ぶ石灰の粉をまぶして大きな仁丹粒ほどの丸い状態に仕上げた種子もあります。間違いなく発芽すると言うけれど、散水、水分を切らすと再度溶けだした石灰が固まり芽が出なくなるとも言われている。
高価だけれど、このペレット種子は「種蒔き権兵衛」なんて洒落た名前の道具で機械播きするときなどはこれでなくては駄目でしょう。
私は栽培効率を考えて、平畝を作り3条とか4条の筋蒔きにしている。そのために均等な間隔で蒔けるように筋を引く道具さえ手作りしていますが。
そして、美味しいニンジンを作るために、完全有機栽培とばかりに、畑面が完全に隠れるほど、そう厚さ3、4センチにも堆肥を敷き詰めるように全面散布して畝を作っています。
(続く)