ヘアスタイル(その2)
その七三分けも今考えると清潔感に欠けるようなロン毛も人並みにしていましたから、今のロン毛、茶髪を笑えないかもしれない。
四十歳半ば、いやもう少し長かったかな。今それを言うと笑われそうですが、当時は剛毛の厚毛で、床屋さんでは必ず「スキバサミ」で仕上げてもらっていました。髪が多過ぎで鬱陶しくて大変だった。なんて、今では幻、冗談の世界です。
還暦の同級会では、薄くなりつつあったとはいえ、まだ七三分けにも耐えられる髪の量。でも、その頃から夢中になりはまり込んだ農業、畑仕事で汗を流すことになると、長髪が邪魔になり、ヘアスタイルどころの話ではなくなる。
そこで、思い切って丸刈りの短髪にすることにした。一度は試しに床屋さんで刈ってもらった。
(続く)