畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

八重山諸島への旅(驚きの石垣焼)

2023-04-17 04:43:32 | 旅行

 石垣焼の工房を見学します。

石垣ブルーと言う見事な青色が特徴ですが、釉薬ではなくて材料から生まれ出る色という。

 

 窯変油滴天目茶碗と言う奇跡の焼き物が存在する。

中国の南宋時代に焼かれたもので、日本に輸入されて確認されているものは三点だとか。

 

 日本にある三点は国宝に指定されているという。

しかし、テレビの人気番組「開運お宝探偵団」に出品された際に物議を呼んだ。

 有名な鑑定家は本物と断じ、2千5百万円の価格を付けたのだが、真贋論争に。

偽物と主張する人は、本物がその値段では安すぎる。億以上の価値はあるものだという。

 

 ここでも、運の良いことに夫婦並んで見ていると、この窯元の作陶家が説明。

「私が焼いたものですが、同じものが大英博物館に私の写真と共に展示されているはず」と。

 

 写真では表現しきれない美しさ。これが石垣ブルーなのでしょうか。

小さな投光器から放たれる光で、怪しく美しく輝きます。ため息しかありません。

 

 この価格を見て再び大きくため息。

尺五寸45センチほどの直径で、実用も出来そうですけれどもねー。

 

 その価格を見た後でこのぐい吞みセットを見ると安価に感じるから不思議。

でも、ふと我に返った。77万円もの酒器で晩酌するほどの身分じゃありませんからねー。

           (続く)

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語彙力図鑑

2023-04-16 06:14:28 | 本の紹介

 興味深い本を週刊誌の書評欄で見つけました。

娘たちに、見つけたか、読んだかと質問する。「欲しいと思っていた」なんて言う返事も。

 

 そこで、さっそく幼い孫たちのいる娘家族にと二冊を発注。

発注翌日には配達される。覗き見たスベルベママは「私も見たい」と言うので追加発注。

 

 そうですよね、頭の柔軟な12歳ころまでには身に着けたいですね。

日頃耳にする最近の言葉は乱暴で、耳障りも良くない場合が多い。全くその通りの内容。

 

 別に高貴な、やんごとなきお方が使う言葉ではなくてもね。

やはり、お互いが感情を害する言葉よりも他の言葉、言い方ってありますよ。

 

 大人が読んでもなるほどと思う内容も盛りだくさん。

言葉で相手に物事を知らせるって、大切な事でコミュニケーションの第一歩ですよね。

 

 最後にはこんな分かりやすい索引まで付いていて親切な事この上なし。

何かに対する問いの答えに、流行りでもある「大丈夫です」なんて言っていません?

 意味の分からない言葉の例として載っていますが、全くその通りだと思いませんか。

さぁー、皆さん。今日からだって遅くはないよ。これ読まないってヤバクない・・・おっとー!

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八重山諸島への旅(星の砂浜)

2023-04-16 05:50:13 | 旅行

 竹富島では有名な星の砂浜へと歩きます。

「白いサンゴの一本道は星の砂へと続く道サーツンダラカムシャママタハリーヌ♪」ビギンの歌です。

 

 遠海はグリーンが濃く見えて手前の浅海は少し濁り気味。

星の砂の正体は実は砂ではなくて、海藻に生息する有孔虫の抜け殻なのだとか!

 

 海が荒れた跡などには多く打ち寄せられと言うがさてどうかな。

皆さんが喜びはしゃぐ巣は見えないから、どうも星の砂は見つからないようです。

 

 皆さんが砂を手に掬い取っては眺めている。

しかし、有ったー!なんて歓声は一つも上がりません。

 

 砂の粒を手にして子細に眺めるけれどやはり見つからない。

でもね、見つからなくても大丈夫。砂浜の陸地寄りには売店があり、売っていますから。

        (続く)

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我慢できずに見に行くコゴメ(食べる!)

2023-04-16 04:01:17 | 山菜

 山裾のコゴメは諦めて、自宅近くの魚野川の支流に行く。

水際の雪解けの早い場所には、少ないながらも青々としたコゴメが見えるではないか。

 

 足元に注意し、川に落ちないように気を使いながら採ります。

 

 さて、収穫したばかりのコゴメと、トウ菜を一緒に早速お浸しに。

懐かしい早春の味です。雪国で暮らす人々にはたまらない味となるのです。

 

 夕食のメニューには何が良いかと相談の結果、津南ポークのモツを炒めることに。

一緒に炒める野菜は、玉ネギとそして採ったばかりのコゴメを軽く茹でて使いました。

 

 小皿に取り、少量の醤油を掛けて頂きます。

塩沢のお酒「鶴齢」の冷がぴったりで、春の宵を楽しむことが出来ました。

          (終わり)

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八重山諸島への旅(蝶々園)

2023-04-15 10:35:48 | 旅行

 水牛車に揺られて着いた由布島。雨のためか皆さんの動きは鈍い。

好奇心旺盛なスベルべ夫婦は夢のような世界へと迷い込みました。入場者は三組のみ。

 

 ここは「蝶々園」と入り口に書いてありました。

入るとすぐに大きくてきれいな蝶が目に入ります。赤色との対比が見事です。

 

 何か所かこんな釣りものがあり蝶が群れている。

きっと甘い水を入れてあり、それを蝶は餌として吸いに集まるのでしょう。

 

 最初の餌場に次ぐ出口に近いところです。

こちらの方が数多く蝶は蒸れ集まっていました。もう押し合いへし合い状態。

 

 この見事な蝶は「オオゴマダラ」という名前の蝶でした。

羽化した殻の蛹も沢山ありました。広いとは言え温室です。「オオゴマダラ」は幸せなのかなー。

 大昔の新婚旅行もそうでしたが、スベルべ夫婦の旅には奇跡的な出会いがありました。

お人好しのスベルべ夫婦は、美しい「オオゴマダラ」の群れにも好かれたのかもしれません。

               (続く)

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