夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

森田友幸著「25歳の艦長海戦記」

2005-05-19 08:33:24 | 本と雑誌

光人社NF文庫 ―駆逐艦「天津風」かく戦えり―なる副題が ついております

平成12年3月に光人社より単行本として出版されたとか

海軍 駆逐艦 このフレーズに弱い私です

まして著者は九州人 1920年3月 福岡県 大牟田市生まれ

私の父は1925年生まれで 志願兵として海軍に入り 駆逐艦に乗っておりました

子供の頃 盆・正月の親戚の集まりで出た戦争中の話を うっかり者の私の耳も頭も 殆ど忘れてしまっています

せめて その時代の本を少しでも集めて 子供達へ こんな時代があったのだと 手渡したいです

ただヒステリックに 戦争はダメだ!と叫ぶのではなく

こういう経過で こんな結果になったのだと 私には 自分の生まれた国の 過去の人々全てを 弾劾したり 非難したりはできません

それは逆に{正義派ぶった傲慢}だと思います

青年士官の心意気と 無謀な作戦への憤り

一人の人間の「思い」が いっぱい詰まった本です

定価は 税抜き571円

付け足し

一日テレビを見ていて 私などより 余程 世の動き ニュースに詳しい両親によれば 徴兵制が検討されている―という噂もあるそうです

自衛隊だけでは イザという時 国を守るに足る兵力を確保できない―などの考えのもとに

戦争放棄―真の平和

よく考えないと 再び日本は戦場になる日が 来てしまうかもしれません

恐ろしいことです


コンスタンティン(竹書房文庫)

2005-05-19 07:24:16 | 本と雑誌
解説の品川四郎氏によれば 原作は「ヘルブレイザー(地獄を粉砕する者)」
既に203エピソードもある漫画とか

原作者 アラン・ムーアは 「砂の惑星」の悪役した頃のスティングさんが 主役コンスタンティンのイメージなのだとか


さてストーリー

子供の頃から奇妙なモノが見えた ジョン・コンスタティン少年は 誰からも理解されず 精神病院におしこめられたり 悪魔はらいにかけられたりする
{いっそ楽になろう}と 自殺を図るが 2分間だけ地獄にいて生き返る

現在は チェーン・スモーカーが祟ってか 肺癌で余命数ヶ月から1年で よく咳き込み喀血する

悪霊ハンターのような化け物退治が本業

酒は飲むし 人間じゃないモノと関係持って楽しんだりもする

映画ではキアヌ・リーブズが演じております

アンジェラ・ドッドソン刑事は 双子の妹イザベルが自殺したことから コンスタンティンとかかわりを持ちます

地獄 悪魔 天使 キリストの血

最後まで神を信じる者は その生は絶望に充ちていても 信じる心を失わなければ・・・・・・

神 キリスト教 

この世に地獄より いでてーと企む悪魔の息子 それに手を貸していたのは・・・・・・・


「ハムナプトラ」のレイチェル・ワイズさんが アンジェラ役

キアヌとは「チェーン・リアクション」以来10年ぶりの共演とか

本は そこそこ楽しめました

映画はね 小難しいこと考えず 悪い奴をやっつける化け物退治モノと思って 出てくる気味悪いモンスターを楽しめばよいのでは?

重箱の隅はつつかず 四角い部屋を掃除したつもりになって

本当の神様って じたばたする悪魔さんが 余り派目を外したオイタをしないようにだけ 目を配っている気がするのです