光人社NF文庫 ―駆逐艦「天津風」かく戦えり―なる副題が ついております
平成12年3月に光人社より単行本として出版されたとか
海軍 駆逐艦 このフレーズに弱い私です
まして著者は九州人 1920年3月 福岡県 大牟田市生まれ
私の父は1925年生まれで 志願兵として海軍に入り 駆逐艦に乗っておりました
子供の頃 盆・正月の親戚の集まりで出た戦争中の話を うっかり者の私の耳も頭も 殆ど忘れてしまっています
せめて その時代の本を少しでも集めて 子供達へ こんな時代があったのだと 手渡したいです
ただヒステリックに 戦争はダメだ!と叫ぶのではなく
こういう経過で こんな結果になったのだと 私には 自分の生まれた国の 過去の人々全てを 弾劾したり 非難したりはできません
それは逆に{正義派ぶった傲慢}だと思います
青年士官の心意気と 無謀な作戦への憤り
一人の人間の「思い」が いっぱい詰まった本です
定価は 税抜き571円
付け足し
一日テレビを見ていて 私などより 余程 世の動き ニュースに詳しい両親によれば 徴兵制が検討されている―という噂もあるそうです
自衛隊だけでは イザという時 国を守るに足る兵力を確保できない―などの考えのもとに
戦争放棄―真の平和
よく考えないと 再び日本は戦場になる日が 来てしまうかもしれません
恐ろしいことです