夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

藤原緋沙子著「雪舞い」祥伝社文庫

2007-04-04 17:44:30 | 本と雑誌

藤原緋沙子著「雪舞い」祥伝社文庫
橋廻り同心・平七郎控

死ぬしかなかったのか? せめて一緒に死ぬことが幸せなのか?「道連れ」

雪駄職人は橋の袂で見守っていた 娘の幸せを 「木守柿」

兄と弟 蒲鉾屋はニ軒に分かれた

元祖と本舗

悪い事が起きては 互いが影にいるのでは?と勘ぐり ただ 事件が起きた時・・・

「雪鳥」企みに乗せられ 妻を斬った男

月日は流れ 男の子供も 同じ男に命を狙われる

いずれ平七郎 いきがかり上 同僚秀太や読売おこうの手を借りて 情と正義を通す

それだけ と 言えば それだけ の話ではあるが


藤原緋沙子著「火の華」祥伝社

2007-04-04 00:41:32 | 本と雑誌

藤原緋沙子著「火の華」祥伝社
橋廻り同心・平七郎控シリーズ第一二弾

かつて黒鷹と呼ばれた定町廻り同心だったが 無能な与力の為 十手を木槌に持替え 橋廻りになった平七郎

彼が出合う事件四つ

「菊枕」 離縁した後も案じ合う夫婦を裂いた男が殺された 渡れないその橋・・・ 再び家族が一つになれる日は来るのだろうか

幼馴染みを頼り殺された男 昔希望を抱いて故郷を出ながら 男達の生き方は正反対に―

恋しい女を惨殺された男は その復讐に命を懸けた

信じて預けた塾は子供達をリンチにかけていた

弱い立場の人間に味方する平七郎が正義の剣を振るう

目新しさはないが手慣れているつくりです