橋廻り同心・平七郎控
シリーズ第四弾
それぞれの橋で綴られる物語
橋廻り同心・平七郎控
死ぬしかなかったのか? せめて一緒に死ぬことが幸せなのか?「道連れ」
雪駄職人は橋の袂で見守っていた 娘の幸せを 「木守柿」
兄と弟 蒲鉾屋はニ軒に分かれた
元祖と本舗
悪い事が起きては 互いが影にいるのでは?と勘ぐり ただ 事件が起きた時・・・
「雪鳥」企みに乗せられ 妻を斬った男
月日は流れ 男の子供も 同じ男に命を狙われる
いずれ平七郎 いきがかり上 同僚秀太や読売おこうの手を借りて 情と正義を通す
それだけ と 言えば それだけ の話ではあるが
橋廻り同心・平七郎控シリーズ第一二弾
かつて黒鷹と呼ばれた定町廻り同心だったが 無能な与力の為 十手を木槌に持替え 橋廻りになった平七郎
彼が出合う事件四つ
「菊枕」 離縁した後も案じ合う夫婦を裂いた男が殺された 渡れないその橋・・・ 再び家族が一つになれる日は来るのだろうか
幼馴染みを頼り殺された男 昔希望を抱いて故郷を出ながら 男達の生き方は正反対に―
恋しい女を惨殺された男は その復讐に命を懸けた
信じて預けた塾は子供達をリンチにかけていた
弱い立場の人間に味方する平七郎が正義の剣を振るう
目新しさはないが手慣れているつくりです