清水へ次郎長一家が帰ってくるところから始まります
本郷功次郎演じる小松村の七五郎が押しかけて子分となります
勝新太郎演じる森の石松が案内し姐さん(阿井美千子)に紹介
で 売り出し中の次郎長(長谷川一夫)をやっかみ陥れ兄弟分と喧嘩させようという企みもあり
もめた話を一旦はやたらさばけた若い代官の山上藤一郎(市川雷蔵)が粋な裁きを見せる
代官は次郎長の人柄を見込み信頼を寄せた
それが次郎長を疎ましく思う平親王らは面白くない
代官を用心棒の無明の仙人(根上淳)に殺させようとする
無明の仙人の姿を見て懐かしそうに声をかける代官の山上
彼等は同じ道場の竜虎と呼ばれる存在だった
落魄の身の無明は自嘲の台詞を吐き止める山上の言葉を振り捨てるように斬りかかるも その刃は躱される
山上は無明の目が見えないことにもすぐ気付いた
黒羽織を投げての受け方が さすがは眠狂四朗様(市川雷蔵さんの当たり役^^)♪
なおも斬りかかる無明に浅傷を負わせ「人を斬るには不便だろうが飯を食うには不自由はすまい
貴様の心眼開く時再び会おう」
そう言葉を残し 夜道を消えていきます
実はこの映画は市川雷蔵様を観たかっただけーなので(笑) もうこれだけで観た甲斐はありました!
この場面だけで もう他はどうでもいいや(爆)
次郎長から言いつかった用を済ませる旅路の石松は いったんは途中で喧嘩支度の次郎長一家に同行しますが 用事を済ませるために別れます
最後の親分は次郎長からの使者に殊更喜び 借りていた金を返さなくてはーと石松に言づけました
前作で石松にからんだうわばみお新の妹分の猩々のお亀(中村玉緒)さんが登場
少しは前作で懲りているらしい石松 お亀を疑いますが 情熱的にお亀は迫ります
で石松 オチます
本当に石松さんが好き 初めての男でした だけど自分のような女ではーと身を引く手紙残し
一夜明ければ お亀は姿を消しています
魂を奪われたように呆け歩く石松は タチのよくない都鳥に騙され連れていかれます
石松の男気につけこみ都鳥は「すぐ返すから」と 二百両を借用
これを返すあてなく博打ですります
姉(近藤美恵子)の所に寄っていた七五郎は石松と出会いました
都鳥の良くない噂を姉弟して教え 石松もこちらへ移ってくるーと言い荷物を取りに戻りますが
既に平親王の者が廻っていて 手を組んだ都鳥に「二百両を集金に行く」と連れだされ 囲まれて戦います
卑怯な都鳥が背後から浴びせた深傷 それでも負けん気 きかん気 清水港の暴れん坊の石松 あちこち斬られつつ どうにか一度は七五郎の姉の家まで逃げてきます
一度は都鳥らの追っ手を胸のすくような啖呵で追い払う七五郎の姉のおゆき
けれど石松はまた連中が戻ってきておゆきに迷惑がかかってはーと傷ついた身で出ていってしまいます
「這ってでも清水へ帰る 親分のもとへ」
そんな石松の耳に聞こえてきたは都鳥の連中の石松への悪口
辛抱たまらず出ていった石松は戦うもー最後は力尽きます
倒れても起き上がり 倒れても起き上がり 血みどろになって戦って
石松を案じ都鳥の家へ行った七五郎と清水から来た小政とはすれ違い
石松の無残な亡骸を見つけたのは猩々のお亀でした
平親王らは 悪辣な手段で代官を入れ替え 賄賂が通じる相手にしていました
そこで石松の遺体を材料に次郎長を一人で誘い出し 大勢で寄ってたかって殺してしまう作戦です
「騙した相手を笑っても 騙された自分を笑う者はいるまい」と罠を承知で一人で出かける次郎長
お亀は罠が待つこと 石松さんの遺体は他の場所にあることを出会った次郎長に教え 石松の形見の刀を渡します
刀を鞘から抜いて刀身の傷つきを見た次郎長「石松 よく戦ったな」
石松を子供のように思っていたーと言います
その間に次郎長は囲まれていました
お亀に「お前さん早く逃げなせえ」言葉をかけて斬りこむ次郎長
その頃 子分たちは次郎長が心配でたまらず 言いつけに背いて追いかけてました
また元々のいざこざあるけれど気は良い次郎長と兄弟分の親分も 次郎長の言葉に感動し子分たちに命令「お前ら何やってる」
子分を率いて本当の敵と戦い次郎長を助けるために出ていきます
さておんぼろ坊主から「剣難の相あり」と死相もあると言われていた七五郎ですが 途中再会した坊主から「死相が消えている 死なない」と言われ すっかり気を良くして財布ごとやります
意気も盛んに斬りこむわけですが 出てきた相手はあの無明 しかも足をとられてこける七五郎
が兄弟分が投げてくれた武器で無明は倒れ 命拾い
占いは当たったんじゃないのかと一人文句言う七五郎
一方悪企みばかりする父親をいさめていた息子は 自分も深手 そして倒れている父親を見つけ「なんで言うことをきいてくれなかった」と悔やみつつ息絶えます
もしかしたらこの孝行息子のために父親は大物になりたかったのかもしれませんが
野垂れ死に 斬り死には やくざの末路
そんな言葉を言う次郎長
子分と共に戦いの場を去る次郎長
バックには富士の山
前作では市川雷蔵さん 吉良の仁吉を演じました
清水次郎長は多くの役者さんが演じておられますが 私は鶴田浩二さんの清水次郎長モノも印象に残っています
清水みなとの名物は~と 「旅姿三人男」など思い出します
特筆すべきは 若き日の中村玉緒さんの可愛さ
ちょっとお人よしで情にあつい石松 おだてと女に弱くって身内思いーそんな石松に次郎長よりも焦点あてられた映画でもありました
この映画の情報あるサイトさん↓
昨夕はホルモンうどんを作りました キャベツ チンゲン菜 ニラ もやしなど野菜は適当に タレに漬けておいたホルモンのっけて タレかけて 蓋して煮るだけ 簡単です 途中 適当なところでうどんを加えます
長男の朝ごはんはワンプレート オムレツ ほうれん草のソテー 炒めたウインナー
姑に届ける鯵を焼いたのと大根おろし
曇れども雨降らず
ここんとこ「あまちゃん」厳しい展開で ちょっと観るのが辛いです 頑張れアキちゃん
もう無理なのでしょうけど アイドルになってセンターのユイちゃん 見てみたかったです
来週はユイちゃんが海女になるとか言い出す展開らしいですが
今日は引き出しから太巻さんが銃でも出すかと 対抗してハンガー構えた水口さんが面白かったです 松田龍平さん 色々な演技が出来る役者さんですね