ウクライナ問題と航空機撃墜(確かではない)の責任問題とで 欧米がロシアに経済封鎖をかけるらしい
もしもそれらの問題にロシアに責任があれば なんらかの「お仕置き」は必要だと思う
ただそこで得するのは狡い中国だけのような気がする
我が国だけはロシアの敵ではありませんよ(しかし味方でもない)として
すると中国とロシアが手を組む
欧米が最も避けたいはずの構図になる
日本が戦争には勝ち続け経済的にも伸びた富国強兵の政策の頃
日本へ脅威を覚えて経済面での嫌がらせのような封鎖をかけて もういよいよ日本が短絡的な選択ではあるけれども
その愚かな選択肢しかないように思いこませたのは 主としてアメリカのやりようであった
いわば日本はのせられて敗戦へのレールを走ったことになる
(とは 死んだ父が言っていたことでもある で子供が小学生の頃 学校の課題で戦争についてレポートを書くことになり 初めて真剣に戦争について書かれた本を色々集めて読んだ
そうだったのかーと思ったことも多い)
今 ロシアを追い詰めて音をあげさせようというアメリカ
それに乗っているように見える欧州の国々
ただ一枚岩とは思えない
さらなる戦争のひろがりへと世界が進んでいるように見える
日本の中にこそ戦争は無いが 世界では今も戦争があり子供たちが犠牲になっている
その悲劇をひろげるか 食い止めるか
現在の政治家たちの責任はひどく重いのだ
元総理でもある野田氏は 「幽霊が出るから(幽霊がこわいから) 公邸に住まないのか
そんなことで危機管理ができるのか」と言いがかりをつけたそうだ
言いたいことはともかく 笑いをとろうとしたのかもしれないが居酒屋の会話でもあるまいに
情けないーと思う
いったい国会中継を見ていて思うのは なんでいつも「しょうもない」ことばかりをぐだぐだしつこく言いたてるのかと
もっともっと大きな大切な問題がいっぱいあるだろうにと
広く大きな視野で世界を観なくては 見なくては
世界は戦争だらけに略奪し放題になってしまう気がする
他の国へ押しかけていき「歴史的に自国の領土」であったと言って恥じない泥棒国がある
そしてぶんどった国の正当な国民を殺していき 追い詰めていき
テロリストだと処刑する国
「これは自分の国の国内のことだから よその国は口出してくれるな」
また自分の国の学生たちすら一部の権力者にとり都合が悪いと 戦車で殺す
そのマトモではない国は あちこちの国の資源泥棒をしては自分の国のものだと言い張っている
また自分の国の兵士たちはべトナムでも残虐な行為を繰り返しながら他の国ばかりを責める国
国民を押さえつけたソビエト連邦の時代から「自由な」国としてのロシアへと
国民はそう願ったはずなのだ
ロシアには正しい道を選択してほしい
昔とは違うのだと
いつまでもハリウッド映画の悪役としての国ではないぞと
国と個人の口喧嘩を比べてはいけないが
亡くなった母は口喧嘩や言い合いをする時に 完全に相手をやりこめるのではなくして
相手への逃げ道も残しておいてやりなさいーと言った
外交 交渉でもそういう考え方は必要ではないかしらと
最近ますます思います
現状打破への選択肢が戦争であってはならないと