不信の鎖 警視庁犯罪被害者支援課6 (講談社文庫) | |
堂場 瞬一 | |
講談社 |
村野は婚約者と一緒に居る時 交通事故にあった
捜査一課にいるのは足の状態から無理となり 犯罪被害者支援課へ
婚約者の愛とも別れる結果となった
事故から車椅子が必要な身となった愛も犯罪被害者支援の仕事をしている
今回 村野が支援しなくてはいけないのは大崎社長
二年前 大崎の娘は殺されたが犯人は逮捕されないまま
強盗殺人で逮捕された男が実は自分が犯人だと言った
大崎の会社は何かと黒い噂があり 今回もそれに関しての記事が出る
ネットにも流れる
そうした中 大崎が襲撃された
人が殺されたら その死により利益を得る者を疑うべきだと
その利益が欲しいばかりにー
子供達を競うように育てたことが失敗か
野望と欲と
傍若無人な振舞いをする大崎に辟易しつつ 村野は真相に迫っていく