夢見るババアの雑談室

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ほぼ身辺雑記です

あさのあつこ著「花を呑む」 (光文社文庫)

2019-04-15 01:28:27 | 本と雑誌
花を呑む (光文社時代小説文庫)
あさの あつこ
光文社




その男は牡丹の花を喉に詰めて死んでいた
部屋には女の幽霊
見た女房は気を失った・・・

そんなふうに東海屋の主人は死んだのだと


おかしな死に方をした人間がいれば仕組んだ人間がいようというもの

事件を探る伊佐治には家にも気懸かりがあった
二度とも身ごもった子供に死なれた息子の嫁のおけいの様子

遠野屋清之介には重病の兄から薬代として500両の金をとー


家を飛び出し帰ってこないおけい

身許がはっきりしない女の死体


花の匂いのする女

やがて全体の絵が見えてくる

人を殺しても世間の同情を買い死罪は免れた女
木暮信次郎と奇妙な縁ができた恐ろしい女

人殺しなど何とも思わぬ女

この女はもっともっと化け物のようになってまた江戸に戻ってくるのだろうか

シリーズは「雲の果」へと続きます


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