夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

中山七里著「作家刑事毒島(ぶすじま)」 (幻冬舎文庫)

2019-07-12 14:06:34 | 本と雑誌
作家刑事毒島 (幻冬舎文庫)
中山 七里
幻冬舎



中山七里作品のお馴染みキャラである犬養刑事がとても嫌がる人物がいるらしい
苦手にしているというか 犬養刑事を育てた人間でもあるのだが
取調べ中に容疑者が自殺した

その責を取る感じで一度は退職
しかしその能力を惜しまれてか復帰

けれど作家としての顔も持つ毒島

特徴「うふうふふ・・・」なる笑い声をたてる
相手が死にたくなるほどの毒舌


毒舌とはいえ もっともな事を言っていると思うけれど^^;


犬養刑事と組んでいる高千穂明日香は 文壇絡みの殺人事件で毒島に話を聞くこととなる


「ワナビの心理試験」
「編集者は変質者」
「賞を獲ってはみたものの」
「愛涜者」
「原作とドラマの間には深くて暗い川がある」

いずれの作品も一時間ドラマに丁度良いような内容です


解説は作家の知念実希人氏

中山七里は改造人間であるーから始まり 軽やかにに作家・中山七里の姿を紹介してくれています


BSプレミアム ドラマ「ベビーシッター・ギン」

2019-07-09 20:21:03 | テレビ番組
土曜日にBSプレミアムで「鴨川食堂」(萩原健一さんと忽那汐里さんがいっぷう変わった食堂を経営する親子役)再放送中
原作も好きなドラマで 割りと懐かしい気分で再放送を予約録画して観ています
続けてアガサクリスティ原作の海外ドラマも

そしたらドラマの宣伝で「ベビーシッター・ギン」と出て びっくり

ーと言うのも「ベビーシッター・ギン」は1997年から2007年にかけて描かれていた大和和紀先生の漫画でね
丁度 子育て時代だった私は 単行本を追いかけるように買って読んでいました

講談社漫画文庫だと全4巻

ご存知の方も多いでしょうが大和和紀先生の作品は他にも「はいからさんが通る」は映画化 アニメ化もされており 宝塚歌劇でも花組により舞台化

紫式部原作の「源氏物語」を「あさき夢みし」のタイトルで新たな切り口で漫画化されました

その昔には「ラブパック」なんて楽しい作品も
ロマコメと言えば集英社なら忠津陽子先生
講談社なら大和和紀先生ーなんて時代もありました

学生時代からずっと追いかけるようにコミックス買って読んでいた漫画家さんの一人です


ベビーシッター・ギンの主人公下落合ギンは ちとクラシックな英国婦人のいでたちで依頼先に現れますがー長身の男性です

漫画を読んでいた頃 実写化できるなんて思ってもみませんでした

やはりコメディーですし 現実の物語にするには かなり無理があるのではーと思いつつ

気になって 気になって
観てしまいました

ギンを演じるのは大野拓朗さん

コメディーは「猫忍」でも達者な演技を見せておられました

NHKの朝ドラだと「わろてんか」のキース役も良かったですね

英国ナニー協会認定のベビーシッターという触れ込みのギン
ギンは派遣先の家庭のトラブルを子供たちの幸福の為に かなり突飛な方法で解決していきます

まるで幸せを残していくメリー・ポピンズのように

驚いたのはミュージカルのようにギンが歌って踊るシーンがあります

大野拓朗さんの歌も踊りも良くて
ああミュージカルの経験(「ロミオとジュリエット」のロミオ役 「エリザベート」のルドルフ役など)もあったのだと思い出しました

184cmの長身で奇抜な衣装も着こなし 
ギンが自宅(豪邸です)で長い髪をおろしていても美しく

男性が女装した時のキワモノ感もありません

ギンは そういう生き物なのだーと妙に納得させる力を持っています

ギンの妹役にゆりやんレトリィバアさん

下落合家の執事として竜雷太さん

イケメン好きの女性で高橋ひとみさん

漫画には無いドラマゆえの設定も変更もありますが
それも観ていて「こう 来たか」と楽しいです


大野拓朗さん 目が離せない俳優さんになってきました

書店にて

2019-07-09 20:12:05 | 子供のこと身辺雑記
先日 書店で数冊買った

するとレジの美人のお姉さん ぼそぼそと何か言って「一つ選んで下さい」

????と思いながら 手近なのを一つ「では これを」と言ったら

買った本の中の一冊が角川文庫
カドフェス対象本とやらで ミニクリアファイルがいただけたのでした

知らなかったので ちょっとビックリ
「有難うって言わなきゃいけなかったんだわ」
事情が分かって言ったら

レジの美人のお姉さんも笑顔






バッグに入れて領収書とか 病院で受け取る失いがちな^^;検査の予定用紙など入れるのに良いサイズ♪

読みたい本を買ってオマケまで貰って良いのかしらん
などと思ったのでした

BSプレミアム放送「無実はさいなむ」(原作アガサ・クリスティー  放送回数3回)

2019-07-09 09:42:20 | テレビ番組










アーサー・カルガリー (ルーク・トレッダウェイ)- 地理学者

レイチェル・アーガイル(アナ・チャンセラー) - 資産家

レオ・アーガイル(ビル・ナイ) - レイチェルの夫



<アーガイル家の養子たち>

メアリ(エレノア・トムリンソン)-養母レイチェルの母親としての愛情を渇望  夫フィリップの言動にも苦悩する

ミッキー(クリスチャン・クック)-過去の経緯から屋敷を離れていたが

ジャック(アンソニー・ボイル)

ティナ(クリスタル・クラーク)-おとなしそうに見えるが 正当な怒りは爆発させることもできる

ヘスター(エラ・パーネル)-カルガリーが何故 精神病院に入院させられたかを知り 理解を示すようになる





フィリップ・デュラント(マシュー・グード)- メアリの夫 軍人としての負傷で車椅子生活 痛み止め(モルヒネ)が必要



グェンダ・ヴォーン (アリス・イヴ)- レオの秘書 レオの不倫相手 レイチェルの死によりレオと結婚できることとなり レイチェルの死を喜んでいる

カーステン・リンツトロム(モーヴェン・クリスティー) - アーガイル家の家政婦 15歳で施設から引き取られた





イギリスのBBC制作で2018年にドラマ化
脚本はサラ・フェルプス
ドラマは原作とは真犯人を変更してあります

第二次世界大戦の頃が舞台

冒頭 おそらく誰かに頭を殴られたらしい女性が倒れていく
壮麗な屋敷の女主人レイチェル
彼女は血の繋がらない5人の子供達を育てた

外から見れば理想的な家庭をつくりあげた女性

幸福そうな家族・・・と見せかけて


倒れたレイチェル
悲鳴を上げ続ける家政婦のカーステン
カーステンを背後から抱いて落ち着かせようとするレイチェルの夫のレオ

寝間着の前が何故か血で汚れている末娘のヘスター


レイチェルが殺された時 家族は何処に居たのか
犯人は誰なのか

家族はレイチェルをどう思っていたのか

養子のひとりであるジャックが荒っぽく逮捕され 面会に来た養父のレオを罵り
刑務所の中で死んだことが明かされます


それから一年半過ぎて 屋敷の中を得意げに動くグウェンダ
彼女はレオの後妻におさまる予定
この屋敷は自分のものと 飾られているレイチェルの肖像を馬鹿にしたように見ます

レオは家族の前で彼女との再婚を宣言

予定外の訪問者はー
真実の為にと遅れてきた彼・・・
アーサー・カルガリーは言います
ジャックにはアリバイがあった
自分が彼を車に乗せた男だと
仕事でこちらに居なかったからー事件の事を知らなかった

ジャックは嘘は言っていませんでした
癇癪持ちで家族の秘密を暴いたり 家族の友人達に不快な思いをさせていた 嫌われ者のジャック
人殺しも彼ならやっただろうと思われてしまっていたジャック

だがアーサーは特殊な病院の患者であったことが判りー
言葉を信じてもらえません
終わっていた 解決済みの事件に余計な波風を立てたように思われてしまいます

悄然と屋敷を出たアーサーを襲ってくる車がありました
運転していたのはレオの友人でジャックを逮捕したグールド署長
実は彼にもジャックの口を塞ぎたい理由がありました
当然アーサーは身を守る為に車から逃れ 運転を誤ったグールドは交通事故死しました
警察の人間でありながら正義感は自分の外聞の為には有していなかった男
当然の報いと申せましょう

アーサーは屋敷に戻ります

やがて明かされる真実

長女メアリーの夫のフィリップは戦争で負傷
車椅子生活に
それで性格が歪んだのか 元々か
庭でブランコを漕ぐヘスターの両足など眺め にやにや
とても美しいメアリーだのに
彼女には冷たく酷い態度をとり 用事で部屋に来たヘスターには強引にキス
現場をメアリーに見られても これくらいの余禄がなくてはーなどとぬけぬけと言い捨てます

メアリーは幸福ではありません
彼女の人生にこの男は必要・・・でしょうか
メアリーなら もっと良き男性と出会うべきかと

彼女はレイチェルからも 母親の愛を感じさせてもらえませんでした

そうしてフィリップはアーガイルの家から金を奪う為にアーサーに近づき相手にされないと
今度は犯人に勘づき その言動が犯人に気付かれ殺されました

ミッキーとティナは密かに愛し合っておりましたが
ジャックにレイチェルに密告され 引き裂かれました

レイチェルに「尻軽」などと罵られ ティナは深い心の傷を負います
彼女はレイチェルが殺される前に家を出ていました


ヘスターは自立を選び 家を出て カーステンにだけ連絡をとっていましたが
カーステン宛ての手紙を読んだレイチェルが彼女が結婚しようとしている事を知って

ヘスターの留守にヘスターの恋人に多額の手切れ金を与え出ていかせ
帰ってきたヘスターを騙して薬入りの飲み物を与えて 意識を失わせました
意識ない彼女を病院へ運び
不倫のー適切でない相手との子供を妊娠していないか調べさせ
妊娠が判ると 産まれてはいけない子だからと ヘスターの意識が無い間に処置させてしまいました

意識ないまま屋敷に連れ戻されてしまったヘスター
だからレイチェルが死んでカーステンが悲鳴を上げた時
彼女の寝間着は堕胎手術の後の出血で汚れていたのです


その日 レイチェルは夫がグウェンダと関係している姿を見てしまいました

ああーまたもや
この男はこの年齢になっても まだ妻である自分の目を盗み 私の屋敷でこんな事をするのかー

グウェンダにレイチェルは言いました
夫がこんな事をするのは初めてではないー
グウェダが安っぽい女だと告げ 言い返したグウェンダを殴り
殴られたグウェンダは鼻血を出します


レイチェルは夫にも離婚を言い渡しました
財産があるのはレイチェル
夫のレオの研究を「金にもならない研究」とも侮蔑の言葉を

幸福な家庭を築こうとしたつもりだった
独りよがりではあったけれど レイチェルなりに
虚しい心を埋めようとしてきた

とうとう母親にはなれなかったレイチェル

ーこの女さえいなければ!

レオはレイチェルを背後から殴打

殴られても少しの間は生きていたレイチェル

朦朧とした意識の彼女の前に姿を見せたのは家政婦のカーステン

彼女は秘密を暴露され裏切られたと

ジャックがカーステンが本当の母親だとレイチェルに教えられてしまったのです


ジャックとレイチェルの言い合いの中で ジャックは自分なんかを施設から引き取るからだと
そんな意味の言葉を言い かっとしたレイチェルは言ってしまいました

そうじゃない 施設から引き取ったんじゃない
ジャックのその問題ある性格は父親に似たのだと
それにジャックの母親はずうっと傍にいたのだと



ジャックはカーステンに会いに行きます
いつもの唇をゆがめたような冷笑的な表情は跡形もなく消えており 真摯で素直な表情
カーステンを自分の実の母を見る目は 苦しみと思いやりと微かな優しさもうかがえます

本当の素の姿を見せているようでもありました

「つらかっただろう」とジャックはカーステンに言いました
「どうして耐えられたのか」とも


「他に方法がなかったから」とカーステンは答えます

外出しようとするジャックにカーステンは尋ねます
「帰ってくる」

「もちろん」と答えるジャック

その手はカーステンを抱きしめようとしたか 触れようとして果たせず
ジャックは出ていきます


それがカーステンが生きているジャックの姿を見た最後でした


ジャックは逮捕されて レオが面会に行ったあとで死にます


面会に来たレオにジャックは自分の父親が誰かを知っていると話します
裁判で全てを明らかにしてやると
レイチェルに引き取られるまで施設育ち
自分の部屋も持ったことが無かったカーステン
屋敷に来て与えられた自分ひとりの部屋
まだ15歳の少女
その少女を襲ったのが・・・・自分の欲望の餌食にしたのがレオ

カーステンの妊娠を知った時 レイチェルは彼女を責めませんでした
全てはレオが悪いのだ
自分の夫が
生活力(稼ぎ)もろくになく 役に立たない研究と称するものを続け
妻の誇りは傷つける
彼女の屋敷で彼女が引き取った娘を襲う醜悪な男

カーステンの産んだ息子を自分の養子として育てる
そうすればカーステンは自分の子供の傍で暮らせるから
でもこれはカーステンが産んだ息子にも話さない

そうレイチェルはカーステンと約束し

傍からは不思議に見えても レイチェルとカーステンには秘密を共有する謎の友情めいたものもあったような
(このドラマではーです)

レイチェルがジャックに実の母親のことを話したことで 約束は破られこの奇妙な友情は壊れてしまった
耐えて生きて来たカーステンへの裏切り

きっとカーステンは ずうっとジャックの言動に心をいためてきたのでしょう

どれだけ自分が母親だと言いたかったことか


全てを知ったジャックは母親の仕返しをしたかったのかもしれません
体面に拘るレオの正体を裁判で明らかにするーと
何もかもぶっちゃけるのだと

家庭のことでやはりジャックに明らかにしてほしくないグールド署長と レオは話します
そしてグールド署長は手を打ち ジャックは殺されたのです
刑務所の中で喧嘩し 相手に殺されたことにして

レオは最初からジャックを犯人に仕立てようとしており つまりレオの言葉の為にジャックは逮捕されてしまった
本当はきちんとアリバイがあったのに

顔の半分が傷だらけだったジャックの遺体
カーステンは傷のある側を布で覆いました

ずっとずっとジャックの死を悼み嘆き哀しんできたカーステン
その彼女はレイチェルを殺した本当の凶器を知りました

レオの部屋に置いてあるー


どういう神経でしょう
妻を殺した凶器を部屋に置いたままにしておくなんて
人としてぶっ壊れているのかもしれません

アーガイル家の貰われっ子たちは カーステンの事は信用し慕っておりました

真実を知った血の繋がらないきょうだい達は 養父レオと対決します

けれど その前にレオは再びジャックのアリバイを証明できるアーサー・カルガリーを病院へ戻そうとします
レオの企みを知ったきょうだい達がアーサーに「すぐ逃げる」ように庭から告げにきますが 間に合わず
アーサーは病院へ強制的に運ばれていきました


カーステンの糾弾の言葉を 「再婚相手に自分が選ばれなかった 逆恨みだ 」
養子たちへも 父親の自分への態度を罰する旨のことを話しますが


カーステンはレオの部屋にあった レイイェルを殺した凶器を持ってきていました

それから何があったのか


メアリー ミッキー ヘスター ティナは 真実を明らかにするために来て レオの為に再び入院患者にされてしまっていたアーサーを迎えにいきます

アーサーが精神病院の患者にそもそもさせられたのは 恐ろしい兵器になるものを その計算を完成させてしまったから
この研究を続けたくなかった
それは原爆です

アーガイル家のきょうだいの姿を見て それまで虚ろな表情をしていたアーサーの口元に微笑みが浮かびます
ヘスターはアーサーの患者にさせられた理由を知って 好意を抱いているようで


そして車から降りるティナに手を差し出すミッキー
嬉し気な表情でその手に触れるティナ

二人の愛は 引き裂かれても死んではいなかったようです


ボートから落ちて死んだ
妻の殺害犯であることを認めたあと自殺したかと アーガイル家のきょうだい達には思われていたレオは 実は生きていました

レオが死んだように見せかけたのは カーステン


彼女の息子を死なせた男への復讐の手始めとして

屋敷の地下のカーステンしか行かない場所にレオは閉じ込められています

やがては狂うか飢えて死ぬか

「出してくれ!」
ドアの向こうのレオの叫びに満足そうな笑みで背を向けるカーステン


そう 原作とは異なる犯人
そして終わり方です


レイチェルはこの結婚にしがみつくべきではなかった
とっと縁切り 追い出せば良かったのです

それで彼女の心も人間性もゆがんでしまった

ジャックは一番正直でマトモだったかもしれません
だからこの歪んだニセモノの家庭をただしたかった

そして失敗した


こうして繰り返しドラマ化されるアガサ・クリスティーの作品
いかに今も愛され続けているのか

学生時代 繰り返し読みふけったことを思い出しました





このドラマについて詳しい情報あるサイトさんです↓

https://dramaeveryday.com/mujitsu/

https://blog.goo.ne.jp/comiy5891/e/9851d6acc0d36cf73d44fcb1b01a4b0b

https://osusume-kaigaidrama.blogspot.com/2019/06/AgathaChristie.OrdealbyInnocence.html

風は強いけれど青空が出ています

2019-07-07 15:11:43 | 子供のこと身辺雑記
子供が小さい頃はー結構大騒ぎして 笹とか短冊とか用意していた7月7日
七夕

けれど 今や 西瓜買ってあった これ食後の果物にしよう
亡き母が好きだったから ちょっとだけ仏壇にも供えてーと
実にいい加減






イベントは苦手で
七夕らしい食事って おかずって何?!と いまだなる情けなさーー;

いっそ夏らしいでしょと作ったお昼ご飯



動機 とうもろこしが安かった
蒸してからフライパンにバター溶かして焼き色つけて 味醂・砂糖・醤油を混ぜたタレかけてちっと焼くだけ

冷やし中華
切った胡瓜(姑の裏庭に主人がささやかな畑作って実ったのをくれたの)
薄焼き卵
トマト
カニカマ
焼き豚ーのっけてタレかけてマヨネーズもぶっかけただけ

サラダ
メロン
以上で 夏定食と言い張った(笑)お昼ご飯

夏定食と打とうとしたら 変換が「夏停職」なんて縁起悪いと打ち直したら 焦ったせいか 今度は打ちミスで「夏退職」
もっと縁起が悪くなってしまった^^;
おそろしや・笑
お昼は冷やし中華にしたから 夜は素麺っていうのもねえ・・・

お墓参りに行った帰り 今度は仏壇用のお花を買いにいつものご近所の花屋さんへ行ったら・・・
滋賀県の美術館に行かれたとかで 御土産の可愛いうさぎのお菓子をいただきました



仏壇にお供え中~~~








ご近所の親しい方から頂いた宮崎県産のマンゴー二つ

幼稚園からの友人が送ってくれたメロン



おかげで仏壇前は俄然 賑やかになりました

気が早いけれど お店で見かけて 買ってきたお盆のお供え菓子



これは近所のお店で売られているレモンケーキ




あと宮崎県の従兄が送ってくれた宮崎県の豚肉
しゃぶしゃぶにすると美味しいそうな♪






神戸の叔父からは まずは素麺ひと箱が届きました
お礼の電話をかけたら まだあと3種類届くからーと
叔父さん いつも有難う 気にかけてくれて
そのうち遊びに行くからね!

・・・・と 有難いことに色々な品が届いた日曜日でした

さて夕飯おかずは どうしよう
思いつかない時にはカレーに逃げることが多い私ですが
先週 一度作っているから




鶏もも肉に塩胡椒とカレー粉ふりかけ 小麦粉まぶしたのでも焼こうかな
それとポテトサラダと

ああ 全然 七夕らしくないぜ・爆


いいや
七夕へのロマンは世間の方々に任せよう~~~~

夏 とうもろこし ポタージュでも作ろう





野菜サラダの上にのっけた鶏もも肉の焼いたのに焼き鳥のタレをかけただけ
野菜サラダの具
茹でて皮をむき厚めの斜め切りしたじゃがいも
ゆで卵切りで縦・横と2回切った茹で卵
レタスと胡瓜など
レモンの絞り汁・マヨネーズ・黒すり胡麻を混ぜたので和える



コーンポタージュスープ
玉葱の薄切りをバターで炒めてとうもろこし・固形ブイヨン・耳を切り落とし角切りにした食パンを加えて煮てミキサーにかけて
鍋に入れ 牛乳を加えて 塩胡椒少々で味付ける

切り落とした食パンの耳は揚げるか炒めるかしてクルトンー浮き身として使う




食後の西瓜

「Catch Me if You Can」 (2002年 アメリカ映画)

2019-07-07 09:47:44 | 映画
キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン [Blu-ray]
レオナルド・ディカプリオ,トム・ハンクス,クリストファー・ウォーケン,マーティン・シーン,ナタリー・バイ
パラマウント




タイトル「キャッチ ミー イフ ユー キャン」とは鬼ごっこの時の「できるもんなら つかまえてみろ」から
日本なら「鬼さん こちら」になるのかな

映画のモデルとなったフランク・アバグネイルは実在する人物
フランク・ウィリアム・アバグネイル・ジュニア 1948年 4月生まれ
現在は アメリカ合衆国のセキュリティ・コンサルタント
十代で詐欺に手を染め20代初めに逮捕された
(手形詐欺・小切手詐欺・身分詐称・脱出)
航空機のパイロット・医師・連邦刑務局員・弁護士―などなどに成りすましたのが実に十代の時

トム・ハンクス演じるカール・ハンラティのモデルとなった捜査官が亡くなるまで親友であったと
現在は金融詐欺のコンサルタント会社を経営
3人の息子の一人は 連邦捜査局に勤める

この特異な人生は本となり 注目を集め 映画化されるにいたる

日本で言うなら「本物は誰だ」的な番組にも出演「To Tell the Truth」


監督スティ―ヴン・スピルバーグ

フランク・アバグネール(レオナルド・ディカプリオ)

カール・ハンラティ(トム・ハンクス)

フランクの父親(クリストファー・ウォーケン)

フランクの母ポーラ(ナタリー・パイ)

医師を装うフランクが結婚しようとする看護婦ブレンダ・ストロング(エイミー・アダムズ)

ブレンダの父ロジャー・ストロング(マーティ・シーン)


映画では最初フランクの父親は名誉ある人で家庭は幸福

父と母は戦争で出会った
ポーラはフランス人
戦い疲れた兵士の前に現れた金髪美人
一目その姿を見て言葉も通じないのに国に妻として連れ帰ろうと思い実行した父フランク
仲良くダンスする両親

だがその幸福は壊れてー金銭的に困窮
フランクは制服も無い荒れた学校へ転校やむなしとなるも そこで教員として振舞い
様々なことも企画
だがバレて退学

父親は息子の度胸を認め笑う
母親は父の友人と浮気する
これに気付いたフランクの気持ちが
まだ少年
理想的だった家庭がー

母親は嘘で誤魔化そうとして口止めに小遣いを与えるが
「お父さんには言わないわよね」


やがて離婚 それでも妻を熱愛している父親
フランクは母親の方に引き取られるが
彼は母よりも父が好きだったのだろう

犯罪に手を染めてからも父親には会いに行くし連絡もとっている


だが 母親は再婚した

フランクは最初 小切手とかで銀行から金をだまし取ろうとしていて
パイロットや医師などの身分の人間が信用されやすいと気付く

学校新聞の取材の振りで調査したり映画なども らしく振る舞う為の参考とする
時にはショーン・コネリー演じる役さえ

犯罪生活の間には逮捕寸前 捜査官と鉢合わせなんてこともあったが
持ち前の度胸と演技力で どうにか逃げ切る

自分にたどり着いたカールには いつしか懐かしささえ覚えるようになり クリスマスには挨拶の電話さえかける

自分を追い詰める相手なのに

医師になりすました病院でフランクは看護婦のブレンダと親しくなり 結婚を考えるようになる

ブレンダの父親と会った時 「僕は何者でもない」と本当のことを言っている
その言葉がブレンダの父親ロジャーにフランクを信用させて 娘との結婚も認めて司法試験を受けられるようにしてくれる
そして司法試験に受かったフランクはロジャーと同じ職場で働くこととなる

だがーカールは追いかけてきていた

再び フランクは大胆不敵なやり口で逃亡

まるでカールとの追いかけっこを愉しむように



カールはフランクが使う言葉から彼がまだ十代ではないかと推察
家出人探しでフランクの母親の家へ行き 遂にフランクの本名を突き止める

フランクが各国で使う不正な金

それを作る為の本拠地が・・・・フランクの母親の出身の村ではないかと

こうしてフランクを捕まえたカールだが
彼を劣悪な状況の刑務所からアメリカへ連れ出す為にも動いてくれていた

幾度か逃亡を試みていたフランク

アメリカへ向かう機内で 「父親に電話したい」とカールに頼むフランク


しかし父親は電車に乗ろうとして足を踏み外し 死んでしまっていた
嘆きの声をあげるフランクを落ち着かせようと トイレに連れてくカール

航空機のトイレからフランクは脱走

かつてフランスの村でフランクがカールにつかまったのもクリスマス

フランクは母親が暮らす家を外から眺めていた
母親は再婚した男との間の娘を産んでいる
父親違いのー異父妹

その家にフランクが入る場所はない
居場所はない


そんな孤独なフランクをパトカーが取り囲む

カールの乗る車へ乗せてくれーと告げるフランク


こうして収監されたフランク
時々 会いにいくカールに カールが結婚指輪をしていることから その家族のことなど尋ねるフランク
カールは離婚していて娘は別れた妻と暮らしている

カールも淋しい男なのだ
カールの仕事(追いかけている犯罪)の話を聞いて 手口など推察するフランク

それはおおいに役立つものだった

こうした事が重なりカールは上層部にかけあい フランクの知識が捜査に有益だと認めさせる
刑期は短くなり -FBIの金融犯罪課で働けと

カールがフランクの指導と目付(監視)のような役割で


こうして働くようになったフランクだが カールの目が届かないと思っている時間に逃亡し犯罪者生活に戻ろうとする
見透かして追ってきたカールはフランクに教える「FBIの上層部に話し お前の釈放まで4年かかった」

4歳から別れて暮らしている娘のグレースは15歳になった

十代でまともな家庭を失い犯罪生活に入り 気にかけていた父親も死んだフランク

そんなフランクをいつしか自分の家族のように思うようになっていたかカール
大切な存在だと

お前は戻ってくる 信じているから自分以外は追いかけてきていないーとパイロット姿のフランクを置いて去るカール

職場でカールはフランクを待っている

待っている

そしてカールが他の職員たちと偽造小切手を検分していた時
「見せてください」と手を出したのはフランク


彼は戻ってきた

追われる人間から 犯罪者を追う側の人間として

そんなフランクにカールは尋ねる「司法試験に受かる為にどんなテを使ったのか」と

フランク「不正はしていない 2週間勉強したら受かった」


そう もともと頭がいい 優秀な頭脳の持ち主なのだ


犯罪証拠品を見ながらフランクは言う
「かなり頭のいい奴だ とにかく捕まえよう」


字幕が入る
ー現在フランクは結婚して26年(映画公開当時) 3人の息子に恵まれ穏やかに暮らしている
1974年に釈放されて以来ーFBIに協力
偽造小切手事件の犯人逮捕に貢献した

今や銀行詐欺の権威である

またフランクは偽造防止小切手を考案
銀行や大企業が日々それを使っている

その報酬額は年間 数百万ドルに及ぶ

フランクとカール(モデルとなった捜査官)は今でも親しい友人である(映画公開当時 現在は故人)-



追う側がいつしか追われる側の人間を認め その将来を案じ
追われていた側も 相手の心に 自分の心を開く

映画ゆえの脚色もありますが
ご覧になって損はない映画だと思います




ちなみに宝塚歌劇団でも「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」は星組 トップスター紅ゆずるにより舞台化されております
フランクは紅ゆずるさん 追う捜査官は 先ごろ退団された七海ひろきさんでした



この映画の詳しい感想などあるサイトさん↓

http://www.sakawa-lawoffice.gr.jp/sub5-2-a-107catchmeifyoucan.html

「だ・れ・だ・・・・・」

2019-07-04 08:38:49 | 自作の小説
ー殺す男ー

知らないアドレスから送られてきた「あなたの全てを知っています」に始まるメールは男をギョッとさせた
迷惑・詐欺メールの類(たぐい)に決まっている
そう思いつつ そのまま削除できなかったのは 男に心当たりが多すぎるからだった

男はーこのままにはしておけないー
そう考えたのだ
送り主にとっては不幸なことに この男は・・・いささか拘る性質だった
それなりの変な技術と知識もあり 駆使することに「力」が感じられて好きだった

その男の中は 今
ー誰が送ってきた
送り主は 誰だ 誰だ 誰だ!ー
その思いでいっぱいだった

ひっそりと人を殺し続けてきた男
好みの女性を見つけると尾行して その生活を調べ上げ
襲いやすい場所を選ぶ
狙い続けていると うまく事が運ぶ時間が必ず見つかる

廃墟のようになっている空き家は多い
存分に遊べた

根気と我慢強さ
これと狙いをつけたら諦めないこと
それが大事だった

男はこうした異様な執念深さで自分にメールを送ってきた相手を突き止めた


ー殺される男ー

ちょっとばかり人よりあった知識を利用して 小遣い稼ぎをしていた男

この世には 人に知られたくない秘密を持った人間が案外といるもので

男が送るメールに反応してくれる人間は割といた

便利なシステム

その男のもとに 届いたメールは
「人に話されては困ります 私の何をご存知なのでしょう ぜひともお会いしたいです」
男は鼻であざ笑う
ー時々こんなどうしようない馬鹿がいる
ー誰だ こんなメールにひっかかった馬鹿はー

メールにあった画像に 男は逡巡する
その自分だとする画像は とてつもない美女だった
しかも深い胸の谷間

ごくりと唾を呑みこむ

たいてい「釣り」のインチキだろうが もしもこれだけの美女が本当に 本当に来るのならー

約束した場所に現れるかどうか こっそり見るのだけなら害はあるまいーと男は判断する

もしも美女がいなかったら 自分をひっかけようとした相手から どうにかして一生かけて金をだまし取り続けてやる

スケベ心は破滅のもとだ


多少は期待したが女が「待っている」と知らせた場所に該当する女はいなかった
アブナイ 危ない 罠だったわけだ

では どんな人間が自分をおびき出そうと考えたのだろう

暗闇で男は考える

まっすぐ帰宅せず 電車を乗り換えつづけ遊んだ方が良さそうだ

男の判断

そして尾行している人間はいないーと判断した男は帰宅することにした

男は自分より賢い人間はいないと思い込んでいたのだ

どんな世界にも上には上がいる


男が帰宅すると するりとドアが開いた
ーまさか戸締りするのを忘れていたのだろうかーー
些かの不安を覚えつつ部屋に入る

キッチンまで行ってー音に気付く

ドアが閉まる音
誰かいるのかー
振り返れば

ドアを閉めてドアチェーンまでかける人間の姿
その人間は「不用心ですからね 戸締りはきちんとしなければ」と笑いー続けて尋ねてきた

「さて教えて下さい 僕のどんな全てを知っているんです」


「だ・・・誰だ お前は!」


「おや おかしいですね 全てを知っていますーと御親切に連絡下さったのは御自分じゃありませんか」

ーこいつは俺のした事を知っているー男はゾッとした
相手の男は穏やかな微笑を浮かべているが それがとてつもなく恐ろしい

「お留守の間に調べさせていただきましたが 僕に関するものは見つけられませんでした
何処に隠してあるんです
早く教えてくれませんか」

「何の事だ 俺は何も知らない あんたは誰だ」

相手は溜息をつく
「素直じゃありませんね それはとても悪い事です そしてあなたは嘘つきだ 僕の事は何一つ知らない
そうですね
全く それで強請るなんて
お金を払わせようとするなんて 
ねえ それは大変にいけないことです」


「だったら どうだと言うんだ」

怯えが増す男に相手はにっこりと笑ってみせた
「もちろんお仕置きです 子供の時に教わりませんでしたか 
いけない事をしてはいけないと

大丈夫 僕がもう悪いことはできないようにしてあげます」


「や・・・やめろ!」男が叫ぶ


「僕だってね こんな事はしたくないんです
男を殺すなんて僕の趣味じゃないんでね
だから あっさり死なせてあげますから ご安心下さい」


もはや抵抗する気すら起こせない へたれな脅迫者は 男は・・・弱弱しく首を振るばかり
「そんなつもりじゃなかったんだ ただの ただの悪戯だったんだ」


相手の人間は優しく微笑む
「ほらほら動くと痛いですよ 怖かったら目を閉じていらっしゃい」

相手の人間は何かを持った手を男に当てた
びくんと男の体にショックが走り 男は意識を失う

それは束の間だったのか

相手の人間の話す声が聞こえる
「嘘をついたら閻魔様に舌を抜かれるーって教わりましたっけ 
僕だってこんなモノ触りたくないんです」

烈しい痛みが走る 痛い 痛い とてつもなく痛い
両目に涙が滲む
鼻水も出る
男の足元に何かが捨てられた

「もう必要ないでしょうから パソコンとスマホ いただいていきますよ
では ごきげんよう」

相手の人間は どうやら出ていったようだ
ドアの閉まる音
ごていねいに鍵のかけられる音

残された男の口からは 血が溢れている
近くには切断された舌が落ちている

ー誰だ 自分をこんな目に合わせたのは誰なんだ -
痛みに苦しみながら男は考え続ける
痛みがマシになることを願って・・・・・


やがて痛みが口の中だけは無いことに気付く
ーどうして気付かなかったのか 胸も刺されていた 足の付け根も 足首あたりもだー

口から血を滴らせながら 男は自分の体を眺める
ー人でなしめ あいつは誰だったんだー

だ・れ・だー
命の消える最期の瞬間まで男は問い続けていた





半夏生でした

2019-07-02 21:14:10 | 子供のこと身辺雑記
近所のお店の広告につられ
タコご飯炊いて タコを買い主人がくれた胡瓜をざく切りにしてタコと合わせ もろみぶっかけただけのシロモノを作り

あとはお店で売ってたお惣菜のたこ天 たこの唐揚げ 鰹のたたきでごまかした長男の夕飯

でも いつからだっけ
半夏生だからタコを食べるようになったのは
昔からのものでもあるようだけれど

それでも以前はお店もこんなに「半夏生」という言葉も タコ食べるべし!となっていなかったような

タコ美味しいからいいけど

ラクできるものには のっかる・笑


今日は曇りで雨は無し
ちょっとだけ夕焼けもどき出てましたが
天気予報ではずうっと雨です




水害に負けず 稲がしっかり育ち 美味しいお米が沢山とれますように

田植えが終わったたんぼ頑張れ!

秋遠し 早くも飛ぶか 赤とんぼ

2019-07-02 14:03:38 | 子供のこと身辺雑記
田植えの終わった田んぼの上を赤とんぼが飛んでいました

信号待ちの車のフロントガラスを横切るように赤とんぼが飛んで
え?!と思ってー
赤とんぼの姿を捜すと 間違いなく飛んでいるのでした

眼科受診の為に病院へ向かう途中でしたので 病院に着いてから待ち時間 赤とんぼについて検索してしまいました

赤とんぼの歌のイメージから 赤とんぼは秋の印象がありましたが とんぼが飛ぶのは夏

普通に赤とんぼと思って見るのは アキアカネ
秋になると山から人里へおりてくる


今年は梅雨が7月から始まるような妙な具合
もしや赤とんぼも季節を間違えたかーなんて運転しながら思っていたものでした


間違いといえば病院行きの日
7月に入ってすぐとは覚えていたのだけれど 何故か1日勘違いしてて 今朝確認の為に予約票見てー
あかん今日やったー

確認したのが朝起きてすぐで良かった
予約時間には間にあいましたがー
やっぱ予定は手帳に書き付けるだけではあかん

ちゃんと!!!カレンダーにマジック書きしておかなきゃ~~~(笑)と思ったのでした
帰宅してすぐ次の受診日をカレンダーにメモしました