夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

中山七里著「作家刑事毒島(ぶすじま)」 (幻冬舎文庫)

2019-07-12 14:06:34 | 本と雑誌
作家刑事毒島 (幻冬舎文庫)
中山 七里
幻冬舎



中山七里作品のお馴染みキャラである犬養刑事がとても嫌がる人物がいるらしい
苦手にしているというか 犬養刑事を育てた人間でもあるのだが
取調べ中に容疑者が自殺した

その責を取る感じで一度は退職
しかしその能力を惜しまれてか復帰

けれど作家としての顔も持つ毒島

特徴「うふうふふ・・・」なる笑い声をたてる
相手が死にたくなるほどの毒舌


毒舌とはいえ もっともな事を言っていると思うけれど^^;


犬養刑事と組んでいる高千穂明日香は 文壇絡みの殺人事件で毒島に話を聞くこととなる


「ワナビの心理試験」
「編集者は変質者」
「賞を獲ってはみたものの」
「愛涜者」
「原作とドラマの間には深くて暗い川がある」

いずれの作品も一時間ドラマに丁度良いような内容です


解説は作家の知念実希人氏

中山七里は改造人間であるーから始まり 軽やかにに作家・中山七里の姿を紹介してくれています