夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

塔山郁著「薬も過ぎれば毒となる 薬剤師・毒島花織の名推理」 (宝島社文庫)

2023-02-20 10:14:37 | 本と雑誌

 

ホテルのフロント係の水尾爽太は処方された水虫の薬に効果が無く 更に悪化したように感じることを相談すると誤診で在る可能性も示唆され 教えられた病院にて検査結果 最初の病院の診察がいい加減なものだったと分かる

同じ薬剤師が居合わせた店での言動も印象的で 水尾はこの薬事脚の毒島に興味をひかれる

その深い知識 薬剤師としての仕事への熱意とプライド

 

「笑わない薬剤師の健康診断」

「お節介な薬剤師の受診勧奨」

「不安な薬剤師の処方解析」

「怒れる薬剤師の疑義照会」

 

水尾の親戚が後妻業のような女からの被害にあうところであったことが分かる

水尾の妹がインチキな痩せ薬に手を出そうとしているらしくって

 

不誠実な営業をしている院長をどうやって懲らしめるべきか

 

そして水尾が毒島について気付いた彼女の事情・・・・・

家族の問題は難しいけれど

 

 

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塔山郁著「甲の薬は乙の毒 薬剤師・毒島花織の名推理」 (宝島社文庫)

2023-02-20 09:52:41 | 本と雑誌

 

ホテルのフロント係の水尾爽太は ひょんなことから知り合った薬剤師の毒島に想いを寄せている

 

 

しかしまあ 恋愛はドラマのようには進まない

「薬も過ぎれば毒となる」ーで少し近づいた水尾と毒島の距離

恋以前のやや親しい関係は 信頼できる人ーには進んでいるけれど

 

「知識と薬は使いよう」

「薬は嘘をつかない」

「薬剤師は末病を治す」

「毒をもって毒を制す」

どうめき薬局の毒島の職場仲間の女性たちもそれぞれ魅力的

水尾と同じ職場の先輩の馬場も練れたお人柄

今回も毒島が薬に関する深い知識と洞察力で 明かす謎

防ぐ事件

水尾の職場の女性が 許しがたい犯罪被害に遭うことも 自ら差出す形でー

 

無鉄砲ともいえる毒島の行動が 相手への信頼 傍に居るからの安心感からだと 

しかし きっと毒島も水尾も気付いてはいない

 

何故なら 二人とも 自分のことには果てしなく鈍いから

 

そして シリーズは続いていく

 

 

 

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