夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

天野頌子著「四十九夜のキセキ」 (光文社文庫)

2023-02-08 09:21:54 | 本と雑誌

 

まずは本の裏表紙にある内容紹介文から

ー「同じ本だ」

吉祥寺の図書館で働く里帆(りほ)は ブックカフェで素敵な声の男性からささやかれる

偶然 二人は同じ翻訳小説を手にしてたのだ

だが親しくなり始めてすぐ 彼がとんでもないことを言いだした

ー僕 もう死んでいるんです

自分は幽霊で 一緒に漫画を描いていた親友に憑依しているというのだが・・・・・

不思議で切なくて温かい 期限つきの恋の物語ー

 

 

 

雨宿りの為に入った店で相席した男性は甘やかな声の持ち主

けれど彼は既に交通事故で死んだ身の上だった

何故か一緒に仕事をしていた友人が眠っている間は その身体を借りて 事故による急な「死」だったので

終活中ーあれこれ片付けているらしい

彼の気懸かりは 一緒に仕事(漫画家さん)していた親友が 人気連載作品の続きを描けずにいること

里帆は死んだ男を想うようになり・・・・・

 

生きている間は 想うだけでただ見ていた

そんな男

生きている間にはできなかった

 

 

昔ね こんなドラマがありました

主演は藤田まことさんだったかな

死んだ奥さん役が若尾文子さんだったかしら

うろ覚えで申し訳ないですがー

死んでから四十九日は住んでいた家の屋根に魂が居られる

そんな設定のドラマだったように記憶しております

両親が観ておりました

 

本のタイトルの四十九ー法事の四十九日がすぐに連想されます

そして「キセキ」

片仮名にしたところが 普通ならまず「奇跡」の字を当てて考えますが

この場合は むしろ「軌跡」なのかなーと思ったり

幽霊さんと里帆との・・・・・

 

意地悪な 心の汚れた人は出てまいりません

登場人物 それぞれの人生 物語を知りたくなるような

 

 

著者自身のあとがきでの作品への触れ方も愉しくて

 

(コメント欄は閉じております ごめんなさい)

 


おかずから

2023-02-08 09:06:08 | 子供のこと身辺雑記

近場にワンタンメンのある店があんまし無くて 食べたさが募ると時々自分で雲呑から作る

子供時代に食べたデパートの家族食堂のワンタンメン

あの懐かしい味を思い出しながら

 

胡瓜・リンゴ・生ハムのサラダ

 

料理本を真似て作ったおかず「とんぺい焼き」とありました

キャベツとハムを炒めて塩胡椒で味付け

それを焼いた卵に乗せて包む

玉子には水溶き片栗粉を混ぜてから焼きます

ソースとマヨネーズに青のりなどかけて

(いわば卵のお好み焼風)

 

小鉢は牛蒡・人参・さつまいもを炒め煮したもの

味付けはきんぴらごぼうふうで

(砂糖・酒・味醂・醤油・パックの鰹節・すり胡麻など入れて甘辛く)

在り合わせ野菜の炒め煮 時々作ります

在り合わせなので入る野菜は その都度変わります

これにひき肉やばら肉など加えることも

 

 

いりこと鰹節の出汁で大根と葱のお味噌汁

 

 

こちらはモツ鍋

我流なので 入れる野菜も適当(キャベツ・玉葱・ニラ)

ホルモンは焼肉のタレに漬けておいて使用

鰹節のだしで醤油・酒・味醂・いりごま・すりおろしたニンニク・赤トウガラシ(市販品の輪切りしてあるのが便利)

ーと かなり適当な味付け

 

 

(コメント欄は閉じております ごめんなさい)