うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

春雷

2007年04月05日 06時36分03秒 | 俳句・短歌、またはエッセイ
 
 
 4月4日。今日は昨日までと打って変わって、肌寒い。季節は変わり目。あしたは二十四節気で言えば“清明”。一年の内では世間と人事は変わりっぱなであり、時候はいまだ三寒四温の頃合いである。
 五時をまわるとそろそろうす暗くなってくる。雲行きが怪しい。来るな、来るなと思う間にしとしとと小雨になる。間歇的にどどっー、とにわか雨になった。やがて小降りになる。
 そのもの静かな合い間を縫うようにして、どどーんどしーん、どしーんと、と雷鳴が響く。2階の道路側に面した小窓は机と一緒になって小さく振動する。
 わたしは、この頃、ミニ書斎の簡素な机に向かって文章をまとめたり考え事をしている。だが、もやもやした頭も少しはメリハリがついた気がする。
 そうかそうか、これからは活発な季節だなあ。あれやこれや、自分にはこれしかないこれしかできない、などと考えているとなんだか消極的になってしまう。小さくまとまってしまう。交友範囲が狭くなってしまう。
 それでは駄目だ。

 これからは若葉萌えいずる浅黄の時季、青葉繁れる深緑の時節、とそんなふうにして生きとし生けるもの、森羅万象が一瀉千里に移りゆく。
 そういえば、今度の休みには満開だろうから“吉高の大桜”を見に行こう。
    
コメント (2)
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