うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

CADの勉強をするおじさん

2007年04月08日 07時29分43秒 | わたしの日常です。
 この1月から「建築CAD」を習いに学校に通っている。この講座も4月26日で修了である。費用は自己負担。この先には、6回の試験対策講座があり、5/21以降はAutodesk社のMaster2DDesign試験が、6/17には2級CAD利用技術者試験が待ち受けている。
 まるで強迫観念のようだ。わたしは今、大変だ、大変だとあせっている。わたしの面相は微苦笑から悲喜劇へと表情を変えているのだ。

 昨年12月、学校側のMさんからは、うかうかとしかし真剣に、わたしのような年齢の生徒もいるから大丈夫という言葉を真に受けて入ったら、同期15人ほどの生徒たちは推定20から30歳前半である。講師も30から40歳代である。
 世代のギャップどころではない。授業時間では、内容は頭を右から左にスルーして見事に忘れる。せいぜい、持って一日だけだ。キーボードとマウスの動きがモタモタして遅い。毎回、あせってばかりなのである。
 CADが世に出回り始めたのは15年ぐらい前になるだろうか。たしか、ITとかパソコンもそれほど流布していなかった頃である。わたしは建築計画・工事でも躯体工事、設備工事には必要でも、また土木の世界では測量がらみの造成計画図ではその必要性を認めたが、造園設計・ランドスケープの世界はFree handが全てなどと、自他共に確言し過去にあれほど見下していたのに。
 今はうらめしいし、うとましい。あの懐かしい手書きのドラフター世代は何処へ?

 作図過程の奇天烈な操作手順には驚くのだ。失礼を承知で喩えれば、子供の遊びの積み木細工と海岸ふちの砂遊びに似ている。なるほど、ゲーム感覚とはこのことである。
 多数のコマンド入力などとディスプレイの変換スピードはまったなしの領域だ。アメリカ仕込みのこの商品は全然、発想が違うのだ。さすがに、プラグマティズムの本家だ。
 しかし、2Dから3Dへの自動作成はすばらしい。

 今、部屋にこもって習熟の真っ最中、集中させるべく机上のノートパソコンと睨みあっているのだ。
 同憂の諸氏よ、どなたかご教示願う。

 花ほころび草木萌えいづる春だというのに、わたしは一体、何をしているのだろう。今、57歳の立派なおじさんなのに人生という道程のどの過程にいるのだろうか。
     
 いちおう、ゆきがかりとは思うのですが、学校を紹介します。
ちなみに、講師名は諸般の都合により略させていただきます(笑い)。個人情報保護法などは、わたしにとって面倒くせいや、どうせ、公私混同のわたしだもの。
ヒューマンアカデミー
〈つづく〉
        
コメント
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