うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

投票日よりも、今日は釈迦誕生日

2007年04月09日 08時01分53秒 | わたしの日常です。
 昨日のこと。
 3時過ぎにケーブルテレビ会社の訪問を待って、ごろごろしてから外出。投票所に行き、いつまでも同じ人ではなあ、と新人の名前を書き投票箱へ入れる。おっ、と顔見知りの教育委員会の係員に軽く会釈して会場を出る。この日はどこでも公務員は総動員体制だ。この後、開票作業で今夜いっぱいかかるのだろう。
 わたしは献血と投票行動は20代から励行している。わが家では主人のわたしだけだ。献血は日本赤十字から手紙が来ると、必ず行く。今までにおよそ30数回に及ぶだろう。わたし自身の希少な性格もあるが(?)、日本人には少ないAB型のせいでもある。ところが、まだ他人から輸血してもらったことがない。
(翌日の新聞ではわが市が県内最低の投票率29%だそうだ。実は、わが家も25から50%を行き来している)

 それから地元のスーパーへ行き、買ったばかりのスラックスの裾上げをたのむ。¥250.。
 曇り空で夕方に近づいているが、よし、行ってみようと次に市指定のカタクリ群生地へ足をのばす。農道ともつかない田舎道を迷いながら辿る。前は3月23日に来た。既に花は終わったようだ。お目当ての‘カタクリ’は、実を結びはじめており所々に思い出したようにうつむいた濃紫色の花弁をつけているだけだ。
 前回とはちがって、今回は‘ヤブレガサ’とピンクの可憐な小花を持った‘たちつぼすみれ’が目立つ。山の盛り上がった中腹にある神社横の切土の崩壊地には、今年も‘ムラサキケマンソウ’がかたまって叢生している。昨年見つけたときに、この野草は市当局に保存をすべきだと話したものだ。

 家への帰り道に、里にあるアップダウンのきつい市道沿いの桜並木に廻る。そこはまるで、マイナーな二流映画の書割りだ。とはいえ、地元ではここしか花見の舞台はないのだ。人っ子一人いない坂道で、テングス病に罹っていたり、古木のように捻じ曲がった染井吉野からはホロホロと花びらが舞っている。なんだか、時間の止まった気配がする。

 そうだ、今日はお釈迦様の生まれた日だ。
     
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