うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

早くも、タケノコ掘りに行ってみる。

2011年04月03日 19時03分09秒 | わたしの日常です。
今日は寒い。今の時期、関東ではちょっと季節の移り変わりが遅れている模様。例年とくらべて今年は桜の満開も遅いし、天候の遅れは一週間以上になるだろうか。
 きのう朝早く、わたしは唐鍬一丁持って、今年初めてのタケノコを掘りに行った。こんな大震災などのご時勢、仕事の進み具合もおもわしくない、それで、わたしは気分転換をかねて勢い込んで行った。様子見もあったのだが、実は周りに広言した手前もある!?
 やはりまだ早くて、30分余りで作業を中止する、成果は8cm弱ぐらいのを一本のみ。ここは孟宗の成竹が直径10cm以上はあり、それがびっしり繁っているのだ。うす暗い竹林をひとり藪の中で足を踏みながら探すのは根気がいる。わたしは、あれっと思って、帰ってから手もとの日記を見たら21日のお彼岸以来雨が降っていなかった。あのころは菜種梅雨だった。どうやら、気象、天気を一週間ほど読み違えたようである。この間、実は、二週間は雨がなかった。タケノコの生長には、高気温と雨後の筍と言われるくらい雨が必要だ。家族にはそれみたことかと、軽蔑顔をされる。
 あまりにも収穫がさびしいが、一応、画像をのせてみる。なお、写真上でクリックすると画像を拡大して見ることができます。  
      

 下の画像にあるように場所はこんなところ、この一角の入口には柵が設けられているのだが粗大ごみなどの不法投棄の場所である。そのいぎたないごみの山や大きくなった篠竹、枯れた大型雑草をかき分けて入っていく。とても、商業的なたけのこ狩りとはいかない。そこまでは、県道をそれて田圃の間の、畦道を拡張したせまい砕石道伝いに行く。多分、ここは近隣の農家のひとたちにとって、入会地のように昔から利用されているのだろう。こんな場所には簡単には近づけず、一般の目では気づかない、むろん、個人の山ではなく公共工事の開発途中で保留中の遊休地のようなところであり、雑然とした無管理の現況である。正面のつきあたり30m程の高低差がある奥の崖地には、ここにも、この間の地震によって崩壊した痕跡があり、2,30cmから50cm大の赤土の丸い固まりが低い手前に方々へゴロゴロと転がっている。なるほど、自然は、天災は・・・その巨大なエネルギーに、わたしは恐怖を感じて複雑な気持ちになる。
        
    
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