うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

海風に耐えるギボウシについてのお問い合わせ

2014年04月19日 10時26分35秒 | ギボウシ編---お客様の評価、お問い合わせ
ここでは、千葉県山武郡横芝光町のMさんのお問い合わせのあったギボウシについて書き込みます。まず、いただいたメールのなかで、以下に支障のない文面を上げます。

 ≪日陰の花壇の紫陽花の間に色々な色のギボウシを植えたいと思っています。当方、海に近く風が強いため、いままで沢山の植木や植物が風に負けて枯れてしまい、今はやっと植物が定着してきたところです。
 青紫系の色のギボウシが好きですが、日陰なのでクリーム系(黄色?)や斑入りなど取り混ぜて群植したいと思っています。
 ホームセンターでは、種類が少ないのでネットで検索し、ご連絡しました。
 日陰の花壇の他に日向ですが、西日は当たらない場所があり、これまたアナベルの根元に大きくなるギボウシを植えたいのですが、日当たりが良い場所でも大丈夫な強い物はありますでしようか?
 日陰に5~6株、日向に2株欲しいと思っています。品種のご提案、お見積もり頂ければ幸いです。
よろしくお願いいたします。≫

 場所は千葉の外房である九十九里海岸の近くの住宅の庭ということ。植える植物の選ぶ判断基準についてですが、海の潮風がコンスタントに吹く自然の生育環境に対して、適している植物の特徴が形態的に肉厚で葉表がツルツルしているか、先天的に萌芽力があるものになります。むろん、風を受け流し風になびきやすくて、砂地に根が深く入るなどの特徴があります。
 植え方も植物を単独では植えず集団で密に植えるか、他の低木などの根元まわりにまとめて植えるか、あるいは除塩のために枝葉に散水作業を頻繁におこなう、などの工夫をするとかなり上手く育てることが出来ます。
 お問い合わせについて、ギボウシの特性は本来は山間地に生えていて半日陰が一番適した栽培環境です。(種としての植物分類上でもともとの原産地という意味ですが。)
 Mさんのお庭の場合、日陰の花壇については ハルシオン の緑葉に対し ドレスブルース、トーチライト、ムラサキカンザシギボウシ、アルボマルギナータ、イエロースプラッシュリム の黄や白の斑入り種で選び、日向には緑葉の 長大銀葉、サムアンドサブスタンス の生長の早い大型種を選びました。いづれの品種もほかに比べて強い性質のギボウシです。水やりの量と頻度は平野部よりも多めにすること。ただし、夏の猛暑に対しその時期だけ地上部が一時的に枯れる場合があれば(根は生きている)、覆い(オオ・イ)を施してください。
 なお、金額面については、別途、メールでご連絡します。

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撮影日時:平成26年 4月19日(土曜日)09:00頃
 画像は 左⇒右、上⇒下の配列で縦に2鉢ずつ、 長大銀葉・サムアンドサブスタンス、 ハルシオン・ドレスブルース、 トーチライト・ムラサキカンザシギボウシ、 アルボマルギナータ・イエロースプラッシュリム の順です。
          
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●今春の4/10付けブログ記事にて、ギボウシの購入方法につい案内中です。ほかの品種についての単価一覧表は、昨年の6/22付けのこのブログで公開しています。今年は、当分の間は価格据え置き予定。

●今までのギボウシの育成や栽培については、このサイト左側の、 カテゴリー [ギボウシ栽培日記] などをクリックするとご覧になれます。
 同じように、今までの忌憚のないお客様の反応や評価についても、 [ギボウシ編---お客様の評価、お問い合わせ] で読むことが出来ますのでお暇な折にのぞいてみてください。 
●ギボウシの販売は当ブログのみでおこなっております。価格面や数量については、お問い合わせするか、カテゴリー [草花ナーセリーWeb直販コーナー] をクリックし日々の書込み履歴をご確認願います。必ず、最新の情報をお確かめください。

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 ※購入の受付けやコメント、お問い合わせに際しての連絡は、ハンドルネームにて下段のコメント(0)をクリックし書き込むか、少々面倒ですがこちらのH・P 有限会社グリーンワークスから入り、お問い合わせフォームにてのメール等でお願いいたします。必ず、返信をいたします。再確認を必要とされる場合がありますので、その際は、社会マナー上最低限必要な、氏名と電話等を明記してください。提供された個人情報は厳守することを確約いたします。
            
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