まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

何が正解?

2006-08-18 19:32:46 | 介護関連

何故かインターネットに繋がらないので携帯で投稿しています。

毎日迷いながら生活しています。先日、ケアマネージャーさんと話しました。

ヘルパーさんを利用するか否か。そして、デイサービスの回数を増やすか否か。
結論から言うと、我が家の場合は、ヘルパーさんをお願いするより、デイサービスの回数を増やした方が良い…とのこと。何よりも、まず外との関わりを多くし、“他人”との関係を良好に持つ事を優先しなければ、ヘルパーさんを“自分の家”に入れる事は難しいと。

認知症と欝を持つ義母は、自分の家という事が認識出来なくなると。こういう事です。

「私が居ない時、いつもお姉さんに頼むと言うのが心苦しい。」
「そういうふうに思わずに、遠慮せずに頼みなさい。」
こう言えば、こういう展開になるのは、目に見えてました。
でも、私が言いたい事は、それだけが全てじゃありません。

お姉さんに頼むばかりでは、この先千葉に戻る時しか所謂‘休日’は、無いのです。理由無く休みたい時だってあります。ま、言い換えれば‘ずる休み’したい時。

外に連れ出す事を考えてください。例えば、ドライブや買い物とか。」
毎日そうしろと言われているのではありません。
でも、今の私には、そう言われているとしか思えないくらい気持ちの上での余裕がありません。

「おばあちゃんが気持ち良く暮らせるには、何が良いのかを一番に考えて。」
じゃぁ、私の生活は?
朝と夜以外は、全て義父母の為だけを考えて、彼らの為だけに時間を使っていかなきゃいけないの?

そんな極端な話じゃ無い事は充分わかっています。
でも、そう心の中で呟いてしまう私です。

今は、私しか出来ないんだと、判っているし、やらないで知らん振りを決め込むつもりもありません。
それでも、薄情な私は、訳のわからないことを呟き、騒ぎ、泣く義母を抱きしめながら、
”この一瞬、一瞬に、大切な私の時間が過ぎていくんだ。”
と、思ってしまうのです。

コメント (2)
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『男たちの大和』

2006-08-18 19:27:49 | 韓国以外の映画、ドラマ、番組のエトセトラ

映画を見た、誰もが
「良かったよ
を連発するので、早く観たくてたまらなかったのですが、なにせ人気絶大
いつ行ってもレンタル中。
20枚くらいのDVDと、10本くらいビデオがあるにもかかわらず・・・です。
で、昨日独りになった開放感から、即偵察に。
でも、やっぱり一枚も残ってない。
諦めて他作品を借りて帰る時、往生際悪く再度チェックしてみると

”あったーっ
一枚だけ何方かが返却されたようです。

『ローレライ』、『亡国のイージス』そして、『男たちの大和』・・・の順番ですな
三部作の中では、この作品が一番

臨場感と言うか、リアルさと言うか・・・。
どこまでがセットで、どこからがCGなのか。はたまたCGは無いのか。
『プライベートライアン』を思い出したのは、私だけでしょうか

予告編を見ている限りでは、反町くんと中村獅童くんが主役で、この二人を中心に展開していくものと思ってました。
違いましたね~っ。

よーく観てみると、なんと豪華な俳優陣
ほんの一言の台詞を言うためなのに、この人を使うのか・・・と、何度も思いました。

今までの戦争映画では、何人かの事情を深く深く表現して行く事が多かったように思えます。この作品は、反対です。
乗組員の数だけ、悲劇はあります。それらを、あまり大仰にならないように、さりげなく坦々と描いていきます。
それだけに、普通の家庭、一般的な日本人の悲劇というものが、より胸に迫って来ます。

決して、手を抜かないリアルさに、2時間半という時間は、長いとは感じられませんでした。

戦争礼賛映画ではありません。
そして、守るべき人のために犠牲になるという美談でもありません。
戦争を知らない私達には、《大和》という言葉は一種独特の憧れに近い感情を抱かせるものです。でも、それは錯覚に過ぎないと改めて思い知らされました。
戦争というものは、ただただ悲劇を生む、悲劇しか生まない愚かな事なのです。

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