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つい先日(10/21の記事)も、この話題を書いたのですが・・・。
関連記事を見つけたので、また載せてます。
ゲサンくん、12月6日除隊なんですね・・・今月中かと思っていたのですが
先日した『僕らのバレエ教室』を撮り終えて、すぐに入隊したそうです。
とにかく、成長した姿を早く作品の中で見たいです
ところで、先週、テレビで、韓国の兵役についての番組が深夜放送されていました。ふと、新聞のテレビ欄で見かけたので、録画しておきました。
やっぱ、日本には無い制度で、尚且つ、これからスンウくん達が遠くない日に経験するであろう事ですので、気になりまして・・・。
テレビが密着取材を許されたのは、ど~も、この時が初めてだったようです。
主人公は、21歳の学生で、数日後に入隊・・・というところからカメラは回り始めました。
気持ちに区切りをつけるために、思い切って髪を3mmに切り、以前付き合っていて、今は別れてしまった彼女に会いに行きます。
そして、入隊。
初日、着て来た洋服は、靴や下着に至るまで、軍からの支給品に替えます。それらは、携帯電話等の私物と共に、小さな段ボール箱に詰め、親元へ送り返されます。その箱に手紙を入れる事は許されていません。
だから、その箱が届いた時、息子からの便りが来たと喜んで箱を開ける両親の落胆振りは、同じ親として切ない物がありました。
「手紙が書けないくらい大変なんだわ・・・。」
と、事情がわからない母親は涙ぐんでしまいます。
思わず、その息子の洋服の匂いをかいでる姿も、じ~ん・・・としました。
これから約1ヶ月、厳しい訓練が始まるのです。
以前に比べて、上官の体罰や、乱暴な言葉使いは無くなったようですが、物質的にも、精神的にも恵まれて何不自由無く育って来た若者達には、全くの別世界。
次第に、顔つきが精悍になって行くのがわかります。
でも、思った以上に多くの若者が、事故や自殺で、軍服役中に亡くなっていると言う現実もあるようです。
そして、兵役を拒否する若者も、少なからず居ると言う事も知りました。
でも、その拒否した人は、裁判にかけられ、殆ど100%有罪が確定してると言う事も、初めて知りました。
その人たちには、1年何ヶ月間の懲役刑が課せられるのです。
刑期を終えて出所してからも、何かと差別を受ける事が多く、兵役を拒否すると言う事は、人生を賭けるくらいの覚悟が必要な事なんだと思いました。
街で、兵役についてインタビューすると、女性の殆どの人が、”賛成”。
そして、男性は賛否両論・・・ってとこでした。
また、日本にも同じ様に兵役があると思っていた人がかなりの数居ると言う事も、私は意外に思いました。自衛隊の事を、やはり”軍隊”という認識で捉えているのですね。
こんなに近いところにある国なんだけど、国全体としての危機管理意識には、こんなに違うのです。
できれば、この様な兵役という制度を設けなくても良い世界になってほしいものです。つくづく、そう思いました。