つい今しがた、男子マラソンも、ゴール
ケニアのワンジル選手が、みごと、金メダル(上の写真)
彼は、ケニア生まれなんですが、高校から日本に留学し、実業団にも進んだ、日本育ち
どっかで聞いた事ある名前だなぁ・・・と思いながら、TV観戦していた私は、その経歴を聞いて、納得
とにかく、見事な走りでした
「優勝したら、もしかしたら日本の国旗も持ってくれるかもね。」
な~んて私が話していたら、TVのアナウンサーも
「お立ち台では、もしかしたら日本語でインタビューに答えてくれるかもしれませんね。」
って言いましてね。
やっぱ、みんな考える事は一緒なんだ・・・と、思った次第です。
ところで、そのマラソンのスタート前に解説者の谷口浩美氏が言ってた言葉に、私はとても胸を打たれたんで、紹介します。
正確な言葉じゃありませんが・・・、大体の意味はこんな感じです。
”選手は、ずっと練習を積んできてるわけですが、代表と決まってからは、より一層の過酷な練習をしてしまうのが通常です。レースの1ヶ月前には、体調等が整ってなければいけないんですが、その残り1ヶ月の間に、いつも以上の練習をしてしまうんです。そのくらい、オリンピックと言うのは特別な意味や重みを持つのです。
だから、このスタートに立つ事が出来るという事は、それらの重圧に耐えて、自己管理ができた選手と言う事なんです。
それだけでも素晴らしい事だと思うんです。”
今回、野口みずき選手や大崎選手が欠場した事は、とっても残念な事で、ド素人の私なんぞ、
「不甲斐無い」
なんて勝手に思い込んでた訳ですが・・・。
谷口氏の言葉を聞いて、改めて、代表選手の重圧と言うものを推し量る事が出来たように思えます。
こんなに多くの国民が、日の丸の旗を振って応援していると言う事は、単に嬉しい晴れがましいだけじゃなく、想像以上の重荷を背負わせていると言う事なんです。
代表にかける期待は、やっぱり大きくならざるを得ないわけですが、その結果に対して、必要以上のコメントは避けるべきだと思います。
と言うのは、既に一部のマスコミで野球の敗因についての元凶は・・・などというタイトルが挙がっていたのを目にしたからなんです。
確かに、試合中ですとか、直後には鬱憤も文句も溜まるものです。
でも、それらをマスコミが書き立てたり、TV等で煽る事だけはやめて欲しいです。
個人的に言うだけにとめましょうよ
我らの代表なんだから
代表であっても、ミスもするし、絶対に完璧ではないのだから
本人たちが一番わかっているはずなんだから
傷口に塩を塗りこむような事だけはしないでほしいです
野球の代表たち、帰ってこられるかなぁ・・・
と、心配になったまぎぃなんです。