![]() |
秘密 DVD-BOX 2 |
クリエーター情報なし | |
ポニーキャニオン |
レビュー一覧は、こちらから。
ジヒは、ミニョクの子を妊娠していました。
一瞬意識を取り戻したモノの、
「愛している。」
と、ミニョクに一言告げ、そのまま息を引き取ってしまったのです。
ミニョクは、半狂乱になりました。ただそれが、暴れるのではなく、一見静かな表情だけに、余計に怖さが伝わって来ます。
ジヒが住んでいた屋根部屋の塀に上りふと下を見下ろしたミニョク。
死のうと思ったのでしょうが飛び降りる事は出来ませんでした。
「死ぬところだった。」
思わずそうつぶやいたミニョク。死にたいのに、落ちることを怖がる自分が情けない・・・。そんな表情でした。
ミニョクは、セヨンのところに行きました。
こう言う時、訪ねる友達はセヨンしかいない・・・と気付いたのです。
セヨンは、ミニョクのことを想ってるんじゃないんでしょうかねぇ。
ただ、プライドが高くて素直に気持ちを表すことが出来ないように見えます。
自分の前で寝始めたミニョクを、ちょっと嬉しそうに見つめながら彼の絵を描いていたセヨン。ふと、様子が変なのに気が付きました。
ミニョク、薬を飲んでいたのです。
よりによって自分以外の女性の事で死のうとした、それも、自分の前で・・・。
セヨンはいっそうプライドを傷つけられたようです。
まぁ、自殺未遂で終わったんで、ほっとしてるのも事実ですが。
この一件、勿論父のチョ会長にも報告されました。チョ会長は、あまりにも情けないと怒ります。それに、ミニョク母も薬を飲んで自殺をしたようでして。同じ方法で・・・というのも、チョ会長にとっては腹が立つみたいです。
でも、一方で、そんな情けない息子を愛してもいるんです。
ところでドフンは、結局、ユジョンには何も言えませんでした。
必死に車をチェックし、痕跡を消そうとしました。
廃車にして証拠を消してしまおうと思ったようです。なのに、ユジョンが気を利かせて知り合いの修理工場で直してもらったため、余計に警察に怪しまれる結果となったのです。
警察では、Kグループ御曹司の直々の依頼もあって、必死で捜査します。そして、とうとうユジョンの車に行きあたったのです。
これを、皮肉にも、ドフンが知りました。担当事件として・・・。
この事を知って知らぬ顔をするほど、ドフンは悪人じゃありませんでした。ユジョンの事を大切に思ってるのも事実だし、彼女に罪を着せようなんて全く思ってなかったのも事実です。
ただ、自分が、検事になったばかりの自分が、罪に問われるのは出来れば避けたい・・・。そんな思いだったのでしょうね。
でも、ユジョンが犯人だと、それもひき逃げと言う悪質事件の犯人にされることは我慢が出来なくて、出頭すると言いました。
ユジョンも、あまりにも突然の事に驚き、慌てました。
人をはねたなんて意識は全くなかったわけですから。
それでも、ドフンのことを真犯人だと話す気持ちにはならなかったのです。自分が運転していた・・・と言いました。一人だった・・・と。
そして、ドフンに言いました。
「あなたが居ないと私の夢は叶わない。愛してる、自分よりずっと。」
ユジョンが容疑者となりました。
ユジョンが被疑者だと知ったミニョク。
これで三度目のユジョンです。悪縁という気がしますよね。
警察に行き、ユジョンの姿を見つけました。そして、帰るユジョンの首をいきなり締めました。
まぁ場所が警察だけに、すぐ止められ、大ごとにはなりませんでしたけどね。
「これくらいでおびえるな。」
ミニョクは無表情で言いました。怖いです、目が。
死んだ子もジヒと同じ骨壷に入れてあげたミニョク。
「グァンス、どうして俺の愛する人は死んでしまうんだ。」
と、呟いたミニョク。この時も無表情で、心が壊れたように見えました。
ユジョンは、事の大きさを次第に理解するようになりました。
自分に自覚は無いけど、実際、あの事故で一人の女性とお腹の子の二人が命を落としたわけで。
ジヒの納骨堂を訪れ、たたずむユジョンでした。
ミニョクはドフンに呼びました。
ドフンの先輩検事が、ミニョクの先輩でもあるそうなんです。
自分を呼んだ理由が知りたいと、ドフンは屋敷に行きました。そこで、ミニョクが頼んだのは、ユジョンを最高刑に・・・ということ。
ユジョンとの関係を聞いたドフンに、セヨンが答えました。
死んだジヒが恋人だったことを。
セヨンが婚約者だと聞いていたドフンは、セヨンの屈折したような言い方が気になったようですね。
「個人的な頼みは聞けません。」
と、帰ろうとしたドフン。その背中に向かってミニョクが言いました。
「頼みじゃない。法が正しく執行されるか見届けたいだいけだ。」
実は、セヨンとドフンは初対面じゃありませんでした。
酔っ払って悶々としてる時、顔を合わせた事があったのです。ただ、会っただけですが。
ミニョクは、ドフンについて調べるようグァンスに指示しました。何か、気になる事がでもあったのかな?