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秘密 DVD-BOX 1 |
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ポニーキャニオン |
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出所したユジョンを待っていたのは、サンの死という惨い現実でした。
施設に預けられたサンは、そこで病死していたのです。
狂ったように、サンを探すユジョン。
ドフンは、それを見守るしか出来ませんでした。
泣けたよ~っ
守ってやれなかった・・・と自分を責めるユジョン。
何日も泣いて、ある日、ふらっと家を出ました。
行った先は、スーパー。
サンのためのケーキを焼いたのかな?
そのケーキを持って、サンの遺骨を撒いたという川べりに行きました。そこで、思う存分泣いたのです。
その姿を、ミニョクは見ていました。
ユジョンは川の砂を持ち帰りました。サンの遺骨だと思ってビンに入れ、大切に持っておく事にしたようです。
セヨンは、ミニョクがユジョンに就いて調べさせていたのを知りました。報告書のファイルを見たのです。
ユジョンへの執着の理由を聞いたセヨン。
「怒りがおさまらない。」
と、ミニョク。いったい何に対して?・・・とセヨンは聞きました。
「死んだジヒが恋しいのか、罪悪感を誤魔化したいのか。」
ドフンは、ミニョクに対してキム議員への贈賄の罪で家宅捜索をしました。
でもね、上部から中止命令が下ったのです。大物、財閥への捜査は、ドフンが考えているよりずっと困難だと分かりました。
ユジョンは職探しを始めましたが、やっぱり前科者ということでなかなか見つかりません。
そして、ジヒの母親のところに、謝罪に行きましたが、頭から汚水をかぶせられる始末。ジヒの母親とすると、やっと忘れかけた辛い思い出を又も思い出させる態度が我慢ならなかったようです。
また、ジヒの母親は、ミニョクからもらったお金や品物を全て送り返して来ました。
これでは、ジヒに対して何をしてあげればよいのか、ミニョクにはいっそう分からなくなってしまったのです。
もう、ユジョンへの復讐しかない・・・と思ってしまうでしょうね。
ミニョクは、ユジョンをKアートセンターでの仕事を人材センターを装って紹介しました。
この日は、セヨンが主催した慈善パーティが開かれていました。
ミニョクは、そこに仕事としてユジョンを呼び、一方で、ドフンを客として招待したのです。二人が顔を合わせてどんな態度に出るのか、楽しみだったみたいです。悪趣味だわ・・・相変わらず。
ドフンが先にユジョンを見つけました。
言いにくそうに口ごもるドフンを見て、ユジョンは察しました。
法曹界のお歴々が集まるこの場で、仕事とはいえ、自分が居るとドフンには気まずい・・・とね。
すぐさま、仕事をキャンセルして帰宅したのです。ここまで尽くすユジョンって・・・健気だわ。
家に帰って父親の世話をしていたら、いきなり借金取り(?多分)が押し掛けてきて、店を荒らし始めたのです。
サンの遺骨を必死になって守るユジョン。
そこに助けに現れたのが、ミニョク。
秘書のグァンスは、腕も立つようで。
あっという間に借金取りの男たちを店から追い出しました。
ミニョクは、パーティから姿を消したユジョンの行動をグァンスに探らせたんですね。で、この状況を知ったってことでしょう。
ここでミニョクが現れたので、ユジョンは本当に驚きました。
その上、この建物がミニョクのモノだと聞くと、いったい何の事やら・・・です。
「何故苦しめるの?」
と、叫ぶユジョン。
人の命に比べたら、建物なんて・・・とミニョク。
それでやっとユジョンにも事情が分かったようです。死んだジヒは、ミニョクの大切な人だった・・・と。
ところで、ミニョクがパーティを抜け出してこの場に来た事で、セヨンはショックを受けました。
と言うのは、この日、セヨンはミニョクに告白しようと決心していたからです。
彼女としたら、これまでプライドがあるし、幼馴染だし、ミニョクの気持ちがジヒにあると嫌と言うほど知らされてきたため、自分の気持ちを抑える事しか出来ませんでした。
でも、ジヒが死んで4年。もう、ミニョクをジヒから解放してあげたいし、自分の想いも伝えたかったのでしょう。
必死に、パーティの最後まで残ってほしいとミニョクに頼んだセヨン。
想いをこめて歌を歌いました。ミニョクも聞いてくれていました。
ところが、残っていてくれた筈なのに、一瞬目をつむった隙に、ミニョクは消えていたのです。
グァンスから、ユジョンについての報告がされた時でした。
ドフンは、それを見ていました。ドフンには、セヨンの気持ちが察せられたかもしれません。