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秘密 DVD-BOX 2 |
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ドフンは、ミニョクがいったい何時から時分とユジョンの関係を知っていたのか調べました。
愕然としました。
かなり以前から、知っていた事が分かったからです。
不気味に思えたでしょうね、それを一切口にしてこなかったミンヨンが。
ユジョンは、少しずつ借金を返そうとしています。
が、いつものようにミニョクは、嫌味を言うんです。こんなはした金を返されても・・・と。返済方法は俺が決める・・・とかね。
でも、ユジョンは少し変わりました。
ミニョクが仮釈放させないようにした疑いが出てきて、それによってサンと別れてしまう羽目になったことが分かったからです。
恨みは出て来ますよね。
ミニョクが呼び出そうとしても、先約がある・・・ときっぱりと断ったのです。
用事とは、ジヒの実家の手伝いをすることでした。後に分かったんですが、ユジョンは魚が苦手だとか。なのに、魚屋のジヒの家の手伝いをしていたんです。
ミニョクは、又それをユジョンにちくちく言いに行きましてね。
ユジョンとすると、逐一自分の行動は監視されていると、改めて感じたようです。それならば・・・と開き直った態度で言いました。
「私に子供が居た事も知ってますよね。服役中に、子供を奪われました。子供が死ぬ時、一緒にいられなかった。病気だったのに、抱いてやれなかった。私でさえ辛いのに、ジヒさんのお母さんはどれだけ辛いか。一生罪を償います。謝っても時間は戻らないと分かっています。だけど、避けたいからって逃げちゃだめ。」
何も言えなくなったミニョクは、返済方法を書いたメモを叩きつけて出てくるだけでした。
「グァンス、どうして俺が辛くなる?」
ミニョクは、そんな自分の気持ちが分からずイラつくばかりでした。
ドフンは、ジヒの事件を調べ始めました。そして、対向車のブラックボックスに、もしかしたら何か写っているんじゃ?・・・と思ったようです。事件の瞬間ではなく、それ以前も含めて。
で、発見しました。
途中、車のワイパーの調子が悪いのを直してる自分の姿が写っていたのです。
それを削除しちゃったようですよ。
ミニョクは、ドフンが昔の事件を調べ直してると聞き、何か不審なモノを感じたようです。
先輩の検事に、現場に残された足跡、ジヒの傍に残された足跡があった事を聞きました。でも、雨の所為で、大きさ等の詳細は不明・・・と。
もしかしたら、別人の可能性も?・・・と飛躍した思考が出来るのが素晴らしい
ところで、チョ会長ですが。どうも体調が思わしくないようですよ。見かけは丈夫そうですが、ドイツで何やら治療を受けているのでは?・・・とドフンは推察しています。
そんなチョ会長の後継者として、ミニョクはまだまだ未熟で役員達の信頼を得られていない・・・と言いました。
率直な物言いです。
チョ会長は、ドフンからミニョクに発破をかけてほしいと言いました。
で、ミニョクの部屋に通されたドフンは、そこでユジョンに関するファイルを見つけたのです。机の上に無防備に置いてあるんですもん。見つけるよね。
「どこまで知ってるか聞いたら驚くだろうな。」
と、以前言っていたミニョク。その言葉の意味を初めて知ったドフンでした。
でも、ドフンも以前のドフンじゃありませんでした。
「ユジョンさんは、かつて私が愛した女性です。丁重な扱いを。何を企んでいるか知りませんが、二度とあなたの好きにはさせません。」
そう言って部屋を出て行こうとしたドフンに、ミニョクは何気ないフリで聞きました。
「4年前の事件の捜査記録を何故見るんだ?」
痛いところを突かれましたね、ドフン。
ミニョクはセヨンに聞きました。自分がもし殺人事件を起こして刑務所に行くようなことになったらどうする?・・・と。
「良い弁護士を雇う。どんな手段を使っても刑務所行きを阻止する。絶対に行かせない。私が阻止する。」
と、セヨン。
この言葉を、ユジョンにあてはめたかも。
ある日、ミンヨン主催のパーティが開かれました。
あらかじめ出席するかどうか聞かれたセヨンは、どっちつかずの返事をしました。
そして、ドフンに同伴してほしいと頼んだのです。
ドフンが、ミニョクに当てつけのためか、自分と本当に行きたいからかと聞いたら、セヨンはミニョクに・・・と。
ドフンはそれでも、同伴すると言いました。セヨンの気持ちは充分分かってますからね。
ところがですよ。またまた鉢合わせしちゃったんです。
と言うのは、セヨンが欠席すると思い込んでいたミニョクが、ユジョンを変身させて同伴しちゃったんですよ~。ドフンを刺激するためだったんですけどね。
まぁ、これも韓国ドラマじゃ定番の“プリティウーマン風エピソード”。
掃除婦の格好をしていたユジョンを、職場から連れ去ってブティックに連れて行き、自分好みのスタイルに仕上げるという、あれです。
セヨン、またも作戦失敗です。
ドフンもまたショックを受けました。借金のために、ユジョンがミニョクの言いなりになっていると思ったからです。
いくらユジョンが説明しても怒りはおさまりませんでした。
「強引だったら身体も売るのか。」
この言葉は、流石に許せないユジョンでした。いくらドフンでも・・・。
ミニョクも、セヨンの気持ちは分かってて、だから、これでセヨンが傷ついたことは察しました。
後を追ったのですが、気持ちはすぐには収まりませんよね、セヨンも。
ところが、ミニョクの悪友が、ユジョンに絡んで来たんですよ。
争ってるうちに、ユジョンのドレスが破れてしまって。肩の火傷の痕がむき出しに。
ドフンは知ってましたし、ミニョクも、その日ドレスを選ぶ時に見てしまいまして。二人とも、ユジョンの苦労を記すモノだと、敢えて問いただしはせず、見て見ぬふりをしたんですよ。
なのに、他の客たちが、引いちゃうし、悪友は散々ユジョンを侮辱するし。
その時、ふわっとユジョンの肩に上着がかけられました。ミニョクでした。
悪友のあまりにも酷い言葉に我慢ならなくなったドフンが殴りかかろうとした時、一瞬早く、ミニョクが殴りかかっていました。
「言う事を聞く女だ。俺が言った言葉にだけ。」
その頃、会社ではミニョクの解任案が決議されようとしていました。臨時取り締まり役会が開かれていたのです。
セヨンは、悪友を殴り続けるミニョクを呆れたように見つめていました。
ドフンは悲しげに、切なげに自重めいた泣き笑いの表情でした。
部下たちが二人を引き分けた時、グァンスから報告が入りました。
ドフンとユジョンがプロポーズイベントをした日が、ジヒの事故の日だったということを店の従業員から聞いてきたんです。
臨時取締役会に、セヨンがやって来ました。
出席者たちは、皆気まずい表情をしましたが、セヨンは落ち着き払っていました。
役員たちを問いこもうと、チョ会長が電話してきますが、皆出ません。そして、セヨンは賛成に手をあげたのです。
ミニョクが、ユジョンに詰め寄りました。
「お前は何をした。」
そこまでドフンを庇うなんて・・・という思いでしょうか。愛の存在を信じないミニョクには、理解できない事だったのかも。