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うう~ん、遅々として進まないわぁ・・・
結構1話が長いんだけど、全ての登場人物のエピソードを膨らませてるので、全体としてのスピードは遅いです。
ちょいとイライラして来ました。
マンスルはゴッチたちの姿を見て、さっと隠れました。そして、そのままタクシーに乗ってどこかに行ってしまいましたよ。
置き手紙が修道院に残されていました。・・・ってか、いつ書いたんでしょう。それに、家族が探しに来ると分かっていたの?期待していたの?・・・と思ってしまいましたよ、あたしゃ。
『この仕事を辞める時が来たら私の腕が必要な人に無条件で分け与えると月桂樹洋服店の名に掛けて誓った。今はその約束を守る時間だ。これは俺の仕事だし一人で成し遂げなければならない。最後の宿題を終えて戻ったらゴッチさん、お前と結婚式を挙げたい。お前には世界一美しいドレスを着せて俺は自分で作った一番良いスーツを着て。自分自身との約束を守れて私は幸せだ。家に戻る時は満ち足りた状態で帰るから少しだけ待ってくれ』
事故で足を失くした新郎のために、マンスルは無料でタキシードを作ってあげたのです。
男性は、このタキシードを自分の為に作ってくれたと思うと、力が湧いてくる・・・と言いました。
せんだっては、死を間近にした老人の夢を叶えました。
ドンジンは、スーツがそんな大きな意味を持つのかとまだ信じられない気持ちでいます。これまでそう言う風にスーツを見た事が無かったからです。
でも、サムドがマンスルが帰って来るまで店を続ける決心をしたと聞くと、ほっとしました。
母ゴッチが店を売りに出した事を悔いているし、父マンスルもきっと続けてほしいと考えていると思ったのです。
売買の違約金は、ドンジンが支払い、店は存続することになりました。
皆、ほっとしています。
ミサアパレルでは、やっぱりヒョサンたちは卑怯な手を使って来ましたよ。
ドンジンを信奉する社員を皆地方に左遷するという辞令を出したのです。人質のようなもんですね。
ドンジンが手を引かない限り、ヒョサンは社員を犠牲にするつもりでいます。
ドンジンは、亡き社長の意志を継いで、ミサアパレルをやって行きたいと思っているのに、ヒョサンは手段を選びません。
この話を聞いたヒョジュは、ドンジンが悩む事すら気に入りませんでした。
社員なんぞ、どーでも良いじゃないかという考えです。
彼女にとっては自分か社員かの選択だと思っているのです。社長になるということは、ヒョジュをとると言う事だと・・・。
ドンジン、会社のことも、実家のことも、悩みが尽きません。
そんな時、またヨンシルの怪しげな行動を見てしまいました。
ヒョサンの弁護士は、ギピョの弁護も担当しているのですが。
ある日、ヨンシルを訪ねて来て、高価なバッグを渡しているのを見てしまったのです。
勿論、ヨンシルには意味が分かりません。押し付けられて、返す暇も無く立ち去られてしまったわけです。
後日、そのバッグの中に、小切手がたくさん入っている事に気がついたヨンシル。
意味が分かりました。
自分を黙らせようと言う魂胆だと。ギピョに余計な事を喋らせないための賄賂ですわ。
で、すぐさま弁護士を呼び出し、突き返したのですが。
その現場をドンジンが又々見ちゃって。
詳細を知らないモノだから、ヨンシルが裏でヒョサンと取引をしようとしてると誤解してしまいましたよ。
まぁねぇ、まだヨンシルの人となりをよく知らないから、誤解しても仕方がないでしょうが・・・。
ヨンシルも、とっとと説明しちゃえばよいのに・・・。
一方、ジヨンは、ヒョサンから結婚相手として見られている事を知り、有頂天になってます。
テヤンが目をさまさせようとしても、無理ですね、ありゃ。
ジヨンは、今何としてもヒョサンというトップレベルのステータスを持ってる人を捕まえようとしか思ってないのですから。
ところが、二人が話しているのを、ヒョサンが見ちゃいましてね。
面接で会ったテヤンのことを憶えているようです。素性を調べさせてます。
ギピョの母は、ヨンシルと息子の婚姻届を出そうと考えていました。
きっちりと法的に夫婦とならなきゃ、いつヨンシルが心変わりするか分からないと不安に思ったのでしょう。
でも、ヨンシル本人もそうだし、ゴッチや周囲の人も、それには反対です。
いつ出所できるか分からない人と婚姻届を出すなんて、無謀だと思っているのです。今回は、出さずに済みましたが、いつまで避けられるかねぇ・・・。