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テソンがふらついた瞬間、ハンビョルが飛び出しました。
ところが、段につまづいちゃって
座り込んでテソンと司会者の足にタックルした形になっちゃった
勿論、その様子は多くのカメラに収められ、動画もアップされ、動画サイトでは物凄い再生回数となってしまいました。
幸い、ハンビョルの顔は映って無かったので、熱狂的なファンの醜態ということで、収まりましたが
実はこの時、呆然と座り込んでいるハンビョルに、テソンが言ってくれたのです。
自分に注意を引き付けておく間に下がれと。
テソンはそのことで、ハンビョルをしばらく揶揄えるネタを仕入れたってことです
テソンの新作の撮影が始まりました。
相手役はペク・ダヘと言う女優。カン・ユソンが担当している女優で、以前からずっとテソンの大ファンでもあります。
が、そのことは、公にはしていないようですね。やっぱり相手役がファンだとなると、気マズイですもんね。
大ファンではありますが、その辺りは、プロ意識の強いダヘ。仕事とプライベートはきっちりと分けています。演技が終わった途端、トキメキを隠せず、笑顔がこぼれています。
ハンビョルは、テソンのストレス指数が100%だと言う事が気に掛かっています。
カウンセリングを受けるよう言っても、テソンは全く聞く耳を持たないようで。
カン・ユソンが説得して見るとは言いましたが・・・。
テソンのストレスの要因の一つが、ウン・シウにあるのではないかと、ハンビョルは考えているようです。
その理由が何かはまだ描かれていません。
カン・ユソンも、その辺りの事情は知っているようですね。
テソンのマネージャージョンヨルは、相変わらずピントのずれた仕事の仕方をしています。
決して悪気は無いし、それどころか、とても良い青年で、テソンのために・・・と頑張っているわけですが、テソンはイライラさせられることも多くて。
カン・ユソンも頭を抱えています。
ある日、ジョンヨルが、天気が良いからと、テソンの下着を車のボンネットに干すなんてことをしちゃったから大変。
テソンは激怒し、車に閉じこもってしまったため、撮影がストップしてしまいました。
テソンから激怒の電話を受けたカン・ユソンは、生憎出張中ゆえ、ハンビョルに助けを求めました。
ハンビョルは慣れたもんです。
テソンのグッズやキッチンカーまで手配し、広報チーム全員でお菓子や飲み物を大量に購入して撮影現場に向かいました。
そして、監督をはじめとしたスタッフや俳優たちにそれらを配り、テソンがかけた迷惑のフォローをしたのです。
テソンには、特別に駄菓子を詰めた箱を準備しました。
テソン・・・嬉しそうでしたね。すっかり機嫌を直し、撮影再開したのです。
休憩時間、テソンは飲み物を用意しているハンビョルの所に行きました。
そして、一緒に飲み物を作り始めたのです。
その時、客として老夫婦がやって来ました。スタッフでは無かったのですが、テソンは快く柚子茶を差し出しました。
ところが、帰ろうとした老夫婦の夫が突然倒れてしまったのです。
慌てて駆け寄ったテソン。
しかし、どうすればよいのか分からず、おろおろするばかり。
その時、ジョンヨルが駆け付けて来ました。
ハンビョルに救急への通報を指示し、自分のカバンから除細動器を取り出し、テソンに協力してもらって救命措置を行ったのです。
除細動器を持っていた理由を聞かれたジョンヨルは、テソンが万が一倒れたりしたときのためだと答えました。
テソン、ジョンヨルに対する怒りがすっかり消えたようです。真面目で一途な仕事ぶりを感じ、初めて信じる気になったのかもしれません。
顧問弁護士のト・スヒョクは、物凄く人間味の薄い人物。仕事はきっちりするし、有能なんですが、公私の区別をはっきりつける人物です。
だから、勤務時間を過ぎたら、依頼を受けないのは勿論、電話にも出ないと言う契約を結んでいます。
しかし、最近それが少し変わって来ました。
笑顔も見せるようになったし、勤務時間が過ぎるのも気づかずにいたりします。
ハンビョルがテソンのサイン会で起こした爆笑エピソードの動画を見て、“可愛い”と呟いたりしてますもんね。
事務所の部下はその変化に気づいています。
ト弁護士は、ハンビョルと言う人間を知れば知るほど惹かれて行っています。
ハンビョルを見つめる眼差しがとても柔らかく優しいです。
ある時、ト弁護士は、広報チームの3人がハンビョルとテソンの仲についてあれこれと話しているのを耳にしました。
広報3人娘は、ハンビョルとテソンの間に確かに愛情があると思うんだけど、まだ確信は持てないのです。
少なくとも、テソンがハンビョルを好きなのは確実だと意見は一致していますが。
ハッキリとハンビョルに気持ちを聞きたいところですが、そういうわけにもいかず・・・。
ト弁護士は、何事も、はっきりとさせたい性格のようで。
突然ハンビョルに聞きましたよ。
「コン・テソンとつきあってるんですか?」
ハンビョル、はぁっ・・・ってな感じ。
「訴えられたいんですか」
と、即答しました。
ト弁護士、その答えに満足したようです。
満足していないのはテソン。
そんな二人の会話を聞いちゃったんで。