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ウン・シウは、自分のこれまでの人生を話し始めました。
そして、テソンが息子だと言いました。
テソンが生まれて、1年も経たないうちに、テソン父は不慮の事故で亡くなったようです。
ウン・シウを大事にしてくれていた夫の両親は、新しい人生を生きるよう、励ましてくれました。
「そして私は、子供を捨て、女優になりました。」
母親の必要な時に傍にいず、テソンを傷つけ苦しませてきたことを謝ろうと帰国したのに、またテソンを苦しませることは、あってはならないと言いました。
どうか、彼のことを温かく見守ってください・・・ウン・シウはそう言って記者会見を終えました。
この会見を開くことを、ハンビョルはテソンに伝えました。
何の非もないテソンへの誤解を解くのが、自分の仕事だからと、ハンビョルは言いました。
でも、テソンはその決定を受け入れられず、俳優コン・テソンではなく、テソン本人の傍に居てほしいと言いました。
ハンビョルは、その願いを聞かなかったことになります。
ハンビョルがこんなに急に記者会見を設定したのには理由がありました。
チョ記者の上司が、テソンが隠し子だというタレコミを受けたと、チョ記者から連絡があったのです。
悪意のある情報で、数時間後には記事になると。
その後では、事態の収拾は難しくなる恐れがあります。
だから、記事が出る前に会見で正確な情報を発信したかったのでしょう。
世論は一変しました。
手のひら返しですよ。
撮影も再開されました。
テソンのために、自分の撮影を先に済ませるよう監督に進言したペク・ダヘに、テソンはお礼を言いました。
ダヘはもうそれだけで天にも昇る心地でした。
「私はオタクの中の成功者よ」
と、ダヘは母親に大喜びで電話しました。
ホント、良い子よね、ダヘって。
ジョンヨルは、広報チームのキム代理から、緊急に記者会見した理由を聞きました。
それを、すぐにテソンに伝えました。
テソンは、ハンビョルがどれほど自分を大切に思っているかを、改めて知りました。
ウン・シウがハンビョルに会いに来ました。
会見の後は、久しぶりの事に緊張して、ロクにお礼も言えなかったから・・・と。
ハンビョルは、これまでも、そして今回もテソンはとても傷ついたと言いました。そうなる事が分かっていた筈なのに、敢えて帰国したのには理由があると思っていました。
理由をウン・シウに尋ねました。
ウン・シウは打ち明けたのかな?
テソンがハンビョルに会いに来ました。
会いたかった・・・と言いました。
ごめん・・・とテソン。
私もごめん、あれが最善策だったの・・・とハンビョル。
テソンは優しくハンビョルを抱きしめました。
ハンビョルは、ウン・シウの病気のことをテソンに打ち明けました。
テソンは、カン・ユソンがウン・シウを帰国させた事情がこれだと気付きました。
テソンは、カン・ユソンも訪ねました。
先日のことを謝りました。
カン・ユソンも、きちんと話せなかったことを謝りました。
テソンは、カン・ユソンと一緒にウン・シウを訪ねました。
ウン・シウは出国しようとしていました。
テソンとウン・シウは、初めてきちんと向き合う事が出来ました。
言えなかったこと、本当の気持ちを、初めて話す事が出来ました。
「私は記憶を失っていくらしいの。このまま、あなたに何も言えなかったらどうしようと怖くなった。テソン。あなたは自分で思ってるほど一人ぼっちじゃなかった。伝えられなかったけど、あなたは愛されていた。手遅れになる前に、それを伝えたかったの。」
テソンは涙をいっぱい貯めて頷きました。
もっと早く言ってくれよ、俺、今までずっと寂しかった・・・とテソンが言いました。
ウン・シウは、最後にテソンを抱きしめました。
「ダメな母親だったけど、ずっと愛してたわ。」
そのことは最後まで忘れないでくれ、嫌な記憶は全部忘れてさ・・・とテソン。
テソンはハンビョルにお礼を言いました。お前のお陰で見送ることが出来た・・・と。
カン・ユソンは、パク・ホヨンに自分の気持ちを告げました。
彼自身、ホヨンのことを可愛いと思ってはいたものの、それが恋愛感情なのか、後輩として可愛いのか、判断出来なかったようです。
「先に言えなくてごめん。僕も君が好きだ。」
もうねぇ、可愛いのよ、この二人も
ところでこの作品、芸能事務所が舞台ということで、たくさんの俳優さんたちがカメオ出演されています。
オム・ギジュンssiは、カン・ユソンが前の会社で新人マネージャーだった頃に担当していた傲慢な俳優の役で出演していまして。演技がはじけて上手過ぎて、本当に嫌な奴でした
イ・ユヌの命日が来ました。
その日、ハンビョルは体調を崩していました。
だから、前日、イ・ユヌからの電話に出ることが出来ませんでした。
メールで何の用事か問い合わせたのですが、そのメールには、結局、既読の文字は永久につきませんでした。
ハンビョルはそれをずっと後悔し続けて来たようですね。
テソンの元に、差出人不明の手紙が届きました。
玄関ドアに挟んであったのですが、それが初めてではありませんでした。これまでも何度もあったようです。
赤い封筒には、メモが一枚。
“ユヌを殺したのはお前だ、忘れるな”
テソンはト弁護士に助言を求めました。
「知ってる人が自分を死ぬほど嫌ってたらどうしますか?」
テソン、赤い封筒の差出人が誰か知ってるみたいですね。
無視するのが一番では?と、ト弁護士。
そして、気になる人ですか?と聞くと、テソンが言いました。
「気がかりな人です。天国にいる友人のマネージャーだった人です。」
え
ハンビョルたちの行きつけのバーの社長グィノン