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テソン、ハンビョルとト弁護士の話に割り込みました。
テソンとト弁護士はこの時が初対面でした。
テソンの態度、まるで宣戦布告のようです。
広報3人娘は、テソンのマネージャージョンヨルを抱き込むことにしました。
テソンの一番近くにいるジョンヨルから情報を仕入れて判断しようと思ったのです。
実はジョンヨルも薄々テソンの気持ちに気が付いていたようです。
それに、ハンビョルが誰よりもテソンの事をよく知っている事にも気が付いていました。
4人はあれこれ想像して楽しそうです。
ハンビョルたちの会社スターフォースエンタに所属するタレント3名に関する悪質な噂がネットに載りました。
事実確認をし、噂の出所を調査することになりました。
事が事だけに、ト弁護士にも迅速な対応をしてもらうことになりました。
その時、時間外でも大丈夫だとト弁護士が言うのを聞いたチェ理事やカン・ユソン、パク・ホヨンは驚きました。これまで頑なに時間外対応を断って来たト弁護士の言葉とは思えなかったのでしょうね。
そのト弁護士が、何とテソンと同じマンションに引っ越してきました。
よりによって同じ階です。
ハンビョルは母校の大学で特別講義もしています。
講義を終えて恩師の教授を訪ねたら、恩師が嬉しそうに大学の広報誌を出して来ました。
テソンとハンビョルが寄り添ってる表紙です。以前、広報チームへのメールに添付されて来たツーショット写真は、この表紙写真だったのです。
テソンは当時も人気者だったので当然ですが、ハンビョルがどうして選ばれたのかは不明。
ただ、これはハンビョルにとって迷惑以外の何物でもなかったようです。
この写真のせいでテソンの彼女だと言う噂が流れ、散々陰口をたたかれたからです。
辛い思いをしたハンビョルは、この写真は二度と見たくない代物だったのです。
ハンビョルから話を聞いた教授は、2人の噂が嘘だったと初めて知りました。
教授も2人が付き合っていると思っていたようです。
そう思った理由はテソンにありました。
当時、テソンが広報誌を廃棄してくれと教授に頼みに来ていたのです。
この事でハンビョルが辛い思いをしているからと。
「廃棄する費用と、作り直す費用は僕が負担します。今後も僕がモデルになってもいいです。」
とまで言いました。
結局、廃棄処分になったようですね。
今でも大学の広報誌の表紙はテソンでした。その理由がこれだったと、ハンビョルは初めて知りました。
でも、テソンがどうしてそうしたのか、ハンビョルには分かりませんでした。
ただ、たまにとても優しい時があると改めて感じたハンビョルでした。
「少しは恩を売りなさい。」
と、ハンビョルはテソンに言いました。
広報誌の話を聞いたと言いました。
「遅くなったけど、ありがとう。」
笑顔でそう言うハンビョルを、嬉しそうにテソンは見つめました。
海外メディア取材が入ったテソン。
たくさんの書面での質問を渡され、うんざりした様にテソンがジョンヨルに言いました。
ハンビョルに頼んでくれと。ハンビョルが一番自分の事を知っているからと。
ジョンヨルは嬉しそうに引き受けました。
即、広報3人娘に報告をいれましたよ
ハンビョル、テソンの代わりに質問に答えを記入していきました。
しかし、ラストの答えが分かりません。
直接テソンに聞きました。
“人生で一番ドラマチックだった瞬間は?”
深夜までかかった撮影の疲れでうとうとしかけたテソン。
「寝ないでこの中から選んで。大学を卒業した時、映画の大ヒット、新人賞受賞、アフリカに行った時。」
と、ハンビョル。
不思議だ・・・とテソン。寝言のように言いました。
「すべての瞬間にお前がいた。ずっと傍に居ろ。どこにも行くな。」
そのままがくっと頭が落ちそうになったのを、ハンビョルは思わず肩で支えました。
ハンビョル、テソンの言葉が心に刺さったようです。