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ヘジンをはじめとした面々は、皆、サンウンとジホのことを案じていました。
サンウンと離れたジホは、以前の冷たく表情や感情の見えないジホに戻ってしまいました。
裁判所の部下たちは、サンウンがジホを捨てる筈が無いと、励ましたり、発破をかけたり。
キム部長の妻は、サンウンの心情を推察し、考えが落ち着いたら必ず戻ってくるから待っていなさいと言いました。
しかし、ジホとすると、何故一人で悩むのかと腹が立ってしまうのです。
考えた先の決断が別れだったらどうすればよいのかと不安でもありました。
ただ待つということが苦しいジホは、お酒の飲み方を練習しようと思い立ちました。
で、ヘジンとジウンに練習相手になってもらいましたよ。
サンウンは自室のベッドの上でぼんやりとしたり、泣いたりの繰り返しでした。
自分のせいで、ジホを傷つけたり、今後の人生をダメにしてしまうのではないかと、それだけが頭の中を回っていました。
多分、ジホは理解してくれるとサンウンは思いました。だから余計に済まないと思いました。
ある日、やっとベッドから出たサンウンは、掃除をしていてグァンナムの飛行機のチケットを発見。
グァンナムを問い詰めました。
グァンナムは、この国ではゲイの自分は自分らしく生きて行くことは出来ないと思い、海外に行こうとしていたのです。
しかし、サンウンの事が心配で、発つタイミングを逸していたのです。
サンウンは自分に内緒で計画を立てていたことを怒ったのではありませんでした。
家族と仲違いしたまま発とうとしていることを、心配したのです。
サンウンはお金を渡し、皆で美味しいものを食べなさいと言いました。
ミホがジホを訪ね、今回の事に対してお礼を言いました。
そして、現在のサンウンについて話そうとしたのですが、ジホがそれを遮りました。
サンウンの口から聞きたいからと言って。
「誤解や想像をするのは嫌なので。」
なるほど・・・。本人の口からの言葉じゃ無いと、本当の理解は出来ないかもしれませんね。
ミホは言いました。
時間を無駄にしないで、早く話し合うように・・・と。
ミホはサンウンに聞きました。ジホがサンウンの人生をどう変えたのか?と。
たくさんあるわ・・・とサンウン。
ミホとの関係が良くなったこと、サンウンをサンウンとして接してくれた事、初めてありのままの自分を愛してくれた事、心から愛する方法を教えてくれたこと・・・。
だったら、何を迷うの?とミホ。手放しちゃダメよ・・・と。
その日、ジホが帰宅すると、そこにはサンウンが。
料理を作って待っていたのです。
以前と同じように、2人で向かい合って食卓に座りました。
随分心配したんですよ・・・とジホ。
怖かったんです、合わせる顔が無いと思いました・・・とサンウン。
実は、ジホ、このところ残業もせずに定時で帰宅していました。
サンウンがいつ来ても良いように・・・と思って。
空腹で来るかもしれないと料理を用意したり、家が寂しく見えないようにと観葉植物の手入れをしたり。
お酒を飲む練習もしたのも、その一つでした。
会いに行きたくても我慢しました。サンウンが来るまでは我慢しようと思いました。
サンウンを心から愛しているから。
ジホが居てこそ、自分は幸せになれるということを、サンウンは忘れる所でした。
ジホを心から愛していると改めて思いました。
やっと二人は他のカップルと同じように自然に二人でいることが出来るようになりました。
ミホは、チェ常務が開いたカフェでアルバイトを始めました。
どちらがオーナーか分かりません
グァンナムは、喧嘩別れしたままだった両親と姉たちと一緒に食事をしました。
しかし、姉たちの考え方は相変わらずで、結局、喧嘩になってしまったのです。
収拾がつかない状況になったところに割って入ったのは、ジョンハン。
ヘジンの元マネージャーです。
ずっと、グァンナムを歌手として育てたいと言っていたのですが、グァンナムがそれを拒否し続けていました。
しかし、諦めていなかったのです。
ジョンハンは、グァンナムを所属歌手として育てるつもりだと家族に宣言。
散々グァンナムをけなしていた姉たちも、それで一気に機嫌が良くなり、両親もほっとしました。
グァンナムは、ジョンハンを信じ、任せる決心をしました。
ヘジンは、芸能界に復帰しました。
サンウンが母を説得してくれ、結局、父であるカン会長も納得してくれたのです。
サンウンが、サプライズでジホにプロポーズしました。
ハッピーエンドです
ちょいとラスト数話は、もたもたしましたね。
でもまぁ、面白く見ることが出来たから、ヨシとしましょう。
全てが丸く収まるのは、出来すぎの感はありますが、サンウンとジホを取り巻く人たちの優しさが、とても心地よかったです。