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脅迫メールの本当のIPが、ピモ島と言う場所の可能性が高いとパク・ウンスが報告しました。
広域捜査隊のパクチーム長に報告すると、現場から逃走した合羽の女が空港に向かったと分かったので、そちらに向かっていると言う事でした。
その時点では、ピモ島に行く便しか残されていないと分かりました。
しかし、結局、犯人と思われる人物を見つけることは出来ませんでした。
見つかったのは、合羽のみ。
グォンジュは、ウンスやパク・ジュンギ刑事とク・グァンス刑事にこの1件の捜査を提案。
しかし、過去の2件はすでに尊属殺人で決着してしまっているし、今回は別のチームが捜査担当となっています。割り込むのは、なかなか難しい状況でした。
そう、パク刑事とク刑事が指摘したので、グォンジュは一旦引き下がりました。なにせ、休暇中でもありますし。そう無理は言えませんよね。
でも、グォンジュは、捜査を諦めたわけではありません。
1人で、ピモ島への出張を願い出たのです。
一方で、容疑者の男が浮上しました。
動機もあるし、似たような合羽を着て、防犯カメラに写り込んでいたのです。
パクチーム長たちは、空港で無駄足を踏んだ事もあり、この人物こそ容疑者の可能性が高いと考えました。
しかし、納得できないのは、チョチーム長。
酷い暴行を加えられたリサの遺体を見て、怒りがこみ上げていましたし、自分が追った女が犯人だという考えは変えられなかったのです。
実際、リサ自身からのメールにも“女”と書いてありましたから。
犯人は俺の手で捕まえると、チョチーム長は言いました。
すぐさま、上司に連絡し、韓国での捜査の許可を得ました。
グォンジュとチョチーム長は、ピモ島の警察署で初めて顔を合わせました。
チョチーム長は、グォンジュのことを信用していません。と言うか、韓国の警察の能力を低く見ているようです。
その時、部下の刑事チャドが防犯カメラに写った容疑者の写真を手にやって来ました。
一目見て、チョチーム長たちは、それがグォンジュだと思いました。
流石に唖然とし、グォンジュを見つめました。
何かの間違いだ、証明するとグォンジュがポケットに手を入れようとした瞬間、
「動くな」
と、チョチーム長たち3人が一斉に銃口をグォンジュに向けたのです。
そこに、パク・ウンスとパク刑事、ク刑事が飛び込んできて、グォンジュを庇いました。
一触即発の状況です。
「犯人は私に成りすましたんです。事件当時、私は警察署にいました」
それでも銃を下ろさないチョチーム長たち。
電話が入りました。
写真の容疑者の肌にひびがあると言う連絡でした。
シリコンマスクをつけているようだ・・・と。
チョチーム長は、銃を下ろしました。
パク・ウンスたちは、ああは言ったモノの、やっぱり気になってグォンジュの後を追って来たのです。
グォンジュは、犯人と同じように自分にも人並外れた聴力があるとチョチーム長に打ち明けました。
すぐには信じられないチョチーム長ですが、昨日の犯人追跡の時のグォンジュの指示を思い出すと、その話が作り話ではないのでは?と、思えて来ました。
トドメは、さっき電話連絡してきた部下の咳と、喉の微妙な音を指摘した事。
聞こえる筈がない音ですから。
その瞬間、チョチーム長はその能力を利用することを決心したようです。決断は早い。
協力して捜査を・・・とチョチーム長が言いました。
そして、突然グォンジュの袖をまくり、両手首を確認しました。
チョチーム長がグォンジュたちと捜査協力すると決めたのは、犯人がグォンジュに執着していると分かったかっらです。
部下のチャドとニックには、飛行機の乗客の方向から捜査をするよう指示し、自分は敵が接触してくるのを待つことにしました。
チョチーム長がグォンジュの手首を調べたのは、理由がありました。
リサからの最期のメールに、
“あの女にも入れ墨があった、お母さんを殺したあの幽霊の入れ墨が・・・”
と、あったからです。
チョチーム長は、ピモ島の出身で、アメリカにリサと共に養子に出された経緯がありました。
森のキャンプ場に来ていたイェスクと言う女性が行方不明になりました。
112に通報してきたのは、行動を共にしていたハウンと言う女性。
獣が連れ去ったみたいで、地面には血が流れていたと、パニックになって連絡して来ました。
ピモ島の112通報センターには、以前グォンジュの部下だったサンピルがいました。
サンピルは、グォンジュが来ているのを見かけていたので、すぐに協力を求めました。
翌日から勤務開始の予定でしたが、グォンジュはすぐにセンターに行き、ハウンを落ち着かせ、事情を聞き出し、部下に的確な指示を出しました。
イェスクが乗った飛行機がサーカスマンが乗ったのと同じ便かもしれないと気付いたグォンジュは、チョチーム長にも連絡を入れました。
パク刑事とク刑事に出頭の指示を出し、チョチーム長と協力して捜査するよう指示を出しました。
夜の深い山での捜索は難航しました。
見つかったのは、噛み痕のあるイェスクのジャンパーと、獣の足跡。
チョチーム長は、歯型を見て、犬ではないと言いました。ゴリラのような霊長類だと。
「人間の仕業だ。」
パク・ウンスが以前セミナーで聞いた話を思い出しました。
「自分を動物だと思い込む獣化妄想と言う精神疾患があります。」
その頃、イェスクは、山犬の群れに追われていました。
何とか窪地に逃げ込み、そこから112に通報しました。
でも、犬たちが来たので、電話は途中で切るしかありませんでした。
灯りを見つけたイェスクが必死に逃げて行った先には、一人の男がいました。
しかし、その男こそが、犬たちのリーダーだったのです。
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