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ヘギョンが置いて行ったメモリに入っていたのは、テマンが有力者にした多額の献金のリストでした。
勿論、違法です。
何故自分に?と、ドンジュは思いました。
サンは、いっそのこと、マスコミ等に公開すれば良いと言いました。
が、ドンジュはそれが無駄になることが容易に想像できました。始めは世間の目を集めるだろうけど、権力者が本気でやれば、あっという間に問題は有耶無耶なまま闇に葬られてしまうのがおちだと。
「重要なのは、タイミングだ。」
と、ドンジュは言いました。
ヘギョンは、ドンジュに身を守る盾として渡したのです。
ヘギョンの盾でもあったのですが、今、それが必要なのは、ドンジュの方だとヘギョンは考えたのです。
ここで明らかになったのは、ヘギョンの秘書が、カイと繋がっていること。
ヘギョンは、イ・ハヌルが生きていると信じて来たようですし、秘書が繋がっていることも察していますが、秘書は・・・と言うか、カイも、ヘギョンを守るためにそれを明らかにしていないようですね。
ノ・ミョンナムは、カイに言いました。27年前の目撃者の学生イ・ハヌルだろ?と。
パク刑事から見せられたモンタージュで気づいたと。
2年前、チョン・ドゥヒョンの事件を目撃してしまったノ・ミョンナムは、慌てふためいてカイに相談を持ち掛けたのです。
家庭菜園仲間でもあり、何かと気を遣ってくれるカイを、信頼していたのです。
警察での供述は、カイの助言に従ったモノでした。
本当は、チョン・ドゥヒョンが吊るされた現場まで行っていたのです。
パニックになって、結果的に現場を荒らしてしまったと聞き、カイはノ・ミョンナムに疑いがかからないように偽装工作をしたのです。
ポケットにテマンたちの写真を入れたり、口に木片を押し込んだりという。
ノ・ミョンナムは、自分が頼ってしまったことで、25年間ずっとカイが自らを支えてきたことを壊してしまったと、カイに謝りました。
確かに、チョン・ドゥヒョンの遺体を見た時、カイの中で堪えて来た怒りが噴き出してしまったようです。
復讐を決意した瞬間だったのかもしれません。
サンは、ピョン議員の娘ハヨンが、ノ・ミョンナムに無実の罪を着せたのは父親だと言っていた事を思いだしました。
27年前の事件を捏造したのが、ハヨンの父だと言う事です。
検索してみてドンジュは知りました。
昔、自分の家でビデオテープを探していた刑事、そして、ドンジュ父の書店に来た刑事がピョン議員だということを。
と言う事は、ドンジュ父を殺したのも、ピョン議員じゃないかと。
パク刑事がドンジュを訪ねて来ました。
サンのDNA鑑定をするためのネタ探しが目的だったようです。歯ブラシをゲットしたようですね。
パク刑事は、27年前のイ・カンサンの写真を2人に見せました。
名前も同じだと。
そして、湖の白骨遺体の傍からイ・ハヌルの学生証が見つかったと言いました。
答えに窮した2人。
サンが黙っていられず、とうとう言ってしまいました。
「兄さんは死んでません。僕は、イ・カンサンです。27年前から来たんです。」
当然、パク刑事は大混乱します。
ドンジュも、腹をくくって言いました。
「事実です。」
ピョン議員がチョン・ドゥヒョンを車に乗せる映像が入ったUSBが無くなりました。
キム刑事です。
まだコピーもとっていない状況だったので、オチーム長やイ刑事は焦りました。
勿論、キム刑事はしらばっくれました。
イ刑事は、パク刑事に連絡しました。事情を話して、コピーを取っているかと聞きました。
すると、流石です、パク刑事。コピーとってたんですよ
でも、イ刑事は、オチーム長とカン刑事に、そうは言いませんでした。パク刑事もコピーは取ってないらしいと言ったのです。
万が一のため、証拠が失われたと思わせておこうと考えたんじゃないでしょうかね?
イ刑事の受け答えが変なので、何度か見直して、そういう事かと、思いました。
ところで、イ刑事は、USB紛失の一件でキム刑事を疑い始めたようです。
で、ハン刑事に映像のコピーを入れたUSBを渡した女性職員に確認を取りました。
ハン刑事より先に映像を受け取りに来た刑事はこの人物かと。
すると、違うと言う返答が来ました。
でもね、その時、既に女性職員にもピョン議員の手は伸びていたのです。
脅して、偽証させたってことです。
まさかそこまでとは思っていないようなイ刑事。ほっとした表情を浮かべていますが・・・。
キム刑事は、くすねたUSBを、ピョン議員に渡しました。
そして、もうこのような事は出来ないと、頭を下げました。
しかし、それで解放してあげるようなピョン議員じゃありません。
散々弱みを突っついて、今後も指示に従わせようとしています。
この様子を見ていたのは、ヨンテ。
何とヨンテ、ドンジュ父の事故を有耶無耶に処理したのがピョン議員だと知って、尾行していたようです。
そして、キム刑事と会うのを、目撃しちゃったってこと。
以前、キム刑事のことは、捜査本部で見て知っていますからね。
すぐさま、ドンジュに連絡を入れました。
ヨンテとの会話を聞いたサンは、この時初めてドンジュ父が殺されたということを聞かされました。
それも、自分と別れた直後に。
ビデオテープを隠せるのは、時間を考えたら、書店しかないとドンジュは思いました。
まだ幼かったドンジュは当てになりませんが、サンなら隠し場所になりそうなところを思い出すかもしれないと、ドンジュは言いました。
ドンジュ父は器用で、幼いドンジュのために、木でおもちゃをよく作ってくれていました。
ドンジュが乗れるくらいの木製の車もありました。
母に確認すると、誰かにあげたかもしれないとのこと。
誰にあげたのか、思いだしてくれと、ドンジュは言いました。
ノ・ミョンナムが自殺に見せかけて殺されました。
その知らせが、ヘギョンの秘書からカイに届きました。
カイは怒りで震えました。
覚悟を決めたようです。本格的に復讐を始める・・・。
そのために、サンを安全な状態にしておかなくてはいけないと思ったのでしょうね。
ドンジュに連絡して来ました。
サンには、自分と会った事を言うな。思い出させることもやめろ、記憶喪失のままでいさせろ・・・と。
しかし、ドンジュは言いました。
サンは、既にいろいろ思いだしているし、昔の状況を理解していると。
それでもカイは言いました。
「カンサンの秘密は誰にも話すな。平凡に生きられるよう助けてやってくれ。」
テマンは、チェ検事を呼びつけ、シン監督の妻のスキャンダル写真を渡して言いました。
告訴を取り下げさせろと。
何故検事の自分に?と、チェ検事。
そんな下っ端がやりそうな仕事を何故自分にさせるのかと言う事です。
が、テマンは全てお見通しといった態度で、チェ検事を脅しました。そうとハッキリ言わなくても、言葉の裏に隠されている脅しが、チェ検事には恐怖に感じられました。
つまり、自分に隠れて何かをしようとしても無駄だぞということですね。
結局、ドンジュへの告訴は取り下げられ、パクリ疑惑は一件落着しました。
ミョンソクは、あまりにもあっさりと決着したことに驚き、兄のテマンが関わっているのではないかと、疑惑を感じているようです。
パク刑事がまたドンジュの家にやって来ました。
話が途中になっていたので・・・と。
タイムトラベルして来たと言うサンに、証明できるのかと問いました。
「あの人は誰ですか?」
と、サンが聞きました。
サンは見えていたのです、パク刑事が事故直後に血まみれのハン刑事を抱きかかえて泣き叫んでいる姿が。
信じられないと言う表情で狼狽するパク刑事。
サンと初めて会ったのは、事故の時で、その時サンは時空を超えて来たんだとドンジュは言いました。
じゃぁ、どうやって事件のことを小説にしたんですか?と、パク刑事はドンジュに聞きました。
ドンジュが躊躇していると、サンが口を挟みました。
「どうやって書いたのか、僕が知ってます。ドンジュさん、本当の話をしよう。」
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