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借金取りの男は、キム・サブの腕を切ると脅したのです。
外科医として抹殺されると言う事です。
ある意味、命を狙うより残酷です。
ウジンは、要求を飲むしかありませんでした。初めて信じた人を傷つけるようなことは出来ません。
ウジンは、ソウルの病院が今の2倍の報酬を出すと言ってくれたと言いました。
お金が全てだと嘘をついたのです。
「集中治療室の患者の様子を見て、それから行きます。」
キム・サブはその言葉を信じたわけではありません。でも、この場ではウジンの意思を尊重したと見せました。
ウンジュは激怒してウジンに説明を求めました。
ウジンの言葉が嘘なのは察していました。ヒョンジュンの一件で、ソウルの病院がウジンを雇う筈が無いと分かっていましたから。
すると、ウジンは今回の異動先の病院を紹介してくれたのはヒョンジュンだと言ったのです。全て解決してくれたんだと。
でも、そんなの、ウンジュには信じられません。
ヤン医師は、カン・イクジュンの手術の許可を貰おうと、シム医師に何度も何度も頼みました。
パク院長は手術を強行するつもりです。ヤン医師は手術計画を一刻も早くたてろとせっつかれています。
こうなったら、シム医師を脅してでも・・・と思ったのです。
シム医師は何と言われても反対でした。
すると、ヤン医師は過去のシム医師のミスを持ち出しました。その時救ってくれたパク院長に恩返しをしないといけないと・・・とね。
押し切られた格好になりました、シム医師。
パク院長に、念を押す様に、患者の状態を説明しました。危険が大きいと。
しかし、パク院長は、その可能性を認めながらも、大丈夫だと根拠の無い自信を示したのです。
そこまでこだわる理由は?とシム医師は聞きました。
パク院長は、ただキム・サブに勝ちたい、それだけなんでしょう。でも、そんな風には言えません。
「勿論、患者のためだ。」
と、医者として当然の事を言いました。
「この決定を後悔させないでください。」
と、シム医師は手術の日程表を差し出しました。
満足そうにほくそ笑むヤン医師を見てシム医師は、ウジンを助手とした方が良いんじゃ?と言いました。
ヤン医師には無理だとはっきり言いました。
プライドをへし折られた格好のヤン医師でした。
キム・サブは、ヒョンジュンが勧誘した人物を記したメモを手に入れました。
後で分かるのですが、これを手に入れたのは、チャン・ギテ室長。
自分にも条件の良い異動先を・・・とすり寄り、まんまとポケットから掏り取ったのです。
チャン室長・・・まさか、そう言う特技を持ってるの
欄外に、ウジンの名前がありました。
病院内でうろついて画策するヒョンジュンに、キム・サブ、怒りがこみ上げて来ました。
主治医なら、この傷の抜糸をしてから行けとキム・サブはウジンに腹部の傷を示しました。
そして、キム・サブ自身が抱える腕の振るえやしびれ等の状況を詳細に説明しました。
これらの事から、病気の正体、治療方法等を掴めと言いました。お前に与える最後の宿題だ・・・と。
ホント、泣けてきます・・・。
ウンジュは考えれば考えるほど、ヒョンジュンに対して怒りがこみ上げて来ました。
何とかしなくちゃいけないと思いました。
ヤン医師と会ってる所を見つけ、乗り込んで行きました。
ウジンを何と言って脅したのかと、詰め寄りました。
代理手術の一件だって、悪いはヒョンジュン出会ってウジンじゃないと。なのに、被害者面して、ウジンが悪者扱いされた。だけど、ウジンはヒョンジュンを非難したことは一度も無い。ヒョンジュンはここまで来てウジンを苦しめてるというのに。
ヒョンジュンは反論できませんでした。
ヤン医師は口を挟みましたが、ウンジュは完璧に無視。
無視され続けるヤン医師は、怒りのあまり、言っちゃった。
「寝たのか?」
ウンジュが初めてヤン医師の方を向きました。
蔑んだ表情です。
勝ち誇った表情のヤン医師の後頭部を、ウンジュが殴りました。
「喧嘩を売ったのは先輩じゃないですか拳を使わなかっただけで、さっきのいやらしい発言は暴力と同じですあんたは口を出さないで、ヤン・ホジュンssi」
「あんたはもう先輩でも何でもない、偉そうにしないでそれから・・・。もう被害者面しないで」
ヒョンジュンに向いて言い放ったのです。
素晴らしい、ウンジュ
ドアの外には、ウジンが立っていました。オム看護師とチュ看護師もいました。
全て聞かれたのです。
ヤン医師もヒョンジュンも何も言えませんでした。
その時、パク院長からウジンに電話が。
ウジンはスピーカーにしました。ヤン医師に聞かせるためです。
カン・イクジュンの手術に助手として入ってくれと言うものでした。
ヤン医師は、小声で断ってくれとウジンに言いました。
でも、ウジンはヤン医師を見ながら、OKしたのです。
ウジンは条件があるとパク院長に言いました。
昨日他の病院の契約したと打ち明けました。期限は今日までだと。
話を聞いた瞬間、パク院長はヤン医師の仕業だと直感したようです。
その期限を延長するよう調整してほしいと、ウジンは言いました。キム・サブの“宿題”を仕上げたいと思ったのです。理由は、患者の容体を見ておきたいからと言いましたが。
そして、もう一つ、カン・イクジュンの心臓の病気についても確認しました、大丈夫なのかと。
パク院長は問題ないと答えました。
キム・サブはヒョンジュンに会いに行きました。
誰に頼まれた?と聞かれ、ヒョンジュンはトルダム病院には優秀な人材が多いとの噂を聞いて来たと答えました。
「だったら、真っ先に私を訪ねるべきだろ。」
と、キム・サブ。そして例のメモを見せました。
調べてみると、異動先の病院と言うのは、どこも過去に違法行為で摘発されたり、業務停止となった病院ばかりだと分かりました。
それを知った上でお金のために同僚や後輩を売るような事をするなんてと、キム・サブは激怒。
自分だって大変だったとか何とかヒョンジュンは言い訳をしましたが、そんなの理由にならないと、キム・サブは一蹴。
手術着に着替えたウジンは、女子更衣室にいるウンジュに声をかけました。
済まなかった・・・と。
これからは俺の肩を持つな・・・と。
でも、ウンジュはそれは出来ないと言いました。嫌なの・・・と。
「同盟を結んだじゃない。私の味方にもなってもらうし、必要な時はこき使うわ。私みたいな人はめったにいないわよ。賢くてセンスが良くて、少し前に親離れもできた。それに手術も上手な医者よ。だから行かないで。」
本当に一線を越えたらどうするんだ・・・とウジンはウンジュを見つめました。
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