![]() |
元カレは天才詐欺師~38師機動隊~ DVD-BOX2 |
クリエーター情報なし | |
TCエンタテインメント |
レビュー一覧は、こちらから。
全てジョンドとソンイルの計画通りだったんです。
ワン会長がアン理事の要請に答えて、市長の援助をすると決断し、すぐさま現金を用意したのも。
マ・ジンソクがサ刑事と繋がっていたことも。
あ~細かい説明がややこしい~っ
つまりですね。
アン理事はジョンドの後ろ盾をワン会長だと知ると、それを市長に報告しました。
ワン会長が、市長が思ってるような清廉潔白な人物ではないと分からせたんです。そう言う市長が掴み得ない情報を自分が持っているということは、今後、市長が再選された時、副市長として役に立つ人間だと思わせるのに充分でした。
で、ワン会長を、ジョンドより自分たちと手を組んだ方が得策だと説得。
ワン会長は、アン理事の意見に納得し、ジョンドと手を切ると言いました。その上で、すぐに現金を用意する・・・と。
回りくどいやり方は性に合わない・・・と豪快なところを見せました。
それでアン理事はすっかり信用したんですよ。
その頃、サ刑事はチェ代表に市長の過去の罪を告げていました。
なんと、8年前に死んだミンシクは自殺では無く、パン・ピルギュが殺したんだそうです。それを市長が隠匿しちゃったってことなんですね。
その情報に、チェ代表は50億を支払いました。
そしたら、サ刑事は、ジョンドとソンイルを逮捕させる事も出来る・・・なんて、さらに50億の上積みを要求しました。
まだマ・ジンソクは、詐欺を計画させた人物の名前を供述していなかったんです。
担当検事は、チェ代表の息がかかっています。
検事に電話したチェ代表は、電話をサ刑事に代わり、ジンソクに話をさせました。
で、ジンソクは、サ刑事がお金を受け取った事を確認し、ジョンドとソンイルの名前を告げたのです。
ジンソクは、約束通り、釈放されました。
で、サ刑事に分け前を貰おうと出かけて行ったのですが。
サ刑事は、しらばっくれて全額を自分のモノにしちゃった。
これを、あまり悔しがってないジンソクの様子が気になった私。
やっぱり
ジンソクは、ジョンドと繋がっていたのです。こうなる事は予測してました。
サ刑事が車を離れている間に、トランクに入れられてた大金を、ジョンドが奪いました。
その様子を、記者が写真に撮ってました。
その記者、ノ先生の通報で、張り込んでいたんです。
これも計画の内でした。
ジョンドが奪ったお金は、ワン会長の手元に。
そしてそれはそのままアン理事の車のトランクに・・・。
つまりは、チェ代表から出たお金はアン理事の・・・市長のところに運び込まれたってことになりました。
この状況が整った時、一斉に事が動きました。
記者がチェ代表から市長への莫大なお金の動きをトップニュースとして発表したんです。
サ刑事は、運び屋1号として逮捕されました。
そして、ジョンドは、運び屋2号として手配されたのです。
この計画が仲間に説明された時、ミジュやノ先生が、運び屋2号を誰にするか・・・と言いました。
信用できる相手で、刑務所に入る事になるのを納得の上で引き受けて貰わなければいけないからです。
ジョンドは、適任者が見つかったと言ってありました。
まさかそれがジョンド本人とは、ワン会長ですら想像していませんでした。知っていたのは、ソンイルだけだったのです。
運び屋2号の映像がTVに流れた時、仲間は皆、唖然としました。
ジョンドの覚悟が分かったのです。
ソンイルは、ジンソクが供述したことで、ジョンドより先に逮捕されていました。
取り調べを受けたソンイルは、まったく動じる様子はありませんでした。
彼にもまだ役割があったのです。
担当検事の説得です。
チェ代表の息がかかっているのは充分分かっていました。
ソンイルは、この計画を話したんでしょうね。で、言いました。
「本来すべき仕事をしてください。今私はあなたにチャンスを与えているのです。」
ソンイルの言葉に、検事も心が動いたようです。
チェ代表は、サ刑事から仕入れた情報を、すぐさま使いました。
市長に連絡したのです。ミンシクの件を知ってると匂わせました。
そしたら、驚いた市長がすぐに飛んできましたよ。
「私を解放してください。」
と、跪いて頼む市長。
立派な市長になりたいのです・・・と、必死です。
でも、チェ代表には全く通じませんでした。以前のような関係に戻る事を強要したのです。
一切脅迫じみた言葉は使いませんが、市長にはそれを拒否する気力は無かったようです。
しかし、市長からこの話を聞いたアン理事は、自分が何とかすると言いました。
いつまでこんな事が続くのか・・・と市長は本当に嫌になってる感じですね。でも、アン理事はまだまだ諦めていません。
市長は、頼むとしか言えませんでした。
そこで、ジョンドたちが仕掛けた詐欺の全容が明らかになったのです。
ニュースでチェ代表から市長へのお金の流れが発表されたんです。
もうどうしようもありませんでした。
ソンイルは釈放されました。
取調室から出たソンイルは、廊下でジョンドと会いました。
自首しに来たのです。ここまでが計画のうちでした。
このシーン・・・じんわりときましたよ
ソンイルは、最後にチェ代表に言いました。
「完納されました。」
刑務所に入ったジョンドを、同じ刑務所にいるサ刑事が狙っていました。
全てジョンドの所為だと分かってるからです。
で、ある日、食堂で後ろから刺そうとしたのを、一人の受刑者が止めました。
ソンイルに瓜二つの“パク・ウンチョル”です。
特別出演ですって。「バッドガイズ」のパク・ウンチョルとして
すかっとしました
もしかしたら、また続編があるかも・・・と思わせるラストでした。
ストーリーとすると、詐欺計画がややこしくて説明に困るんですけど、テンポが良くて、とっとと進むので、イライラすることはありません。
ラブラインは殆どありません。だからこそ、さっぱりすっきりするのかも。物足りないとは思いませんでした。
ソ・イングクくんとマ・ドンソクssiのコンビ、なかなか良いです
お勧めの作品ですね。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます