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録音機には、事件当日の音声がはっきり録音されていました。
事件後、ドヒョン父が罪を被る決心をした経緯も、父の証言通りだったと判明しました。
ドヒョンはチュ・ミョングンも証人申請していました。
が、出廷はしないだろうと思っていました。
だからこそチュ・ミョングンは敢えて出廷しようと考えました。
そこでドヒョン父の無実を証言し、真犯人はオ会長だったと言えばいい・・・なんてね
第4回公判が始まりました。
ドヒョンはまずチ弁護士に証言させました。
父の手には硝煙反応が無かったという検査結果を握りつぶした件です。
些細な証拠だから採用しなかったと答えたチ弁護士。
でもね、ここでヤン部長検事が証言台に立ったのです。既にヤン部長検事は検察を辞めていました。
ヤン部長検事は、証拠を故意に隠したと証言しました。
その理由を聞かれましたが、ヤン部長検事は答えませんでした。答えられなかったと言うべきなのかな?それとも、説明がつかない複雑な事情のせいでしょうか。
イ検事は、パク・シガンを証人としました。
パク・シガンは前回の証言を翻し、現場にいたと言いました。そして、犯人はドヒョン父ではなく、オ会長だと言ったのです。
これは、ドヒョン父は無実だと証言したことになります。
裁判長は、ドヒョンに、反対尋問は必要ないかと思うが?・・・と聞きました。
でも、ドヒョンは尋問すると立ち上がりました。
何故証言を翻したのかとパク・シガンに聞きました。
すると、父を指さして、哀れだからと言ったのです。善人面で
ドヒョン、憎しみがこみ上げて来たようです。
「死んだオ会長に全ての罪を推しつける気では?」
と、ドヒョン。
当然、イ検事から異議が出ました。裁判長も異議を認めました。
「無実だと言ってるのに・・・。」
と、パク・シガンは呟きました。ムカつく~っ
ドヒョンは次にチュ・ミョングンを証言台に立たせました。いえ、座らせました。
チュ・ミョングンはパク・シガンの証言をなぞるように言うばかりです。
「事件現場にいた理由は?」
と、ドヒョンが問いました。
親睦を深めるためだと言うチュ・ミョングン。
軍人、武器ロビイスト、政治家の面々が集まって親睦ですか?とドヒョンが言うと、イ検事が異議を挟みました。
裁判長も、この裁判の趣旨から逸脱しないようにと言いました。
「事件の動機を掴むためです。動機解明が被告人の無罪を立証します。」
と、ドヒョンは引きません。当時の武器納入に関する事業が理由で事件が起こったと思われると。
裁判長は尋問継続を認めました。
でもね、チュ・ミョングンはしらばっくれました。
あくまでも、会合は親睦が目的だと言ったのです。
ここで、ドヒョンは父の作成した報告書の原本を示しました。
検査結果を捏造した報告書をもとに、武器が導入されたと説明しました。それによって莫大な利益を得ていたと。
証拠はあるのかと、チュ・ミョングン。
「あります。」
流石に、チュ・ミョングンも、パク・シガンも、チ弁護士も凍り付きました。
ドヒョンは、USBを示しました。ノ検事の遺品です。
法廷に料亭での会話が流れました。事件当日の様子が目の前で見ているようにはっきりと分かりました。
言う事を聞かない被害者を、激高したパク・シガンが最初に撃ったのです。被害者の銃を奪って。
その時はまだ被害者は生きていました。
事態を収拾するために、チュ・ミョングンはパク・シガンを現場から帰らせました。驚いて飛び込んできたドヒョン父とキム・ソ二、ジェニー・ソンも下がらせました。
そして、オ会長と相談したのです。
まずしたことは、被害者のトドメを刺すこと。
チュ・ミョングンが撃ったのです。これで被害者は死んでしまいました。
チュ・ミョングンはオ会長にも撃たせました。同じ立場に立たせるためだったのでしょう。
その後、ドヒョン父を利用する画策がなされ、ドヒョン父の証言通りのオ会長の言葉が流れたのです。
法廷は静まり返りました。
あまりにも酷い事実に、言葉が出なかったのです。
その時、パク・シガンが立ち上がり、自分は無実だと叫びました。見苦しいことこの上ないよね、まったく
ドヒョンはチュ・ミョングンに聞きました。
被害者を殺したと認めるかと。
「答弁を拒否する。」
と、チュ・ミョングン。
一斉に傍聴席から不満の声が上がりました。
一旦休廷となりました。
幾分冷静になったチュ・ミョングン。
音声はノ検事が録音したに違いないとチ弁護士に言いました。
証拠能力はないと、ほくそ笑むチ弁護士です
案の定、開廷するとすぐにイ検事が音声ファイルには証拠能力が無いと主張して来ました。
「重大な犯罪の場合、裁判官の判断で証拠として採用できるはずです。」
と、ドヒョン。
でも、裁判官が下したのは、証拠として認めないと言う判断でした。
ただ、チュ・ミョングンとパク・シガンの犯罪の証拠とはならないが、ドヒョン父の無罪は立証できると言ったのです。
そして、検察に再捜査を命じました。
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