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イ検事は、ハン・ジョングの精神状態を取り上げ、神経外科医の診断書を提出しました。
証言能力に疑問があるということです。あくまでも、ジョングに証言させないつもりでした。
でも、ドヒョンはこの反撃を予期していたようです。
精神科専門医の所見を用意していました。
認知能力、記憶力、判断力に問題はないという見立てでした。
裁判長は、自らハン・ジョングにいろいろ質問しました。
過去の裁判についての記憶も、認識においても、何も疑念を挟む余地はありませんでした。
証言能力を認めます・・・と裁判長は言いました。
ドヒョンが、ハン・ジョングに質問しました。
事件当日、ジョングは被害者の運転手として現地に赴いていましたし、ずっとその場で待機していたと答えました。
だから、料亭から出て来た人物とその様子を詳細に証言することが出来たのです。
傍聴席にいたパク・シガンを指さしました。
「手に血がついていた。ハンカチで拭きながら出て来た。」
パク・シガンは激高して立ち上がり、法廷から出て行こうとしました。
でも、裁判長に止められました。法廷では国会議員と言う特権は適用されないと。
次にハン・ジョングはキム・ソ二も見たと証言。
ここで、ドヒョンはオ会長を再度証人申請すると言いました。
キム・ソ二はオ会長の指示によって殺されているからだと。これは何を意味するのか・・・と。
でも、先ほどまでいたオ会長の姿が傍聴席から消えていました。
オ会長は、武器がアメリカではなく、ドイツからの納入が正式決定したとの知らせを受け、急ぎ出て行った後だったのです。
行先は、勿論、チュ・ミョングンのところ。
裏切られたと思いました。それに、この裁判で自分は偽証罪に問われる可能性大です。
そうなると、会社は潰れてしまいます。
チュ・ミョングンに詰め寄りましたが、さら~っとかわされました。しばらく服役すればいい・・・なんてね。
オ会長は、もう手の打ちようがありませんでした。
会社も倒産は時間の問題でした。
グムスクにヤン部長検事から小包が届きました。
入っていたのは、ノ検事の遺品。録音記録でした。
ノ検事は、あの料亭がアジトとなっていると踏んで、密かに録音機を仕掛けておいたのです。
事件現場となったあの部屋の欄間のようなところに密かに仕掛けられていたのが、これまで何度か描かれていました。
てっきり、敵側の物だと思ってましたが、ノ検事だったのね
事件以前の会合の様子がしっかり録音されていました。
チュ・ミョングン、オ会長、パク・シガンの長年の悪だくみが明らかになりました。
しかし、盗聴されたものは証拠にならないんだとか。裁判で使えるかどうかは分かりません。
グムスクは、息子の努力を無駄にしたくはありませんでした。
ヤン部長検事が事務所に送って来たということは、記者であるユリに利用させようと思ったのかもしれないと言いました。
つまり、世論です。
ただ、使うのは今ではないとドヒョンとチュノが言いました。もっと効果的な場面で、状況を見て使おうと。
オ会長が自殺しました。
チュ・ミョングンはほくそ笑みました。
裁判で秘密を話すぞとオ会長に言われていましたからね。
結局、オ会長は裁判に出ることは無く、チュ・ミョングンたちの首は繋がったと言う事です。
ドヒョンは行き詰まりました。
ノ検事の録音ファイルを聞いていて、気づきました。
最後の録音は、回収していないと。殺されてしまったので、回収できなかったのです。
つまり、10年間、仕掛けられたままになっている可能性大だと。
チュノと一緒に料亭を捜索しました。
そして、発見したのです。埃だらけになっている録音機を。
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