まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『リッチマン(原題)』視聴開始

2018-07-21 11:46:41 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

日本のオリジナルバージョンを一切見ていない私とすると、全くの前知識無しでの視聴です。ま、そう言う意味では、この作品が私にとってのオリジナルということになります。

ハ・ヨンスさん、ふと、IUさんに似てる気がしました。いかがでしょ。

そして、スホssi。整い過ぎるくらいに整った顔立ちですよね。こういうタイプは、感情表現が上手く無いと演技が平板に見えてしまう恐れがあると、私は常々思っています。さぁ、どーでしょうか。楽しみです。

 

イ・ユチャン=スホssiは、弱冠29歳にしてIT企業ネクストインの代表。

ネクストインは、上場3年で株価は80倍、時価総額2兆Wを達成するという急成長を見せている会社です。学生が今最も就職したいと願っている会社でもありました。

ユチャンは、有能で大胆、傍若無人とも受け取れるやり方で仕事をしています。まるでゲームでもしてるように、成績不振の社員は情け容赦なく首にしますしね。

一方で、成果を挙げた社員には、豪華な褒章を与えてはいますが。

そのフォローをしているのが、ミン・テジュ副社長=オ・チャンソクssi。

柔らかい物腰で落ち着いていて、不満を持つ社員を宥めたりフォローしたりしてくれているので、ユチャンも勝手気ままなやり方でやって来られたのでしょう。

2人は正反対の印象です。

 

ところが、ユチャンは他人の顔を認識できない障害を抱えています。

周囲の者たちは、毎回名前を名乗らないといけないという不便さがありますが、ま、仕方が無いことと、受け入れているようです。

そして、彼は“キム・プノン”という女性を探しています。毎朝、人工知能のPCにその名前で何か情報が入っていないか尋ねるのですが、全く入って来ません。

 

一方、キム・ボラ=ハ・ヨンスさんは、就職活動真っただ中の学生。

ユチャンと違って物凄い記憶力の持ち主で、書物に書かれていることを、片っぱしから暗記することができます。

当然、成績も良かったのに、30社も落ち続けています。

記憶力が良くても、それは今の時代、コンピュータがカバーする分野です。会社側も、特に大きな利点とは受け取ってくれません。

 

30社目を落ちた時、ベンチに座ってふと愚痴りました。

目の前のビルには、たくさんの会社が入ってて、灯りをきらきら灯しているのに、自分を受け入れてくれるところは無い・・・と。

それを偶然聞いたのが、ミン・テジュ。

思わず声をかけてしまいました。そしたら、ミン・テジュがあのビルの中で仕事をしていると聞いたボラが、“気”をください・・・と手を差し出したのです。

パワーを貰って、次こそ合格したいと。

握手してもらったボラは、呪文を唱えました。

苦笑するミン・テジュ。

「31社目は受かるよ。宇宙最高ボラ。」

そして、あそこはどう?・・・と指差したのが、ネクストイン。

 

ユチャンのコンピュータが“キム・ブノン”について一件の情報が入ったと報告して来ました。

ユチャンは、メールを送りました。

『イ・ユチャンという名前に聞き覚えは?覚えがあったら返信してください』

でも、何の音沙汰もありませんでした。

 

ボラの親友ミソが合格しました。

一緒に苦労して来た仲間ですから、心から嬉しく思いましたが、おいて行かれたと言う寂しさも感じるのは仕方が無い事でしょう。

 

田舎の実家から荷物が送られて来ました。

いろいろと食材が入っていましたし、祖母からはお小遣いまで・・・。

自分の財布の中から入れてくれたと思えるような、小額紙幣や小銭。ボラは胸が痛くなりました。

皆が自分に期待しています。欲張らなくても良いから、身体には気をつけるように・・・という母の伝言もありました。

ネクストインのサイトを見てみたボラ。

ユチャンが語りかけて来ました。

“夢を見ろ。ネクストインは求めています。創造的で無限大な夢を見る、君の様な人を”

 

実は、ボラ、ユチャンの事を知っているようです。会った事もあるようですが、かなり昔の事なんでしょう。

大丈夫、きっと覚えていない・・・と呟きました。

そして、ネクストインに応募したのです。

 

ボラは、祖母からのお金で新しい靴を買いました。

それを履いて面接に行こうと思ったのです。

元々、ネクストインの業種はボラの専攻とは違う分野でした。だから、これまで応募しなかったのでしょうね。

でも、ボラは必死に情報を詰め込みました。記憶力にモノを言わせた一夜漬け・・・。

 

面接の日。かなりの大勢の応募者がネクストインの社屋に集まりました。

皆が見つめる先に、ユチャンが現れました。

しばし挨拶をした後、ユチャンが言いました。

「挫折する覚悟はありますか?」

ここから、ユチャンお得意の情け容赦ない切り捨てが始まったのです。

答えに詰まるような質問をし、望む答えが出せない学生は、すぐさま切り捨てました。そして罠のような質問をし、それに引っ掛かった者も・・・。

出て行けと言われた学生たちは、口々に文句を言いながら出て行きました。

でも、ボラは躊躇してしまいました。

そしたら、今度は、ボラを集中攻撃。散々なけなしようです。

 

ボラはショックを受けそのまま退出しようと思いましたが、その時頭を過ぎったのです。

両親や祖母の顔が。

自分を愛し、期待してくれている愛すべき家族の顔が。

ボラは手を握り締め、ユチャンに向き直りました。

ネクストインの情報を、全て述べはじめました。

ユチャンは、記憶力は認めましたが、出て行けと言うだけ。

「夢を見ろと言ったじゃないですか。だからここに来たんです。」

と、ボラ。

私には夢を見る資格も無いと・・・と。

そしたら、同情を買うつもりか?・・・とユチャン。

「あなたみたいな立派な人ばかりじゃありません。完璧じゃなくても、努力していれば・・・。」

ボラの必死の抗議を遮って、ユチャンは、再度言いました、出て行け・・・と。暗記王・・・と。

「噂通り非常識で嫌な人ですね。私の名前は暗記王じゃありません。私の名前は、キム・ブノンです。」

睨みつけるボラを、ユチャンも驚いて見つめました。

 

いったい、どういう縁

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