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恋するパッケージツアー ~パリから始まる最高の恋~ DVD-SET2 (特典映像DVD付) |
クリエーター情報なし | |
NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン |
レビュー一覧は、こちらから。
徐々にツアー客たちの背景が分かりはじめます。
それぞれに事情があって、遠いフランスまで旅行に行っても、それらの事情がついて回ります。
現実の生活を完全に切り離す事ができない現代の旅行事情が良く分かります。
それにしても、ここまで笑わせてくれるとは思いませんでしたよ、ヨンファやぁ~
このところ、こういう噴き出すくらいに笑える作品を見て無かったので、余計に面白いです。
ソソを追いかけて来たのは、なんと、実の弟でしたよ。
昔から、喧嘩っ早くて騒動を起こしては、警察に呼び出されたり、父親の車で事故っても、成績を改ざんしても、両親に内緒でソソがどーにか処理してくれました。
そのたびに、こっぴどく怒られるのですが、ソソは頼もしく優しい姉でした。
その姉が恋人とフランスに行くと言い出した時、弟は心配しながらも、手助けしてあげたようです。姉弟は信頼しあっていたのです。
旅立つ時、姉の恋人ヒョングに、姉を泣かせるような事があったら、ただじゃおかないぞと釘を刺したのですが・・・。
しばらくして、泣きながらソソから電話があって、別れた事を知った時、すぐにでも駆け付けたかったのですが、彼は丁度入隊中で。
身動きが取れなかったのです。
その直後、コンサートの舞台でヒョングの姿を見た瞬間、弟は怒りが爆発。舞台に駆けあがってぼっこぼこにヒョングを殴りつけちゃった。
その所為なのかな?刑務所に入っていたのは。
ソソが泣いているのを見たマルは、どーやって声をかければ良いのか分からず、うじうじしていたら、ソソに気がつかれちゃった。
まったく・・・。
マルって、要領が悪いと言うか。
ソソも、そんなところを見られて、恥ずかしいんだけど、一人じゃ無い安ど感もあったりして・・・。
この気持ちを表現する例としてソソが上げたのが、爆笑もんのシーン。
ソソがスカートをはいて、崖から落ちそうになるのを、マルが足首を掴んで助けてくれようとしてるってぇシーン。
想像してください。
ソソはスカートがめくれるのは恥ずかしいんだけど、マルが手を放して行ってしまうと崖から落ちちゃう・・・。
わたくし、爆笑してしまいました
ガイドと客という立場以上に、いろいろ話す機会が持てたことで、ソソとマルは少しずつ近づいています。
まだまだ友人にもなれてはいませんけどね。
ロミオ&ジュリエットは死んで幸せだったか否か・・・と話していると、マルがふいに上を見て言いました。
「そう言う話は、ちょっと・・・。ここは天使の足元だから。」
“天使の足元”と言う言葉に、ソソは思わずマルを凝視してしまいました。
以前、ソソは何人もの占い師に同じような事を言われていたのです。
“天使の足元で永遠の愛に出会う”
って。
それがどこなのかと聞いても、誰も知らないと言うばかり。まさか、マルの口から同じ言葉が出るとは思ってもみませんでした。
「天使の足元って?」
と、ソソが聞くと、マルは指差して言いました。
「ほら。大天使のミカエル。」
修道院の塔のてっぺんに立ってる像です。
マルは、翌日帰国するとソソに言いました。ツアーをキャンセルするので、飛行機のチケットを準備してほしい・・・と。
今日がフランスの最後の夜です・・・とマル。
ワイン飲みますか?・・・とソソが突然言いました。
マルは、また戸惑いました。夜、ワイン、二人きり、ホテル・・・という単語が頭の中を過ぎりました。本当は、それに、ムチと言う単語も浮かんでいたのですが、流石にそれは口にしませんでした。
先日、怪しげな店で、ソソが買っていたのを知ってるからです。
ダメです・・・とマルが言うのを、ソソは呆れた顔で聞きました。
でも結局、二人はワインを瓶ごと飲みながら、街を歩きました。たくさん話をしました。
また一歩、二人は近づきました。
翌日、ツアー客たちをソソは修道院に案内しました。
いやぁ~、ホント、この作品を見てると私までツアーに参加してる気になります。
この日、ギョンジェは朝から電話を離しません。誰かと仕切りに連絡を取っているのですが、その様子がちょっと不穏な雰囲気。
ソランは、こんな時まで・・・というのと、何かあったのではないかという不安で、イマイチ気分が乗りません。
彼女自身も、チーム長から、アプローチされていて、揺れているのです。きっと気持ちはギョンジェにあるのでしょうが、上司で洗練されているチーム長からの誘いを無下に断れないのも正直なところでしょう。勿体無いと思うのも無理はありません。
マルのチケット変更も、ソソが手続きしてくれ、昼食後迎えの車が来るよう手配してくれていました。
ところがですよ。
またまたマルがしでかすんです。
貞操帯の説明を受けた時、興味津々・・・という顔をしてたのですが、まさか、実際に着けてみるとは
外では、他の客たち相手に、ソソが5年前、ある観光客がその貞操帯をつけちゃったことがあって、大騒動になった・・・という話をしてるまさにその時、マルが貞操帯を装着してたーっ
来るのが遅いので、ソソが見に行ったら、そこには、外せなくて大わらわのマルが・・・
いつもマルが遅刻するとか口うるさく怒っていたガプスですら、もう、笑いをこらえるのに必死。
一気に客たちの間に親近感が芽生えましたよ。何が幸いするか・・・
ヨンサンが勤務する会社は運送会社で、マルが勤務する製薬会社の不正に関係する会社でした。マルが告発した一件です。ヨンサンが関わってるというわけじゃありませんが。
マルが大きな会社に勤務してると分かって、皆の見る目も変わりましたが、貞操帯をつけた姿で名刺交換しても・・・ねぇ
この“貞操帯”事件は、もう本当に大爆笑間違いありません
ヨンファssiのこんな姿、お初
情けないと言うか、好奇心旺盛過ぎというか。
そして、これは思わぬ波紋を。
ヨンサンの同行者ナヒョンが、写真つきで、著名な製薬会社の社員が貞操帯を・・・という記事をSNSに挙げちゃったんですよ。
これって、全世界に発信したわけですよね。
当然、韓国内でも、自社の社名での記事が挙がったら、チェックするわけで。
あっという間に、課長の目に止まっちゃったーっ
帰って来いと言ってるのに、いったい何をしてるんだ・・・ですよね。
次にアップされたのは、通報して駆け付けた警官たちが、記念に・・・と自分たちと撮った一枚。
爆笑
イェビは、課長から注意されるわ、情けないわ・・・で、思わずマルに電話しちゃった。
「あなたを愛してる。でも、未来を諦めた人とは歩めない。」
マルには、いったい何のことやら・・・です。まさか自分の姿が韓国にまで知れ渡っているとは思いもよりませんからね。
マル以外の客を昼食に案内し、ソソは市長に会いに行きました。
マルが貞操帯をつけた写真を、騎士の館に展示すると言うのです。観光客への注意喚起のためです。
彼は大恥をかくことに・・・とソソが言うと、市長は粋な計らいを申し出てくれたのです。
「その代わり、天上に続く階段を開放しましょう。」
そこを開放するのは初めてのことで、今後も開放することは無いかもしれない場所です。
「最初で最後になるでしょう。」
と、市長は言いました。
天使の足元へ続く道を彼が開いたのです・・・と。
ソソは、また占い師の言葉を思い出しました。
どこにあるのかもわからないのに、どうやって行くのですか?と聞いた時、占い師は言ったのです。
「大丈夫。彼が天使の足元へ続く道を開いてくれる。」
マルが自分の運命の人?・・・ソソは、マルの居る場所に向って自然と足が速くなりました。
マルは、ようやく鍵師が貞操帯を外してくれ、や~っと自由の身になっていました。
そこに、ソソが血相変えてやってきたのです。
「誰ですか?あなたは・・・誰?」
ソソが聞きました。
でも、マルには何のことやら・・・です。
そして、ソソの弟が、やっとモン・サン・ミシェルにやってきましたよ。
見つかりそうです。