まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『恋するパッケージツアー~パリから始まる最高の恋~』4話まで

2018-06-17 15:56:14 | 韓国ドラマのエトセトラ
恋するパッケージツアー ~パリから始まる最高の恋~ DVD-SET2 (特典映像DVD付)
クリエーター情報なし
NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン

レビュー一覧は、こちらから。

徐々にツアー客たちの背景が分かりはじめます。

それぞれに事情があって、遠いフランスまで旅行に行っても、それらの事情がついて回ります。

現実の生活を完全に切り離す事ができない現代の旅行事情が良く分かります。

それにしても、ここまで笑わせてくれるとは思いませんでしたよ、ヨンファやぁ~

このところ、こういう噴き出すくらいに笑える作品を見て無かったので、余計に面白いです。

 

ソソを追いかけて来たのは、なんと、実の弟でしたよ。

昔から、喧嘩っ早くて騒動を起こしては、警察に呼び出されたり、父親の車で事故っても、成績を改ざんしても、両親に内緒でソソがどーにか処理してくれました。

そのたびに、こっぴどく怒られるのですが、ソソは頼もしく優しい姉でした。

その姉が恋人とフランスに行くと言い出した時、弟は心配しながらも、手助けしてあげたようです。姉弟は信頼しあっていたのです。

旅立つ時、姉の恋人ヒョングに、姉を泣かせるような事があったら、ただじゃおかないぞと釘を刺したのですが・・・。

しばらくして、泣きながらソソから電話があって、別れた事を知った時、すぐにでも駆け付けたかったのですが、彼は丁度入隊中で。

身動きが取れなかったのです。

その直後、コンサートの舞台でヒョングの姿を見た瞬間、弟は怒りが爆発。舞台に駆けあがってぼっこぼこにヒョングを殴りつけちゃった。

その所為なのかな?刑務所に入っていたのは。

 

ソソが泣いているのを見たマルは、どーやって声をかければ良いのか分からず、うじうじしていたら、ソソに気がつかれちゃった。

まったく・・・。

マルって、要領が悪いと言うか。

ソソも、そんなところを見られて、恥ずかしいんだけど、一人じゃ無い安ど感もあったりして・・・。

この気持ちを表現する例としてソソが上げたのが、爆笑もんのシーン。

ソソがスカートをはいて、崖から落ちそうになるのを、マルが足首を掴んで助けてくれようとしてるってぇシーン。

想像してください。

ソソはスカートがめくれるのは恥ずかしいんだけど、マルが手を放して行ってしまうと崖から落ちちゃう・・・。

わたくし、爆笑してしまいました

 

ガイドと客という立場以上に、いろいろ話す機会が持てたことで、ソソとマルは少しずつ近づいています。

まだまだ友人にもなれてはいませんけどね。

ロミオ&ジュリエットは死んで幸せだったか否か・・・と話していると、マルがふいに上を見て言いました。

「そう言う話は、ちょっと・・・。ここは天使の足元だから。」

 

“天使の足元”と言う言葉に、ソソは思わずマルを凝視してしまいました。

以前、ソソは何人もの占い師に同じような事を言われていたのです。

“天使の足元で永遠の愛に出会う”

って。

それがどこなのかと聞いても、誰も知らないと言うばかり。まさか、マルの口から同じ言葉が出るとは思ってもみませんでした。

「天使の足元って?」

と、ソソが聞くと、マルは指差して言いました。

「ほら。大天使のミカエル。」

修道院の塔のてっぺんに立ってる像です。

 

マルは、翌日帰国するとソソに言いました。ツアーをキャンセルするので、飛行機のチケットを準備してほしい・・・と。

今日がフランスの最後の夜です・・・とマル。

ワイン飲みますか?・・・とソソが突然言いました。

マルは、また戸惑いました。夜、ワイン、二人きり、ホテル・・・という単語が頭の中を過ぎりました。本当は、それに、ムチと言う単語も浮かんでいたのですが、流石にそれは口にしませんでした。

先日、怪しげな店で、ソソが買っていたのを知ってるからです。

ダメです・・・とマルが言うのを、ソソは呆れた顔で聞きました。

でも結局、二人はワインを瓶ごと飲みながら、街を歩きました。たくさん話をしました。

また一歩、二人は近づきました。

 

翌日、ツアー客たちをソソは修道院に案内しました。

いやぁ~、ホント、この作品を見てると私までツアーに参加してる気になります。

 

この日、ギョンジェは朝から電話を離しません。誰かと仕切りに連絡を取っているのですが、その様子がちょっと不穏な雰囲気。

ソランは、こんな時まで・・・というのと、何かあったのではないかという不安で、イマイチ気分が乗りません。

彼女自身も、チーム長から、アプローチされていて、揺れているのです。きっと気持ちはギョンジェにあるのでしょうが、上司で洗練されているチーム長からの誘いを無下に断れないのも正直なところでしょう。勿体無いと思うのも無理はありません。

 

マルのチケット変更も、ソソが手続きしてくれ、昼食後迎えの車が来るよう手配してくれていました。

ところがですよ。

またまたマルがしでかすんです。

貞操帯の説明を受けた時、興味津々・・・という顔をしてたのですが、まさか、実際に着けてみるとは

外では、他の客たち相手に、ソソが5年前、ある観光客がその貞操帯をつけちゃったことがあって、大騒動になった・・・という話をしてるまさにその時、マルが貞操帯を装着してたーっ

来るのが遅いので、ソソが見に行ったら、そこには、外せなくて大わらわのマルが・・・

 

いつもマルが遅刻するとか口うるさく怒っていたガプスですら、もう、笑いをこらえるのに必死。

一気に客たちの間に親近感が芽生えましたよ。何が幸いするか・・・

ヨンサンが勤務する会社は運送会社で、マルが勤務する製薬会社の不正に関係する会社でした。マルが告発した一件です。ヨンサンが関わってるというわけじゃありませんが。

マルが大きな会社に勤務してると分かって、皆の見る目も変わりましたが、貞操帯をつけた姿で名刺交換しても・・・ねぇ

この“貞操帯”事件は、もう本当に大爆笑間違いありません

ヨンファssiのこんな姿、お初

情けないと言うか、好奇心旺盛過ぎというか。

 

そして、これは思わぬ波紋を。

ヨンサンの同行者ナヒョンが、写真つきで、著名な製薬会社の社員が貞操帯を・・・という記事をSNSに挙げちゃったんですよ。

これって、全世界に発信したわけですよね。

当然、韓国内でも、自社の社名での記事が挙がったら、チェックするわけで。

あっという間に、課長の目に止まっちゃったーっ

 

帰って来いと言ってるのに、いったい何をしてるんだ・・・ですよね。

次にアップされたのは、通報して駆け付けた警官たちが、記念に・・・と自分たちと撮った一枚。

爆笑

 

イェビは、課長から注意されるわ、情けないわ・・・で、思わずマルに電話しちゃった。

「あなたを愛してる。でも、未来を諦めた人とは歩めない。」

マルには、いったい何のことやら・・・です。まさか自分の姿が韓国にまで知れ渡っているとは思いもよりませんからね。

 

マル以外の客を昼食に案内し、ソソは市長に会いに行きました。

マルが貞操帯をつけた写真を、騎士の館に展示すると言うのです。観光客への注意喚起のためです。

彼は大恥をかくことに・・・とソソが言うと、市長は粋な計らいを申し出てくれたのです。

「その代わり、天上に続く階段を開放しましょう。」

そこを開放するのは初めてのことで、今後も開放することは無いかもしれない場所です。

「最初で最後になるでしょう。」

と、市長は言いました。

天使の足元へ続く道を彼が開いたのです・・・と。

 

ソソは、また占い師の言葉を思い出しました。

どこにあるのかもわからないのに、どうやって行くのですか?と聞いた時、占い師は言ったのです。

「大丈夫。彼が天使の足元へ続く道を開いてくれる。」

マルが自分の運命の人?・・・ソソは、マルの居る場所に向って自然と足が速くなりました。

 

マルは、ようやく鍵師が貞操帯を外してくれ、や~っと自由の身になっていました。

そこに、ソソが血相変えてやってきたのです。

「誰ですか?あなたは・・・誰?」

ソソが聞きました。

でも、マルには何のことやら・・・です。

 

そして、ソソの弟が、やっとモン・サン・ミシェルにやってきましたよ。

見つかりそうです。

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『恋するパッケージツアー~パリから始まる最高の恋~』3話まで

2018-06-17 09:53:00 | 韓国ドラマのエトセトラ
恋するパッケージツアー ~パリから始まる最高の恋~ DVD-SET1 (128分特典映像DVD付)
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NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン

レビュー一覧は、こちらから。

 

ボクジャはやはり病を抱えていました。

ガンと鬱・・・かしら。

死にたいんです・・・と医師に話していました。

田舎で食堂を営んでいまして、そこそこ客もついているようです。団体客もあったりして、賑わっているようです。

でも、生きる気力が無いと言う感じです。

夫のガプスは、何かにつけて文句を言う、言わば、クレーマー。でも、その主張全てがクレームと言うわけではなく、正当な抗議と言えるモノもあります。

それを、いつも彼女は“やめて”と止めているわけです。

そう言いながらも、夫が原因で死にたいと思っているのではなく、山も空も皆素敵で素敵に生きているのに、自分だけが素敵に生きていない気がするから・・・と言うのです。

もやもやとしたこれからの人生への不安・・・でしょうか。現状に満足出来ていないゆえの。

ボクジャが、胸から上の写真を撮ってほしいと言うのは、素敵な遺影を撮りたかったからでした。

余命は1年も無いようです。

そのことをガプスには秘密にしていると言っていましたが、ガプス、もしかしたら気づいているのかもしれません。

 

ところで、サン・マルと謎の男は、必死にバスを追いかけました。

でも、追い付く筈はありません。

この時点で、ソソはマルを置き去りにした事に気づいていなくて。ボクジャに言われて初めて気づく始末。

ガプスが

「こんなツアーあるか

と、文句を言っても仕方が無い状況でした。

 

とりあえず、ランチ場所のレストランに急ぎ、マルに連絡。

マルは、男に追いかけられてる最中でしたが、ラッキーにも上手くまけて、レストランに遅れて到着。

大騒動になりながらも、何とかツアーについて行ってるマルでした。

 

男は、また旅行社に戻り、社長にソソのツアーの行き先を尋ねました。

社長はソソとの事情を知ってるようですね。

ソソの所為で刑務所に入ったとかで、死ぬほど恨んでいるけど、会えなければ死にそう・・・なんて言っています。

「毎日、笑っているのか、泣いているのか、確かめないと。」

ちょっと情にほだされそうな社長です。

 

マルはと言うと、相変わらず課長から書類提出を急かされています。

おまけに、なんと、休暇届けは却下され、無断欠勤扱いになってしまっているとか。

マルは、あまりにひどいやり方に、ムカついています。でも、会社を辞めたくはありません。

結局は、課長の命令に従うしかない自分に腹が立つだけでした。

 

一行は、ゴッホのお墓のある街に行きました。

ゴッホが絵に描いた教会にあるノートに願い事を書くと、叶うという言い伝えがあるとソソが話しました。

余談ですが、この絵のパズルが千葉の家のトイレに(・・・)飾ってあります。

ガプスは、何やら一生懸命に書いていました。

妻ボクジャが健康であるように・・・と。

ボクジャも、死にたいと言いながら、本当は生きたいのです。健康で素敵に、生き生きとずっと生きていたいのです。でも、無理だと医者に言われたそうです。

ガプス、知っているのです。だから、似合わないフランスへのツアーを申し込んだのではないでしょうか。妻の為に・・・。

 

静かな墓地や教会、麦畑を散策していると、人は皆、感傷的になるのでしょうか。

浮気者っぽいヨンサンですら、何かしんみりと考え込んでいました。

 

その日の夜は、モン・サン・ミッシェル近くのホテルでした。

マルに恋人のイェビから電話が入りました。

イェビは会社にファイルを返して謝った方が良いと言いました。

最後までマルの味方をすると言っていたけど、結局、イェビは会社側についたのです。

でも、旅行に行かず会社に残ったのは、マルを守るためだとイェビは言いました。妥協も必要だと。もっと賢く生きよう・・・と。

マルはイェビの気持ちに応えようと思ったようですね。翌日、帰国しようと思いました。

 

だけどね・・・。

課長は、マルを首にするつもりのようですよ。

イェビじゃ守りきれないみたいです。

 

マルの部屋をソソが訪ねて来ました。

疲れてないなら、修道院に案内すると言います。でも、マルは、セーヌ川の夜のガイドは有料だったことを思い出し、断りました。

ソソは、あっさりと帰りました。

その直後、昼間ソソからもらった手帳に伝言が書いてある事に気がついたのです。

『今日はすみませんでした。お詫びに無料で修道院をご案内します。信じる心が生んだ美しい勇気を見に』

この事だったのです。

 

ソソは一人で修道院に行っていました。

マルも、一人で出かけて見ました。

 

ソソは両親に大反対されたのを振り切って好きな人とフランスに来たのです。

あっけなく別れてしまったと言っても、戻れないですよね。

追って来た男は、ソソとどういう関係なのでしょう。その別れた恋人とは思えません。

 

マルは一人で修道院で泣いているソソを見つけました。

 

誰もが表の顔と裏の顔を持っています。

日常を離れた旅では、隠れた顔が思わず表に出て来てしまうのでしょうか。

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『黄金色の私の人生(原題)』42話まで

2018-06-16 17:14:43 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

ジスは、ヒョクの車でそのまま行きました。

ところが、ドギョンとジアンは、ミン部長が通報したパトカーが到着してしまったので、警察に連行されてしまいましたよ。

でもね、そこんところはドギョンが息子なのは間違いないし、上手く言いくるめて、ちょっとした誤解ということで話しは収まりました。

 

ジスは、ヒョクと共にシェアハウスに行きました。

ここが一番安全です。

兄のドギョンもいるし、ヒョクも、ジアンもいます。そして、何より、ヨングクの実家を慮ってノ会長と言えど、無理やり押し入ってジスを連れ帰る事も出来ません。

 

ミョンヒは、ドギョンは勿論、ジアンもこの一件に関わっているのを見て、流石にショックを受けました。

ジスが、自分の手を振り切って出て行ったのもそうですが。

怒ったミョンヒは、シェアハウスだけじゃなく、ナムグのパン屋もヒョク姉のカフェにもガードマンを派遣し、見張らせました。

物々しい雰囲気です。

 

ジアンとジスは、お互いの誤解を解き、やっと以前の二人に戻りました。

双子として育って来た二人は、血のつながりが無いとしても、やはりお互いはお互いの分身に変わりは無いのです。

良かった良かった。

ジスは、空港に向かう時、死にに行くような気がしたと言いました。

その時、これまで周囲の人が話していたことがすべてつながったのです。ヒョクが言ってた山で死のうとした人というのが、ジアンだと分かりましたし、父が必死になって探していたのは、そう言うジアンだと分かっていたからだと・・・。

 

ドギョンは、ジスから、母が脅したから留学しようと思ったと聞き、そこまで?・・・と思いました。

それを確認するのもあったし、今回の事に自分が関わっていると知られてる以上、説明に行くべきだと思いました。

ジアンも同行しました。

酷い事を言われるのは覚悟の上でした。

でも、きちんと説明しておきたかったのです。

 

2人が来たと聞いたミョンヒは、最初からジアンを罵倒しました。

でも、ドギョンとジアンは、こうなった経緯を全て正直に話しました。

ミョンヒは二人を信じませんでしたが、ジェソンはミョンヒがまた自分には何の報告も無く事を進めたと知りました。

ジスを脅した事も、二人の話で知りました。

ますます妻に失望したようです。

 

翌日、ジスに会ったジェソンは、事の次第をジスの口から聞きました。

ジェソンに相談したかったけど、へソン家で実権を握っているのはノ会長で、ジェソンと言えど、何も口をはさめないと知り、ジェソンに迷惑がかかると思ったからできなかったのです。

そう言われて、ジェソンは本当に自分が情けなく思えたでしょう。

愛する娘すら、自分のことを頼り無く思っていたのですから。

それでも、ジスは言いました。

「私は、ソ・ジスとして生きたいのです。お父さんが手を貸してください。」

 

ジスを何としても取り戻したいと、ミョンヒはノ会長に泣きつきました。

でも、ノ会長は、ジアンとドギョンの方が気になっていました。ジスなど問題じゃないのです、ノ会長にとっては。

特に、ジアンの知力、行動力に驚きを感じていました。脅威だと思ったのです。

ドギョンの傍にジアンがいたら、ドギョンは決して戻ってこないと感じたのです。

 

ノ会長は、ジアンの実家に乗り込みました。

丁度、テスも戻ってきていました。ジスが留学を中止したと言う連絡は入りましたが、その事情が分からなかったので、気になったのでしょう。

ノ会長は、テスとミジョンがチェ・ウンソクを家に帰さず育てた件や、ジアンをへソン家に入れた件に関しては、罪を問わなかったが、今回は許せないと言いました。

「ジアンがとてもとても私を不愉快にしている。」

と、ノ会長。

ドギョンと恋仲になったようだ・・・と。

「ジアンがそう言ったのですか?」

と、テスは聞きました。

普通は否定するだろう・・・とノ会長が言うのを聞いて、ジアンは否定したとテスは気付きました。

だったら、それはノ会長の誤解でしか無いと思いました。ジアンは嘘をつくような娘じゃないと知ってるからです。

でも、嘘つきの娘は嘘つきだ・・・とノ会長は言いました。

ジアンはドギョンと付き合う筈が無い、私が知っています・・・とテスが言ったので、ノ会長はますます激高。

私が孫を分かってないってことか・・・と言った途端、テスの顔を平手で殴ったのです。

テスは怯みませんでした。

ジアンの名誉の為にも、怯むわけにはいかなかったのでしょう。

 

今のは、25年前孫を連れ去った分、そしてこれは、娘をうちに送りこみ、孫の目にふれさせた分・・・と再度手を振り上げた瞬間、ミジョンが間に割り込みました。

手はミジョンに当たりました。

それで止めるのかと思ったら、ノ会長、再度テスを殴り直しましたよ。

「ジスのことは申し訳ありません。」

と、テスは謝りました。

「お前の息子と嫁を解雇させて、他の家族の人生も終わらせることができると警告しに来た。一度は機会を与える主義だから。忘れるな。」

ミョンヒはノ会長似なのね。あの脅して言う事を聞かせるやり方は、父譲りですわ。

 

ジテとスアは、子供を産む方向で話しは落ち着いています。

でもね、こうしているうちに、スアもお腹を・・・子供を庇うようになっています。母性本能でしょうか。

自分でも意外だと感じているようです。

 

ジェソンは、ミョンヒに、ジスを自由に生きさせてやろうと言いました。

でも、今のミョンヒには、ジェソンの話しは何も耳に入ってこないようです。

 

ドギョンは、ジアンに実家に帰るよう言いました。

ジアンはしばらくジスと過ごそうと思っていたのですが、ノ会長に家に帰ると言った以上、早くそうしないと、又誤解されて問題が起る可能性があると言うドギョンに従いました。

ドギョンは、ジアンを実家まで送ると言い、荷物を持ってあげました。

車ではなくバスで、そして途中の馴染みのコンビニでビールを飲んで・・・。

ゆっくりとゆっくりと歩いて行きました。

でも、時間をかけたとしても、結局は到着し、別れる時となるのです。

ジアンは、ドギョンがゆっくりと歩くのに気が付きました。その思いも理解していました。

特に何か話すわけでもなく、二人はゆっくりと時間をかけて歩きました。

「お前を捕まえられない理由が何か分かるか?」

と、ドギョンが言いました。

「お前は僕の前で笑えない。ヒョクやヨングクの前では笑うのに。だから、絶対に捕まえない。」

 

それじゃ、元気でな・・・と言って、ドギョンはジアンの頭をくしゃくしゃにしました。

ジアンは、ドギョンの後ろ姿を見つめながら泣きました。

 

ナムグのパン屋が入っているビルを、ミョンヒが買いました。

パン屋にジスが行くと、そこにはミン部長の姿。

ミョンヒが手を回したと、すぐに分かりました。

ジスからその話を聞いたジェソンは、ミョンヒはあれほど言ったのに、一切耳を傾けない・・・と今更ながら、無力感に襲われたのでしょう。

怒りも込み上げてきました。

そして、とうとうこれまで口に出した事の無い事実をぶつけたのです。

「教養と品位があると信じるお前は、浮気しに行って娘を見失ったのか?」

ありゃぁ~っ

やっぱりそーだったの

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『黄金色の私の人生(原題)』41話まで

2018-06-16 12:30:42 | 韓国ドラマのエトセトラ

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「ここにいたのか、お前たち。」

ノ会長の突然の出現に、ドギョンは勿論、ジアンも凍りつきました。

ドギョンとジアン以外の住人を下がらせ、家主は誰だと言いました。この家を買い取ると言うのです。

そして、ドギョンとジアンの二人で住めと言うのです。

ドギョンが、ジアンを諦めたと言っても、ジアンが家に帰ると言っても、一切聞き入れません。

でもね、ラッキーなことに、家主のヨングクがテリュン企業のイ会長の孫だったため、ノ会長も手を出せなかったのです。

ヒョクの会社もヨングクが共同代表となっているし、木工所も同じです。潰すなんて事、出来ませんよね。

 

事は収まりましたが、ドギョンはジアンに対して恥ずかしくてたまりませんでした。

財閥であることが恥ずかしいなんて、ドギョンにはそれまで感じたことの無い思いだったでしょう。

でもね、腹が立たないわけじゃないのです。

ジアンは、もぐらたたきゲームで叩きまくりましたよ。少しはすっきりしたようです。

それを見たドギョンも、同じようにももぐらを叩き、幾分すっきりする事が出来ました。

 

ノ会長は、ミョンヒにこの事を報告しました。

自分より先にノ会長が情報を掴んだ事がミョンヒには驚きでした。

そして、ドギョンとジアンが同じ家に住んでいるなんて、裏切られた思いだったでしょう。

ノ会長は、ドギョンを後継者争いから脱落させる考えもある・・・と匂わせて、ミョンヒを刺激しました。

ジェソンの言うとおり、ノ会長は娘をコントロールする方法をよく知っています。ドギョンに後を継がせたいミョンヒは、こう言っておけば、必死にドギョンを家に帰らせようとするでしょうからね。

 

ヨングクから、この一件を聞いたヒョクは、財閥のやり方を改めて知り、ジスの周囲の環境が自分の受け入れられないモノだといっそう感じたようです。

 

ジスが明後日にもフランスに発つと聞いたジェソンとソヒョンは驚きました。

やけにジスが従順なのが気になりました。

 

前日、ジスはテスとミジョンの家に一泊してくると言いました。

3年後に戻ったら、チェ・ウンソクになります。ソ・ジスとしての最後の日を、ソ・ジスとして暮らした家で過ごしたいんです・・・とジス。

ミョンヒも納得しました。

 

ジスは、ジアンに会いに行きました。でも、直接会う勇気が出ず、物陰からこっそり見ていたのですが、ジアンに見つかっちゃって。

ヒョクと別れた事が気になるジアンは、話があるから時間を作ってほしい・・・と言いました。

思わず、もう遅い・・・と呟いたジス。

「元気でね。身体に気をつけて。」

まるで遠くへ行くような口ぶりがジアンには気になりました。

 

ナムグから、ジスが店を辞めると聞いたヒョクは、驚いて会いに来ました。

俺の所為か?・・・と聞くヒョクに、ジスは至極冷静に答えました。

「忘れた?私はへソングループの娘よ。ずっとパン屋で働くと思った?」

ジスは、ずっと財閥の娘として振る舞いました。

涙一つ見せず、動揺も見せないジス。ヒョクは違和感を持ちました。

出会った最初の頃、ジスは本当に不器用で、でも優しい女の子と見えました。バカだと思った事もありました。でも、それがジスなのです。

ヒョクは、その事に、今になって気が付きました。

この時のジスが芝居をしていると気付いたのかな?そうするしかない立場の所為だと気付いたのかな?

 

ジスが帰って来ると聞いたテスが慌てて家に戻って来ました。

何事も無かったかのように、テスはジスを迎えました。

ミジョンは抱きしめたいのを我慢していると言った風でした。

その夜は、テスとミジョンの間で眠りました。

「考えてみたら、実の娘と差別するのは当然よね。それでも、私が2人と暮らしている間、一度も自分が実の娘じゃ無いと思わないように育ててくれてありがとう。」

と、ジスが言いました。

ミジョンは、起き上がって言いました。

「奥さまが来た時、2人とも奪われるのではないかと怖かった。お前もジアンも渡したく無かった。どっちが娘だと聞かれて、頭に浮かんだのは、ジアンがコネ入社の友達と喧嘩して警察に行ったジアンの顔なの。お前はうちで不満がなかったから。」

ジスは、その時のことを思い出しました。ジアンが怪我をして帰って来た時のことを。

警察沙汰になったとは知らなかったのです。そこまで惨めな思いをしていたとは・・・。

ジスは、ミジョンの気持ちをこの時初めて理解したのです。

恨みは消えたでしょう。

 

翌朝、ジスの姿はありませんでした。

既にへソンの家に戻っていて、空港に向けて出発したのです。

 

ジスは元々知らない土地に行くのを怖がっていたのに、留学・・・。テスは気になりました。

そして、ジアンにジスから何か聞いているかと問い合わせたことで、ジアンはジスの態度が変だった理由に気がついたのです。

止めなければ・・・と思いました。

そうなったら、ジアンの行動力はすごいです。

ヒョクとドギョンに連絡を入れました。

飛行機に乗る前にジスを捕まえようと考えたのです。

3台の車でジスを追いました。

そして、空港に到着する前に、ジスの乗った車を発見し、無理やり停車させることに成功。

ヒョクが、ドアを開けて、ジスに手を差し伸べました。

ミョンヒは、ジスの身体を掴みました。

でもね、ジスはミョンヒの手を振りほどき、ヒョクの手を取ったのです。

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『恋するパッケージツアー~パリから始まる最高の恋~』2話まで

2018-06-16 11:41:35 | 韓国ドラマのエトセトラ
恋するパッケージツアー ~パリから始まる最高の恋~ DVD-SET2 (特典映像DVD付)
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怪しげな店で、怪しげなモノを手に持った状態で会っちゃったサン・マル&ユン・ソソ。

お互い、友達から頼まれて・・・とかなんとか、必死に自分の趣味じゃないと言い合うんです。

でもま、一応、ソソの大人な対応で、収まりました。

ホテルに戻ろうとするマルに、ソソが夜のツアーのお誘いを。

セーヌ川のほとりを散策する、お勧めのコースらしいです。

話をするうち、マルはソソと意見が合う事に気が付き、嬉しくなりました。好みが合うって感じですね。

だから、夜通し話がしたいと思っちゃうんですよ。惚れっぽいのかしら?マルは。

 

この作品、ツアーでソソの説明がある所為で、見てる私までツアーに参加した気になります。

今のところ、序章って感じなので、名所案内的な内容ですから、余計にそんな感じ。

 

サン・マルは同じ大学出身で、先に就職していたオ・イェビと付き合っています。

ある日、マルは会社の不正な情報を偶然知ってしまうんです。

それを公表したのかな?その所為で、上司から睨まれてしまったようですね。

イェビに、自分の味方になってほしいと言っていたから、二人で公表しちゃったということでしょう。

会社が混乱し、首になるかもしれない状況になり、イェビはこんな時に長期休暇など取れないと、旅行をキャンセルしたようです。

深夜に、課長から連絡が入りました。

こんな時に長期休暇を取るなんて・・・と、散々嫌味を言われました。

そして、フランスにいると言うのに、出社しろだの、今日中に資料を提出しろだのと命令されてしまいましたよ。

マルは、理不尽だと思いながらも、やはり会社を首になることは避けたいので、PCを開いて仕事をし始めたのです。

 

ソソを追っている男が、会社までやって来ました。

で、社長を脅して居場所を教えてもらおうとしましたが、社長は事情を知っているらしく、何も話しませんでした。

でもね、その男、頭が良いと言うか、機転がきくというか。しっかりと会社のスケジュール表をチェックし、行き先は有名な観光地だからと狙いを定めて待ち受けたのです。

 

ソソが乗ってるバスを見つけた男は、一目散に追いかけました。

そして、観光客の中から、韓国人らしき人を見つけては、写真を見せ、ソソを知らないかと聞いて回ったのです。

カフェで仕事をしていたマルを見つけた男が、写真を手にやって来ました。

その写真には、男とソソが親しげに写っていました。

思わず、あ・・・と言っちゃったマル。

知ってますか?・・・と男。

その瞬間、マルは思い出したのです。

今朝、ホテルを出る前に、ソソが誰かと電話で話をしていて、誰かに追われていると言っていたことを。

「すみません。」

と、マル。咄嗟の日本語ですよグッジョブです

期待に身を乗り出していた男も、“ありがとう”・・・と。

 

マルは、男の後をつけました。

そして、ソソが見つかりそうになった時、声をかけて、抱きしめ、顔を隠してあげたのです。

“?”・・・と驚いたソソは、突き放そうとしましたが、その時、男を見つけたのです。

すぐさま、マルの肩に顔を伏せました。

 

ソソは、必死に男から逃げました。

ガイドの仕事もありますから、客の誘導だの、口実をつけて急がせてしまいましたよ。

客を急いでバスに誘導し、出発しようとするんだけど、ガプスとボクジャが遅い。歳とってるから早く走れないんです。

とろとろしてる間に、男が追い付きそうになっちゃった。

で、咄嗟にマルは、足を出したら、男が転んじゃった。

お陰で、ガプスたちはバスに乗り込み、バスは出発。マルが乗って無いのに~っ

 

男も立ち上がってバスを追いかけましたが、マルも思わず韓国語で叫びながら追いかけたもんだから、日本人じゃないって男にばれちゃった。

どーなる

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『恋するパッケージツアー~パリから始まる最高の恋~』視聴開始です

2018-06-16 09:41:46 | 韓国ドラマのエトセトラ
恋するパッケージツアー ~パリから始まる最高の恋~ DVD-SET1 (128分特典映像DVD付)
クリエーター情報なし
NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン

レビュー一覧は、こちらから。

 

ユン・ソソ=イ・ヨニさんは、フランスで旅行ガイドをしています。

何年か前、結婚するためにフランスに来たのですが、恋人に別れを告げられ、韓国に帰ることなく、そのままフランスに残ったようですね。

籍を入れていたのかどうかは分かりません。

 

今回担当したのは、なんとも手のかかりそうな7人。

本来ならば、あと12人のオバサングループも参加するはずだったのですが、パスポートを預かっていたリーダーのアジュンマがそれを忘れて来ちゃって。

結局、出国出来ない羽目に。

ソソは、レストランやクルーズ船の予約の変更に、最初っから大わらわです。

 

7人のメンバーも、年齢も性格もばらばら。

ギョンジェとソランは付き合い始めて随分時間が経ってるカップル。ソランが不満を口にしてしまうタイプなので、雰囲気を壊してしまいそうな感じです。倦怠期って感じで、ソランは別の人・・・チーム長とお酒を飲むこともあるようです。ギョンジェとは違う大人な雰囲気の人です。

ヨンサンとナヒョンは、歳の差がかなりありそうで、ソソは不倫だと見ています。

ガプスとボクジャは年配の夫婦。どうも商売をしているようで、ガプスは不平不満をぶつけてくる、よくあるタイプのアジョッシで、ボクジャがそれを宥めてる状態。でも、怒ったら怖いタイプですよ、ボクジャは。ボクジャは何か病気なのでしょうかね。胸部レントゲンを撮ってるシーンがありました。記念写真も、胸から上を撮って・・・と言っていましたし。

そして、最初っから問題を起こしたのが、サン・マル=ヨンファssiと言うサラリーマンで、一人で参加している青年。本当は、恋人も来る筈だったのに、どういう理由か、不参加。何やら振られた感ありありです。

 

サン・マルが入国審査に引っ掛かり、何時間も他の6人を待たせる羽目になってしまったのです。

恐縮しながらサン・マルが現れた時、皆もうぐ~ったり

観光のスケジュールも大幅に変更を余儀なくされ、レストランでは、閉店間際って雰囲気で、彼らだけがひっそりとテーブルを囲んでて、他の客はいませんし、店も何となく暗い・・・

サン・マルは人は良さそうだけど、性格がイマイチつかめない。

恐縮しまくってると思いきや、自撮り棒を使ってしょっちゅう自分の写真を撮ってるし・・・。

ソソはこの先8泊10日の旅が思いやられました。

 

この頃、ソソのアパートに韓国から一人の青年が押しかけていました。

物凄い剣幕で、ソソを探しています。

出所したばかりのようですが、何の罪を犯したのでしょう。

彼にソソの住所を知らせた男性もいます。青年はその男性に相当の恨みを抱いているようですね。

 

そんな事とはつゆ知らず、ソソは同居してる女性から頼まれたエロい下着を買いに店に行きました。

勿論、ツアー客たちをホテルまで案内し、その日のスケジュールが全て終わった後です。

そしたら、その店で、なんと、サン・マルとばったり

マルは、手に何やら怪しげな商品を持ってます

変態・・・とソソは完璧に思い込みました。

 

とにかく、ヨンファくんの表情があんなに豊かなんて、私は知りませんでしたよ。

これまで見たのは、無表情とまではいかないけど、クールな役ばっかりだったので。

真ん丸く見開いた目とか、泣いたり笑ったり豊かな感情表現が、私にとってはお初の姿なので、とっても面白いです。

ソソとは違って、私はこの先が楽しみになりました。

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「恋するパッケージツアー~パリから始まる最高の恋~」あらすじ

2018-06-15 13:01:06 |   ★「か」行
恋するパッケージツアー ~パリから始まる最高の恋~ DVD-SET1 (128分特典映像DVD付)
クリエーター情報なし
NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン

ジョン・ヨンファ(CNBLUE)とイ・ヨニ主演のラブコメ。

予告編でヨンファssiのコメディ演技を初めて見た時、あまりの可愛さにコメディもありだなと思いました。

ヨンファssiのこれまで見たことのない姿に期待感大です。

 

    1話まで   2話まで   3話まで   4話まで   5話まで   6話まで

    7話まで   8話まで   9話まで   10話まで   11話まで   12話(最終話)まで

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『黄金色の私の人生(原題)』40話まで

2018-06-15 12:34:39 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

今のジアンを見たら、とても自殺を試みた人とは思えません。

仕事を楽しんでしていました。生き生きしています。

ドギョンはジアンに言いました。

「一度抱きしめさせてくれ。」

泣きだしそうな表情を見て、ジアンは、何かあったと察しました。

理由が分かった。何故ダメか分かった。コンさんに会って来た。・・・。

その言葉で、ジアンも、ドギョンが全てを知ったと分かりました。

 

ドギョンは、自分の家での経験が原因だったと思いました。自分が想像も出来ないほど、ジアンにとっては辛かったんだと。

でも、ジアンは違うと言いました。

自分が辛いからと、28年間育ててくれた親兄弟をすぐに捨てた自分が恥ずかしかった。でも、帰る場所はそこしかなくて、帰ったんだけど、そこで父テスがジェソンに殴られ、土下座する姿を見てしまった。ジスも深い傷を負った。全てを失った気がして、生きて行く力が無かった・・・と。

今は幸せだと言いました。

「今一番辛いのは、好きだと言う気持ちを押さえることです。」

ドギョンは、分かると言いました。

ジアンが自分ではダメだと言う理由が分かったからです。ドギョンはドギョンだから、ダメなのです。

としたら、ジアンを幸せにする自信は無い・・・とドギョンは言いました。

ジアンを自由にしてあげようと決心したのです。それしかないと思いました。

 

ありがとう・・・とジアンは言いました。

でも、一人になった時、ジアンは泣き崩れたのです。思いを封印するわけですから。

 

テスのところに、今度はジテとミジョンがやって来ました。

惣菜やヒーターを持ってきたのですが、テスは怒りました。

今更俺にかまうな・・・と。

テスとミジョンは、長居する事無く、早々に帰ったのですが、やはり心は重くなりました。

頑なに自分たちを拒絶するテスの姿が辛かったのです。

 

ミョンヒは、ジスの行動を逐一掴んでいました。

ヒョクやナムグ、ヒョク姉のことも調べ上げていました。

ヒョク姉はジアンと知り合いだと分かっていますから、ジスはジアンと連絡を取り合っているに違いないと思いました。

すぐにでもジスを留学させなければと思いました。

で、ジスを脅したのです。

ヒョクやその家族が路頭に迷うことになる・・・とね。留学を拒む理由があるなら、それを取り除かないと・・・とミョンヒ。

ジス、まさかそこまで?・・・と言う表情です。

 

ヒョクが、ジアンとジスの関係に気づきました。

ジホがジアンのことを“姉さん”と呼ぶのを目撃したからです。

ジアンから、へソングループとの関わりを聞いていますから、すぐに察しが付きました。ジスがへソングループの娘だと。

そして、ジアンがどんな扱いを受けて来たかも知っていますから、ジスと自分との交際をすんなり許してくれるとは到底思えませんでした。

反対されると言う事が問題なのではありませんでした。

そういう家の娘だということが問題なのです、ヒョクにとっては。

 

ヒョクは、今ならまだ諦められると思いました。自分の気持ちが、まだそれほど深くはないと思ったのです。

だから、ジスと別れることを決意しました。

 

ジアンから、ヒョクが二人の関係を知ったとメールがあり、ジスはヒョクに会いに来ました。

心の準備が整ったら、話すつもりだった・・・とジスは言いました。

ヒョクは言いました。ジスの両親が二人の交際を許すと思うか?・・・と。

ジス、今、ミョンヒに反対されているところですから、何も言えません。うつむくだけです。

ヒョクは、財閥の生き方、子供の扱い方についても聞いている・・・と言いました。

「そんな恋愛はしたくない。恋愛するなら、お互いにプラスじゃないと。」

おしまいにするということ?・・・とジスは涙をためてヒョクに聞きました。

「分かった。」

実は、ただの恋愛だから、少し付き合って別れる気だったの・・・と言いました。勿論嘘です。必死にその場を取り繕おうとしただけです。ヒョクに負担をかけないようにしたかったのでしょう。

多分、ヒョクにも分かっていたでしょう、それが嘘だと。

先に帰ろうとしたヒョクを、思わず追いかけて来たジスの姿が、自転車のミラーに写っているのに気が付き、想いを振り切るように、ペダルを踏んだのです。

 

ジスは留学を受け入れました。

 

ドギョンは木工所のアルバイトを辞めました。

そんな時、ユ秘書が自分の全財産をドギョンに投資すると言ったのです。

自分は運転手兼秘書として、ドギョンに仕えると。

 

ノ会長が突然やってきました。

ミョンヒに、ドギョンについて分かったことを問いただしました。

でも、特別新しい情報をミョンヒは得ていません。

ミョンヒは、必死に取り繕いました。ジェソンも全く手助けしてはくれませんでした。

ノ会長は、ミョンヒを信頼できないような目つきで見ていました。

 

ジェソンは、もう、ノ会長のやり方への批判をミョンヒに隠そうとはしませんでした。

へソングループの後継者の椅子を餌に、娘たちを争わせる会長を見るのはうんざりだと言いました。

 

テスのところにジアンがやって来ました。

手造りの家具を持って。

持って帰れと突き放すテス。

でも、ジアンは、重いから・・・と無理やり置いて行きました。

そして、バス停までの道が暗いからと、懐中電灯を貸してほしいと言いました。

テスは、懐中電灯を持ってジアンを送っていくことになりました。それを突き放すまで冷たい人間になってしまったわけじゃないのです。

現に、歩きながら、ジアンが家族の近況をぽつぽつと話すと、真剣に聞いていましたからね。

 

ジホはジアンに作ってもらった木のアクセサリーと、ソヒョンが捨てようとしていた洋服を露店で売りました。

そうやって、また一からお金を貯めようとしているのです。

なかなか根性があります。

ソヒョンは相変わらずジホとつるんでいます。

今回、露店を手伝って人生初の労働をしました。新鮮な喜びを感じていました。

そして、ジホへもほのかなトキメキを感じるようにもなっているようです。

 

ジアンは家に帰る事を決めました。

シェアハウスの月一の大掃除の日。

住人皆で掃除の後の食事会をしている時、突然ノ会長が乗り込んで来ました。

ドギョンは勿論、ジアンも凍りつきました。

しびれをきらしたノ会長が、ミン部長に命じて独自に調べさせた結果でした。

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マズイ!!!(^_^;)

2018-06-15 10:19:17 | その他

なんやかんやと口実をつけて先延ばしにしてきた庭の草刈り。

今日は雨の予報が出てたのですが、朝方はまだ曇りだったので、今なら涼しくて良いかも・・・と行動開始。

でも、ほんの30分ほどしたら、予報通り降り出しましたよ

砂利を撒いてる隣家との間の通路をして、さぁ、これから本番と言う時。

よって、このような状態に・・・

 

                       

虎刈り状態です

この続き、出来るかしら・・・。これからしばらく予報は雨と出てるし・・・。

今回しておかないと、次に来た時、きゃ~っ・・・な状態になってる事は確か。

除草剤、撒いたのに・・・ねぇ。

野暮用ひしめくスケジュールに、草刈りをどうやって挟めるか。

ああ悩ましい・・・

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『ただ愛する仲』完観

2018-06-15 03:56:04 | 韓国ドラマのエトセトラ
ただ愛する仲 OST (JTBC TVドラマ)
クリエーター情報なし
Universal Pictures Korea

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倒れたガンドゥをムンスが発見し、病院に搬送したようですね。

ムンスはショックを受けていました。

医師の説明を受けて出て来たガンドゥに、聞きました、何て?・・・と。

「俺は・・・どうしたらいい?」

と、ガンドゥは言いました。

その一言で、どれほど悪いかが、ムンスにも察せられました。

黙ってるつもりだったの?・・・と、泣きながらガンドゥの胸を叩くムンス。

俺はただカッコ良く消えるつもりだった・・・とガンドゥ。

カッコ良い消え方なんて無い・・・と何度も叩くムンス。

その手を掴んで、抱きしめたガンドゥ。痛いよ・・・と。

「死なないで・・・。」

泣きじゃくるムンスでした。ガンドゥも、ムンスの髪を撫でながら、泣きました、声を出さずに。

 

ガンドゥに残されている方法は肝移植のみ。

でも、なかなか順番は回って来ません。

ジェヨンはドナー検査をしましたが、不適合と判定され、絶望しました。

家族しか提供できないと聞いたムンスは、すぐにでも結婚するから・・・と言いましたが、結婚して1年未満の人はドナーに成れない規則なんだとか。

 

ジェヨンは、ガンドゥを担当し、必死にドナーを探しました。

彼らの母親は病死したようです。ジェヨンが医師を目指したのも、そこに理由がありました。

ガンドゥはジェヨンの寝顔を見ながら、まだ死ねないと思いました。ジェヨンを一人にする事は出来ない・・・と。

悔しくて悔しくて涙が止まりませんでした。

 

マリもサンマンもドナー検査をしました。

そしたら、サンマンが適合したのです。

でもね、サンマン母は反対しました。普通の反応ですよね、それが。

いくら兄弟のように育って来た間柄でも、やはり実の息子が大事です。肝臓の半分を提供するなんて、考えただけで不安です。

サンマンは、いくら母に反対されても、意志は変わりませんでした。

サンマン母も、反対はしたものの、言い出したら聞かないサンマンの性格を知っているから、納得するしかありませんでした。

だけど、ガンドゥ自身が拒否しました。

いくらなんでも、サンマンから移殖を受けるなんて、考えられませんでした。

そんなガンドゥに、サンマン母は言いました。

「自分が納得するために、一度は止めてみたの。こうなった以上、ホンモノの兄弟になるといいわ。出来の悪い息子を受け入れるんだから、長生きして親孝行するのよ。」

 

ムンスも、ガンドゥを説得しました。

サンマンssiに申し訳ないから?・・・と受けたく無い理由を聞きました。移殖を希望するのは、自分の我儘だと思ってる?・・・とも。

「それは間違いよ。あなたの我儘じゃないわ。私たちの我儘よ。辛くても、傍で生きていてほしい私たちの我儘よ。だから、あなたに選択権は無い。あなたはただ、辛くても生きなきゃ。」

 

ガンドゥは、サンマンの決心を受け入れました。

ところがですよ。

精密検査をしてみて、サンマンの内臓の状態があまり良くない事が判明したのです。病気だからと言うのではなく、手術が難しい要素が見つかったのです。

だから、担当医師は、保存治療の方が望ましいと言ったのです。

が、ジェヨンはサンマンに事情を説明したうえで、移殖をしてもらいたいと考えていました。

説得しに行こうとしたのを、ガンドゥが止めました。

お前もサンマンも手は尽くした・・・と。もういい・・・と。

 

ムンスにガンドゥからメールが届きました。

お許しが出たから、デートしよう・・・と。

 

オシャレして出かけたムンス。

ガンドゥは、体調が悪いのを隠していました。

「俺に愛されるために生まれたな?」

なんて、こっ恥ずかしい台詞を言うガンドゥ。

 

手をつないで歩きながら、どこに行きたい?・・・とガンドゥが聞きました。

そしたら、ムンスがいたずらっぽく笑いながら、ホテルを見るのです。

歩き疲れたから休んで行こう、休むだけだってば、襲ったりしない、おとなしくする、ただ寝るだけだから・・・なんて、普通、男性のセリフだよね?これって。

ガンドゥは驚いて戸惑いました。

反対され、ムンスはすっかりご機嫌斜め。

 

「初めてほしいと思ったのがあなたなの。責任なんて・・・私がかまわないのに。誘ったのは私なのに。」

思わず涙がこぼれたムンス。

ガンドゥも、それで踏み切れたようです。

物凄く素敵な高級ホテルに入りました。

 

翌朝ムンスが目が覚めると、既にガンドゥの姿はありませんでした。

どこにもいません。

 

何かあったと気付いたムンスは病院に行き、ジェヨンから話を聞きました。

 

ガンドゥは自分の部屋の屋上に一人いました。

 

私が先にkissしたわ・・・とムンス。

覚えてないフリをしてたのか?・・・とガンドゥ。

「恥ずかしかったから。片思いだと思ってた。」

「バカだな。好きでもない女に一晩中肩を貸すか?」

 

「綺麗だ。見るたびに綺麗になる。」

「あなたがずっと見ててくれたら、もっと綺麗になる。」

 

「ずっと聞きたかったことがあるの。あなたは私の事を覚えていたのに、何故捜さなかったの?遠回りする必要無くもっと長く一緒にいられたのに。」

「あそこが真っ暗だったから。お前がこんなに美人だと分からなかった。」

 

「愛してる。言いたい事だけを言って生きるにも時間が足りない。ようやく分かった。愛してる、ムンス。」

「苦しませてばかりなのに、それでも好き?」

「ああ。」

「何故?」

「ただ・・・愛するのに理由が必要か?」

「ううん。」

 

ガンドゥはそっとkissし、言いました。ありがとう・・・と。

そして、ムンスの肩に頭を乗せました。

 

あなたに恋したのはいつかしら。ずっと考えてた。暗闇の中で初めてあなたの声を聞いた時。おかしな曲を初めてあなたが歌った時。あの時からあなたが好きだった。

聞いてる?

伝わった?今の話聞いてた?私の声が聞こえる?

ガンドゥの頭が落ちました。

 

もう駄目だと諦めかけていた時、奇跡が起りました。

ドナーが現れたのです。

 

ハッピーエンドです。

 

予想していたより、ずっと素敵な作品でした。

スエさん似のウォン・ジナさん、少々ぎこちない動きもありましたが、新人さんとは思えない演技だったと思います。

私にとっての一番の収穫は、何と言ってもジュノssiの魅力を知ったこと。

またまたハマりそうです。

ぴっくん似と言われていたようで、確かに数年前の写真を見ると、よく似てるんですが、今は逞しくなったので、クォン・サンウssiに似てると私は思います。

絶対に永久保存版とします。

近々集中再放送が始まるので、予約をきっちり入れました

ただ、1話が長いので、ダビング泣かせとなりそうです

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『ただ愛する仲』15話まで

2018-06-15 00:45:57 | 韓国ドラマのエトセトラ
ただ愛する仲 OST (JTBC TVドラマ)
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眠ったガンドゥを見つめながら、ムンスは思い出していました。

事故の時、崩れ落ちそうな瓦礫を、必死に支えながら、ガンドゥは、ムンスを先に外に出してくれたのです。

何故、傍に居たのに、ムンスだけ先に救出されたのか、ずっと疑問に思っていたのですが、その理由が分かりました。

ムンスを先に行かせた直後、瓦礫が崩れ落ちてしまい、ガンドゥは閉じ込められてしまったのです。その後、ソンジェと会ったわけです。

 

ガンドゥを先に行かせていれば、ソンジェの遺体と過ごすこともなければ、その後の幻聴に悩まされる事も無かったわけです。

自分の所為で、ガンドゥの人生が狂ってしまった・・・。ムンスはそう思いました。

だから、ガンドゥを真っ直ぐ見詰める事が出来なかったのです。

 

ガンドゥも、すぐにムンスがソンジェの事を知ったと気付きました。

携帯が無くなっていましたからね。

慌てて連絡をとろうとしましたが、電話に出ません。

無断欠勤してると知ったガンドゥは、ムンスの行き先に見当が付きました。ソンジェのところだ・・・と。

 

やっぱりそうでした。

ムンスはチェ・ソンジェの実家の前にいました。

幻覚の主はソンジェ?・・・とムンスは聞きました。いつから知ってたの?・・・と。

お前と一緒に来た時に気づいた。言いたく無かった。お前を苦しめたくなかったから・・・とガンドゥ。

ムンスがここに来たのは、ソンジェの母親に謝りたかったからでした。自分があの日呼び出さなかったら、ソンジェは死ぬことは無かった・・・と。

「悲しみだけじゃなく、恨みも抱えて生きろと?」

と、ガンドゥ。

 

その時、ソンジェの母親が家から出て来ました。

ムンスを見て、無視しようとしたのですが、ガンドゥを見て、気持ちが変わりました。

事故直後、ガンドゥが松葉づえをつきながら何度か訪ねて来たのを、覚えていたのです。

家に招き入れてくれました。

「最期まで一緒でした。」

と、ガンドゥが言いました。伝言を預かっていたんです・・・と続けました。

「“あの時、何も告げず出かけてごめん”と、お母さんに伝えてほしいと頼まれました。」

遅れてすみません・・・と。

「それを伝えようと、何度も来てくれたの?」

母親は泣きながら問いました。

それだけ言って、ガンドゥは、帰ろうとしました。ムンスには話させたく無かったのです。

でも、ムンスは携帯を差し出し、自分が呼び出したことを正直に話し、謝りました。泣きながら・・・。

 

ムンスの態度で、別れようとしていると気付いたガンドゥ。

必死に止めました。

自分の所為だと言うムンスに、それは違うと言いました。

でもね、ムンスは言ったのです。

「あなたと一緒にいると辛い。昔の事を思い出して自分を嫌いになる。」

掴んでいたムンスの手を、ガンドゥは離してしまいました。

 

ムンスを苦しませるくらいなら、自分一人で後悔する方がマシだと思いました。

でも、諦めきれません。何よりもムンスが大事でした。

以前、自分が突き放そうとした時、ムンスはずっと待ってくれました。だから、ガンドゥも待とうと思ったのでしょう。

ムンスの気持ちが変わるまで・・・。

せめて、慰霊碑の仕事は完遂しようと思いました。ムンスと一緒に。

「お前の所為じゃ無いから、罪悪感を抱くな。俺は感謝してる。俺はお前に何度も救われた。」

と、言いました。

怪我をして倒れていたあの雨の日、借金取りと喧嘩した日、薬屋のハルモニが死んだ日・・・。いつもムンスが傍にいてくれました。

「お前に生かされているんだ。それに、あの人・・・確かに怖かった。でも、彼がいたから耐えられたのも事実だ。だから謝らなくていい。自分を責めるな。ムンスらしく堂々としてろ。」

 

この間にも、ガンドゥの体調は悪化し続けていました。

ジェヨンからも何度も何度も電話が入っていましたが、ガンドゥは無視し続けていました。

今のガンドゥには、ムンスのことしか考えられないのです。

 

しびれをきらしたジェヨンが、ガンドゥの部屋にやって来ました。

そして、半ば無理やり病院に連れて行ったのです。

検査の結果、肝移植しか手はないと分かりました。そこまで悪い状態だったのです。

ジェヨンは覚悟をしていたものの、ショックでした。

ガンドゥは、冗談かと思いました。信じられませんでした。

これじゃぁ、いくらなんでも自分が可哀相だと。あまりにも悲惨な運命じゃないか・・・と。

「俺が何をしたと言うんだ

と、叫びました。

泣いた~っ

 

ムンスには何も話しませんでした。心配をかけるだけだと分かっていますから。

そして、一人で瓦礫を運んできました。

それで慰霊碑を作ろうと考えたのです。

ムンスも賛成しました。

 

マリはユテクに別れを告げました。

奥さまはあなたに興味を持っているわ・・・とマリは言いました。

流石にユテクはショックを隠しきれませんでしたが、だからと言って、妻に知られた以上、そして妻と別れる気が無い以上、マリの言葉に従うしかありませんでしたね。

 

ガンドゥは、ジェヨンから翌日入院するようにと言われ、今回は逆らいませんでした。

それほど辛い状態になっているということです。

ムンスに何も話していないと聞いたジェヨンは、薬屋のハルモニのことをガンドゥに知らせたのは、ムンスに言われたからだと話しました。

あの時、話すべきだとムンスは言ったのです。

「後で知ったら傷つくわ。心の準備無く傷つくのが怖い。私がそうだから、きっとガンドゥも同じよ。」

だから、人から聞き伝えになる前に、ガンドゥから直接ムンスに伝えなきゃ・・・と。

 

ガンドゥはムンスに会いたいと思いました。

我慢できなくなって、ムンスの家に行きました。

丁度その時、ボイラーの修理をするため、サウナは閉店して、ムンス母は旅行に出かけていました。

ガンドゥは、ムンスの部屋に向かって声を張り上げました。

もう、力もあまり出ないけど、必死に叫びました。

「俺は今具合が悪いんだ。かなり悪い。今にも倒れそうだ。窓を開けて俺の話を聞いてくれ。そしたら帰る。最後に顔が見たいんだ。」

10数えたら倒れるぞ・・・と言って、数え出したんだけど、10まで持ちませんでした。

5まで数えた時、ガンドゥは倒れてしまったのです。

ムンスは部屋でその声を聞いていました。

開けてあげてよーっ

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『ただ愛する仲』14話まで

2018-06-14 22:27:28 | 韓国ドラマのエトセトラ

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ガンドゥのお陰で、ムンスは冷静さを取り戻し、母を受け入れる事が出来ました。

幸せでした。

 

ユジンとジュウォン・・・なんと、一夜を共にしちゃったみたい。

でも、これから二人の関係が始まるのではなく、ユジンとすると気持ちの整理をつけることができたのかもしれません。

部屋を出て行くジュウォンに、声をかけました。

「ありがとう。さよなら。」

・・・と。

ただ、ジュウォンは違うみたいです。

どちらかと言うと、ジュウォンの方が混乱しているように見えます。

 

事故の時の壊れた建物等は、きちんと整理されないまま、埋められてしまっていました。

今、工事が始まると、たくさんの残骸が掘り出されました。それを、建設廃棄物として処理してしまおうとしています。

指示したのはジュウォン。

その話を聞いたガンドゥは、ジュウォンらしくないと思いました。

 

ムンスは、チェ・ソンジェの遺族を訪ねました。ムンスがデパートで会おうとしていた初恋の人です。

何と切り出そうか躊躇したムンス。

ソンジェの母親の言葉に、思わず言葉が詰まってしまいました。ソンジェの母は、まるでまだソンジェが生きているかのように受け答えしたからです。

 

その話をガンドゥにしました。

生きているかのように話をしたと聞き、ガンドゥは、その気持ちが分かる気がする・・・と言いました。

自分も、死んだ人が生きているように感じる事がある・・・と。

「声が聞こえるんだ。」

 

ガンドゥは、ムンスが救出された後、ソンジェと少しの間一緒にいました。

でも、ソンジェは、ガンドゥの目の前で息絶えたのです。

遺体から逃げ出す事も出来ず、ガンドゥは一人恐怖と孤独に襲われていました。そんな極限状態、精神が病んでも仕方がないでしょう。

死んだ筈のソンジェの声が聞こえる気がしたのです。会話してる気がしたのです。

そしてそれが今でも続いているのです。

「忘れるなと言ってるんだろうな。」

と、ガンドゥは言いました。

ムンスは、ガンドゥの苦しみを知りました。一人で耐えて来た時間の長さも。

そっと手を差し出しました。ガンドゥは、その手を取りました。

 

「私は夢を見る。始まりは違うけど、終わりはいつも同じ。目の前でヨンスが死ぬ夢。」

ガンドゥは、つないでいる手に力を込めました。

お互い、今も続く事故の影響を知りました。この二人だから、お互いの傷を理解し癒してあげられるのでしょう。

私より辛い人が、私を慰めてくれる・・・とムンスはガンドゥの優しさに胸が温かくなりました。

でも、一方で、じゃぁ、自分はガンドゥを慰められるだろうか・・・と思うのです。

 

ユテクとマリは、恋人同士ではないけど、大切な人になりつつあるようです。

ユテクは、随分前から、マリは心を許せる唯一の人だと思っていますが、マリにとっても、ユテクは客ではあるけど、ご機嫌取りをしなくても良い、本音をぶつけられる相手になっています。

お互い、一番正直に向いあえる相手・・・という感じ。

勿論、考え方の違いがあるので、言い争いは絶えませんが。

 

ムンスは、チェ・ソンジェの遺族に再度会いに行きました。今度はガンドゥにも来てもらいました。

どうしても一人じゃ来れなくて・・・とムンスは言いました。

 

ガンドゥは、門の前で凍りついたようになりました。

事故後、彼も一度訪ねて来た事があったからです。

ソンジェに言われていたのです。自分はここに居ると家族に伝えてほしい・・・と。

でも、会えないままでした。

 

ムンスがインターホンを押しました。思わず、後ずさりしてしまうガンドゥ。

留守だと分かったので、ムンスが置き手紙を残しました。

“ソンジェオッパ・・・”

と書くのを見て、ガンドゥはムンスを見ました。

そして、ムンスは、妹だけじゃなく、もう一人死なせてしまった人というのが、ソンジェで初恋の人だった・・・と話したのです。

 

あまりの因縁に、ガンドゥは衝撃を受けました。顔が真っ青です。

 

マリに、ユテクの妻が会いに来ました。

高飛車な態度は、予想通り。でも、案外冷静にマリに向かいあいました。

マリも冷静に丁寧に、応対しました。

夫と恋愛を?・・・とユテク妻。

もう会わないで。うつつを抜かしてる場合じゃないの・・・と。

「恋愛はしていませんが、もう会いません。チョン理事はお客様ですから、お金をいただかなければ関係も終わりです。奥さまのご心配には及びません。」

私は日陰の人間ですから・・・と目を伏せたマリ。

冷静さを保とうとしていましたが、マリの手は震えていました。

「人として扱ってくださり、ありがとうございます。」

そう言って、マリは出て行きました。

負けていませんね、マリ。言葉では自分を卑下していましたが、ちゃんと自分のプライドを守ったように思えます。

でも、店を出た途端、涙がこぼれました。

 

工事現場で遺骨らしきモノが見つかりました。

ユテクたちは、それを動物のモノだとして、工事を進めてしまおうとしました。

でも、その決定をジュウォンにさせようとしました。問題になった時、責任をとらせようと思ってるからです。

ジュウォンはそれが分かっているので、現場に行こうとしません。

ガンドゥは、自分のすべきことをしてくれとジュウォンに言いました。

でも、埒があきそうに無いので、ユジンを動かしました。

ユジンが警察に通報しました。

 

ガンドゥが現場で倒れました。

大量の鼻血も出したようです。

なのに、病院に行こうとしません。

ムンスは心配でたまらないのですが、ガンドゥは言う事を聞きません。

ガンドゥを家に送って行き、シャワーを浴びている間に着替えを準備していたムンスは、タンスの隅に思いもよらないモノを見つけてしまいました。

それは、自分がソンジェのために手作りしたストラップのついた携帯。

 

ジェヨンの言葉を思い出しました。

“兄に事故の話をしないでください。遺体と数日間・・・”

そして、ソンジェの家の前で凍りついたような表情をしていたことも。

 

ムンスは、ガンドゥの目をまともに見る事が出来なくなってしまいました。

さっきまでの様子と一変してることに、ガンドゥはすぐに気付きました。

変だ・・・何でだろう、何故俺、不安なんだろう・・・と言うガンドゥ。

目を見ろ・・・とムンスに言いました。でも、ムンスは見られません。

ガンドゥは力いっぱい抱きしめました。

離れようとするムンスを決して離さず、もっと力を込めて抱きしめました。

「愛してる、愛してる、愛してる・・・。今言わなきゃダメな気がして。愛してる。」

 

泣けた~っ

だって、その頃、ジェヨンの元に、ガンドゥの血液検査の結果が届いてて。

ジェヨンがショックを受けていたもの~っ

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『ただ愛する仲』13話まで

2018-06-14 18:28:29 | 韓国ドラマのエトセトラ
ただ愛する仲 OST (JTBC TVドラマ)
クリエーター情報なし
Universal Pictures Korea

レビュー一覧は、こちらから。

 

ヨンスが死んだ場所に、ムンス母は事故後初めて来たのでしょう。

そこで、まさかムンスの姿を見るとは思ってもみなかったでしょうね。

 

ムンスとガンドゥは、もうオーラ、出しまくり 

ガンドゥが、ちょっとだけ右の口の端を上げて見せる笑顔。これがねぇ、上手いんです。

はじけた笑顔ではないけど、ウンスが言うように、心からの笑顔だと分かるのは、目が細くなってるから目が笑ってるから

ソミの羨ましそうな指摘を受けて、ガンドゥの目はもっと細く笑います。

でもね、ユジンはムンスに釘をさしました。

「振った相手への礼儀を守ってほしい。」

・・・と。ジュウォンにガンドゥとの仲を見せつけないでということです。ジュウォンは感情を表に出さないだけで、ムンスの所為で苦しんでいる。それを見る自分も、意外に堪えるから・・・と。

 

ムンス母は、家にとんで帰り、ムンスの机の中から仕事の書類を探し出しました。

慰霊碑の計画があることも知りました。そして、ムンス父が遺族として同意書にサインしていたことも・・・。

すぐに、ムンス父の店に行きました。

自分だけが知らなかったことがムンス母には我慢できませんでした。それも、よりによって、あの場所の仕事だなんて・・・。

ムンス母は、自責の念に苛まれているのです。

ムンスも、平気な顔であの場所のそれも慰霊碑の仕事をしているし、夫も何事も無かったかのように普通に生きていることが我慢できなかったのでしょう。

だけど、辛さ、苦しさは、ムンス母だけじゃありません。ムンス父も、同じなのです。

「辛さ比べをしに来たのだったら、帰ってくれ。」

ムンス父がそう言いました。

自分の方が辛い、自分の方が苦しいと誰しも思います。でも、計ることのできない感情なのです。比べてもどうしようもない感情なのです。

この二人は、歩み寄るには遠くに来過ぎた感じがします。

 

ガンドゥの飲んでいた薬を調べたジェヨンは、愕然としました。

よくある鎮痛剤なんだけど、肝臓に悪いため、病歴がある人には出さない薬だと分かったからです。

ガンドゥ、事故によって肝臓を傷めていたのです。

その症状が徐々に出て来ているようです。鼻血を出す事が多くなっていますからね。

 

ユジンに見合いの話が来ました。国土交通省の副大臣の息子だそうです。

婚姻関係を結べば、会社にとって大きな利益となるのは間違いありません。

嫌そうな顔をしたユジンに、ユテクが言いました。自分も政略結婚だ・・・と。あの事故の2カ月後に建設協会長の娘と・・・。

好きで結婚したと思うか?どんな思いで会社を大きくしたと思ってるんだ・・・とユテクは言いました。

自分たちも犠牲者なんだ・・・とね。

どう思う?・・・とユテクに問われたジュウォンは、

「そんな人なら、会社の助けになるかと・・・。」

と、答えました。

ユジン、泣きだしそうな表情でした。

 

「私の為になると?」

と、ユジンは帰ろうとしたジュウォンに問いかけました。

君が決めろ・・・とジュウォン。

いいえ、答えて、あなたの言う通りにする・・・とユジン。

「君の兄さんは政略結婚をし、僕は父を失った。信頼を寄せていた君さえ、僕より会社を選んだ。君は何を失った?」

ユジン、何も言えませんでした。

 

ジュウォンだって悶々としていました。

その原因の一つだとムンス父の事を思っているジュウォンは、店に行きました。でも、閉まっていたため、店の前で立ち尽くしてしまいました。

誰かに喧嘩を売りたい気分だったのですが・・・。

そこに、ガンドゥが偶然やって来たのです。

一杯どう?・・・とガンドゥが誘いました。何となく放っておけないから・・・と言いました。

誰に喧嘩を売りたかった?・・・とガンドゥが聞きました。

ウンス?・・・と聞いたら、好きだった人を一瞬で憎めない・・・とジュウォン。

まさか、俺?・・・と聞くと、羨ましいとは思うけど、憎くは無い・・・と答えました。

「君はいつからムンスさんを好きに?」

と、今度はジュウォンが聞きました。

ジュウォンは設計事務所で初めてムンスを見た時から・・・と言いました。一目ぼれだったようです。

君も話して、僕が納得して諦められるように・・・とジュウォンは言いました。

「なんとなく。ただ・・・。」

と、ガンドゥは答えました。

今日会ったのに、明日も会いたい。ずっとその日暮らしだった自分が、ムンスに会ってから明日が気になるし、待ち遠しい。

う~ん・・・ 素敵です。

 

ガンドゥとムンスは、今でも事故の記憶がトラウマになっています。

デパートで待ち合わせした時、崩れ落ちる天井や壁の記憶が甦って来て、じっとしてはいられなくなりました。

その恐怖、何も言わなくても、二人の間では理解できました。

 

ユジンは見合いをしました。相手は国土交通省の副大臣の息子です。

ユジンも醒めているけど、相手もやはりビジネスとしか考えていないのが見てとれました。お互いの話をするのではなく、相手はビジネスの話ばかり。

ユジンは突然立ち上がりました。

「仕事の話なら、会社でお聞きします。」

そのまま出て行ったユジンなんですが、泣けて来ました。

ジュウォンへの想い、会社への思いと責任。どちらも捨てきれません。

 

ユジンはジュウォンに会いに行きました。

「抱いて。何も期待しないから、私を抱いて。知らない人だと思っていい。哀れみや同情でいい。そんな理由でいいから抱いて。」

ユジンの悲痛な思いがジュウォンにも分かりました。

ジュウォンはそっと抱きしめてあげました。

 

ムンスは、このところ母親がうつ状態なのを気にしていました。

またお酒を飲むようになっていましたし・・・。

ムンスの苦しみも心配も分からず、自分一人だけが苦しんでいるかのような母の言葉に、カッとしました。

ムンス母は、ムンスの仕事について、慰霊碑の件も知ってると言いました。

心配だから言えなかった・・・とムンスが言ったのですが、母は、それを受け入れません。

もう、こうなったら平行線、売り言葉に買い言葉状態です。

結局、大げんかに発展し、ムンスはそのまま家を飛び出して行ったのです。

 

ムンスはコートも着ず、スリッパのまま父の店に駆けこみました。

驚いた父に泣きながら言いました。

「母さんの傍にいて。早く母さんのところに。一人にしちゃダメ。」

 

ガンドゥに一本の電話が入りました。

ムンス父からだったようです。自分がムンス母の元に行くから、ムンスを頼むと言ったのでしょう。

ガンドゥは息せききって駆け付けました。

 

帰りたく無い・・・と言うムンスを、ガンドゥはワンジンの家に連れて行きました。

おんぶしていたら、眠りこんでしまったのです。

二人の会話が可愛いと言うか、切ないと言うか・・・。

あなたの汗の匂いが好き・・・とムンスが言うと、変わった好みだな、俺にべた惚れだ・・・とガンドゥ。

私、自分が大嫌い・・・とムンスが言うと、だったら、俺がもっと愛してやる・・・とガンドゥが言うんです。

 

眠りこんだムンスを見たワンジンは、気を利かせてシニョンと家を出ました。用事があるからと言って。

ムンスが目覚めた時一番誰に会いたいかと考えたのです。

この時ムンスとワンジンの出会いが分かりました。

事故でムンスが入院している時、ワンジンはバイク事故で担ぎ込まれたのです。半身不随と分かったワンジンが荒れても、ムンスが受け止めてくれ、励ましてくれたおかげで今の自分がいるから、ムンスには恩がある・・・とワンジンが言いました。

それともう一つ。ワンジンの家が伝統家屋なのが気になっていたのですが、どうも資産家のようです。ビルのオーナーでもあるようですし。

 

目覚めたムンスは、ガンドゥが居るのを見て、ほっとした嬉しそうな表情を浮かべました。

ガンドゥが居てくれて本当に良かったと思いました。あの事故の時も、ガンドゥが居てくれたから耐えられた・・・と思いました。

でも、事故に関しては、ガンドゥの事しか思い出せません。

全て覚えているガンドゥに、話してほしいと言いました。

「思い出せないなら無理しなくていいんだ。」

と、ガンドゥは言いました。

だったら、あなただけが辛いわ・・・とムンス。

二人とも辛いよりマシだと思え・・・とガンドゥ。

ムンスは、母に酷い言葉を投げつけた事を反省しました。

すると、時には我儘も必要だ・・・とガンドゥ。

ムンスが何を言っても、何をしてもガンドゥは味方になってくれます。何故?・・・とムンスが聞くと、

「バカだな、好きだからだろ。」

と、少し照れながら言いました。

「私も好き。こんなに幸せでいいのかと思うくらいに。」

と、ムンス。

いいんだ・・・それでいい。事故が無ければ絶対にうまく行ってた筈だから・・・とガンドゥ。

「だから、俺たちは一生懸命誰よりも幸せになるんだ。」

 

やっぱり、この作品、永久保存版としてダビングしようと、決めました、あたくし

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『黄金色の私の人生(原題)』39話まで

2018-06-14 11:12:54 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

想像がん・・・と聞いて、家族皆、ほっとしたところはありました。死期が迫っているわけじゃないと考えたからです。

死にたいほどのストレスで、死を強く望んだため、がんと同じような症状を作りだしたと言えるからです。

そして、がんでは無いと本人に告げたとしても、症状が無くなるとは思えないと医者は言いました。うつ病もあるようだから・・・と。

 

ジアンは、説明の途中で部屋を出てしまいました。

死にたいほどのストレス・・・それは自分も経験があるからです。そして、その原因の一端が自分にもあると思ったからです。

ジアンは、初めてジテに自殺を試みたことがあると打ち明けました。

ジテは、そこまでジアンが苦しんでいたとは思い及ばなかった自分を恥じました。テスが必死にジアンを探していたのは、こう言う事の可能性を心配したからだと、今になって分かったのです。

 

ところで、ジスとヒョクは、ごくごく普通のカップルになりました。

初めてのデートをし、心から楽しんだのです。

だけど、まだジスはジアンとのこと、そしてへソングループのことを打ち明ける勇気はありません。

ヒョクから、ジスとの事を聞いたジアンは、いずれは打ち明けないといけないとジスに助言しました。

今では、かなりの部分でジスとジアンの間ではしこりが取れて来ているようです。姉妹じゃないけど、お互いの事を一番知ってて一番理解できる関係になってほしいです。

 

ドギョンは新規事業が祖父の所為でつぶれてしまったけれど、くじけてはいません。

よりいっそう、一人立ちする意欲が湧いてきているようです。

唯一、ジアンの気持ちだけが不透明なままでした。

 

今回、ジアンが仕事を休んでいるのが、父親が倒れたからだとヨングクから聞き、ヒョクも知っていたのに、自分だけが知らないというのは何故なんだと苛立ちました。

ジアンは自分を好きだと言ってくれたのに、行動では示してくれません。看病をしてくれた事は知っていましたが、辛いことがあっても、一切打ち明けてはくれないどころか、全く頼ってはくれません。

それを責めると、他の人にも話したことはない・・・とジアンは言いました。

私たち、整理したのではないのですか?・・・とジアン。あなたがそう言ったでしょ・・・と。

何を言っても平行線で、近づく事が出来ないとドギョンは思いました。

でも、ジアンも辛いのです。それを打ち明ける事は出来ないジアンなのです。

 

ジホはアルバイトで貯めた資金を元手に、フランチャイズの店を始めようと計画していました。

ところが、契約した相手が悪かった。契約金を持ち逃げしちゃったんです。詐欺ですよ。

ジホだけじゃなく、たくさんの人が被害に遭ってしまいました。

ジホは、ショックで、目の前が真っ暗になりそうでした。

 

テスの居場所は、案外あっさりと突き止められました。

携帯の履歴を調べ、テスの両親が昔住んでいた家だと分かったのです。

まず、ジアンとジホが訪ねて行きました。

テスを責めることもせず、ただ、様子を見に来た・・・という体を装って、世話をしてさっさと引き上げました。

でも、二人は、テスの覚悟を見てしまいました。

壁に、万が一自分が倒れてしまった時のために、連絡先とか、こうしてほしいという要望を書いているのを見つけたのです。

ショックでした。

だけど、二人はそれに関しては何も言わず、明るく軽く話をして、又来る・・・と帰ったのです。

ジアンは、ジホと二人になった時、我慢していた涙がこぼれ落ちました。切ないですよね、ホント。

 

ジェソンがドギョンに会いに来ました。

ジェソンは、ちゃんとドギョンの行動を掴んでいたようです。ミョンヒには何も知らせていませんでした。

それどころか、ミョンヒやノ会長からドギョンを守っていたのです。情報がつかめないように、ドライブレコーダーのメモリとかを抜いていたのはジェソンでした。

「ジアンを諦めて帰って来なさい。」

全て知った上で、ジェソンは言いました。

お前はジアンを幸せにできないからだ・・・と。

ジアンと同じ境遇からへソングループの婿として生きて来た彼の正直な結論でした。

 

ジテはスアに子供を産んでくれと言いました。

それから離婚する・・・と。

子供は自分が育てる。スアの人生を奪う気は無い・・・と。

これが彼の結論でした。テスの生き方を知り、思いを知り、自分の気持ちも固まったようです。

 

ナムグはすっかり新婚ぼけ

以前のナムグとは正反対で、ジスにもパン作りを教えると言ってくれました。

ジスは大喜びです。早朝に来いと言われても、全然嫌がることはありません。

ところが、その話を聞いたミョンヒは、辞めなさい・・・と一言。

留学先が決まったからと。

あまりにも突然の話に、ジスが切れました。

「留学する気はありません。」

と、きっぱり。

うちの家のルールだと言われても、ジスは納得できません。

「留学させる理由は、私の学歴が低いからでしょ?私の意思や希望や夢は全く重要じゃない。私は絶対行かない。私の人生は自分で決めます。」

そして、続けました。

「財閥は特別だと言う根拠は何です?他の人よりお金を持ってるだけでしょ?教養やマナーや体面なんてうんざり。この家に来てから一日だって安らかに寝たことはない。私はソ・ジスです。これからもソ・ジスとして生きます。比較されずに愛されたソ・ジスのままで。」

流石ミョンヒの娘・・・と思いましたよ、あたしゃ。

 

ドギョンは、相変わらずジアンの行動が理解できず、悶々としていました。

で、またまたジアンを質問攻めに。

ジアンが家を飛び出した後、ヒョクが最初に見つけた事も気に入りません。ヒョクに連絡したと思っていました。

ジアンは冷静に説明しました。

へソンの家で与えられた携帯だから、初期化して捨てようとしたけど、中に送ってくれと言っていたドギョンの写真があったから、それだけ送った。父に自分の事を話してくれて、ありがとう。父を気遣ってくれて、ありがとう・・・。

 

ドギョンは、ジアンが何故インチョンに居たのかと言う事が気になりました。

だから、インチョンに行ってみたのです。

そして、ジアンが自殺を図ったことを知らされたのです。

これですべてつながりました。再会した時のジアンの気力の無さの理由が分かりました。自分を遠ざけようとするのも理解できました。

ショックでした。

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『真夏の思い出(原題)』最終話

2018-06-13 20:40:10 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

ヨルムの死は、チェ・ヒョンジンにも、キム・ジウンにもショックを与えました。

流石に聞いた瞬間は、動きが止まり、表情が凍りました。

でも、それは一時の事でした。

キム・ジウンは今カノと出かける口実に、元カノヨルムの死を使えるくらいでしたし、チェ・ヒョンジンも友人とヨルムの話を軽くできましたし・・・。

彼らにとって、ヨルムは、完全に過去の人になっていると分かりました。

 

オPDの場合は、やはり一番大きいショックを受けたようです。死ぬ直前のヨルムを知っているのですから。

過去の人ではなく、今現在、ついこの間まで生きて会話していた人なのですから。

心が重いけど、表向きは平静でいるしかありません。

ただ、分かったのは、オPDには、同時進行している恋人未満の女性が一人じゃないってことです。

 

予定通り、パク・へジュンがラジオの生放送の為にスタジオにやって来ました。

スタジオに入った時から、へジュンは目でヨルムの姿を探していました。

それに気づいたのは、二人が元恋人同士だったと知ってるヨルムの先輩だけでした。

放送が終了した時、へジュンは、帰ろうとしたのですが、ちょっと躊躇した様子を見せました。

何か?・・・と聞いたスタッフに、へジュンが聞きました。

「このスタッフで全員ですか?」

意外な事を聞く・・・と言った風に戸惑いながら、オPDが答えました。はい・・・と。

そうですか・・・とへジュンがスタジオを出て行きました。

 

先輩スタッフが、その様子を見て、後を追いました。

「もしかして、ハン・ヨルムを探してるんですか?」

何と答えたらよいのか分からない様子のへジュン。

先輩スタッフは、ヨルムから二人の事を聞いていると言いました。

ヨルムは死にました、先週・・・。

先輩スタッフの言葉を一瞬理解できない表情を浮かべたへジュン。ショックを受けたというのではなく、戸惑っている・・・という感じです。

そうですか・・・と呟いて、行こうとしたのを、先輩スタッフが再度呼びとめました。

「6年も経ったので、もう関係ないでしょうが、ヨルムは6年間ずっとあなたに伝えたがっていた言葉があります。」

聞くべきですか?・・・とへジュン。

なるべくなら・・・と先輩スタッフ。

 

ヨルムがアメリカに行く前に、オPDは、他の人にもしてるから・・・とお小遣いを渡そうとしました。

ヨルムはその態度に、とうとう我慢できなくなって、気持ちを全てぶちまけてしまいました。

 

私を放送作家だと決めたのなら、仕事をしてください。お小遣いなど必要ありません。忠告しておきます。私は寂しいんです。ちょっとしたことでときめいたりします。そんな私や多くの女性にこんなことはやめてください。離婚した後、消極的なのは分かります。なぜ、失敗を成功に生かさないんですか?

私は、高校時代の元カレからは、黙ってても真意は伝わらないことを学びました。

20歳の頃の元カレからは、簡単に別れるとは言わないことを学びました。

そして、最も長く交際した人からは、身勝手に心を踏みにじると罰が当たることを学びました。

その他にも、雨の日にいい曲とか、ワインについてとか、全て過去の恋愛から学んで来たことです。つまみ食い感覚のあなたたちからも、わが身を守る柵が相手を傷つけると学びました。

それなのに、年上で結婚歴のあるオPDは、なぜ、そんなザマ?

この封筒で学んだのは、私はあなたにとって何でもなかったこと・・・。

 

オPDは、ヨルムのこの言葉が最期の言葉だったと気付きました。

彼の中に、ヨルムは確かに何らかの記憶を残したでしょう。

 

そして、チェ・ヒョンジンもまた、今になってヨルムの真意を知ったのです。

お見合い相手の女性の振る舞いを見て、女性は皆何故同じ事をするのかと怒ったように言った時の事です。

男性の前で、上品そうに振る舞う事です。

そういう芝居は嫌いだ・・・と言った時、相手の女性が気分を害し、フォークをガチャンと音を立てて皿に置くと、言いました。

「何故自分を作ると思いますか?」

さぁね、ずる賢い女の本性でしょう・・・と嫌味な感じでヒョンジンは、言いました。

「いいえ。そうではなく、あなたに好かれたいからです。」

その瞬間、ヨルムが他の男子学生の前で、自分には見せない笑顔を見せながら、嫌いだと言ったハンバーガーを大口で食べていたのを思い出したのです。

後に、それを問い詰めた時、ヨルムは小さな声で答えました。

「好かれたくて・・・。ただよく見せたかった。」

その言葉を、当時のヒョンジンは言い訳としか思えなかったのですね。これこそ、若気の至りです。ヨルムの真意を理解できなかったのですから。

後悔しても遅いです。

 

キム・ジウンも、恋人の激情に遭うと、ついつい“別れよう”と言ってしまう自分を反省していました。

ヨルムが昔、言ったのを思い出したのです。

「安易に別れを告げないで。意味が分かる?これから死ぬまで二度と会わないって意味よ。別れを告げた瞬間、私は死んだ人になるの。あなたもそうよ。」

恋人にきちんと謝りました。

 

へジュンは、結婚したくないと言った理由をヨルムに聞いた時のことを思い出していました。

ヨルムは言いました。

私は、欲がある。自分の人生に対して上を見てるの、だからあなたとじゃ不幸なの・・・と。それでも大丈夫?・・・と。

それを聞いたへジュンが、ヨルムに聞きました。

「俺を愛してるのか?」

ヨルムは、なんて答えたのでしょう。

あの表情は、聞かないと分からないの?・・・と言いたげにも見えましたし、改めて考えると自分でも愛しているかどうか分からないという戸惑いにも見えます。

そして、ヨルムは部屋を出て行ったのです。

行くな・・・と言うへジュンを残して。

6年間、ヨルムがずっと言いたかった言葉は

「ごめん。」

という言葉でした。

へジュンは、泣きました。ヨルムのために泣いてくれたのは、彼だけでした。

 

へジュンは、泣きながら謝る恋人が、あの時の自分・・・ヨルムと別れた時の自分と重なったのかもしれません。

優しく寄り添う事ができました。

 

“私は元気です。くしゃくしゃの手紙の中で、破れた写真と一生開けない箱の中で、引き出しの奥や削除フォルダの中で、叫びに行った海の底で、あなたと一緒だった時間の中で。だから、私が泣いてても憐れまないでください。私は輝きながらも辛かった。全て自分によって”

ヨルムの独白です。

 

ある時、ヨルムが先輩に言いました。

「私は今が惨め過ぎるのか、愛されていた時の記憶が夢みたい。」

 

ヨルムは愛して来た人たちのおかげで様々なことを学び、ヨルムを愛した人たちも、ヨルムから様々なことを学んできたわけです。

 

チェ・ガンヒさんの演技はリアルで自然。

人生でただ一人を想うというドラマチックなストーリーではなく、出会いと別れを繰り返していくのだけれど、そのどれもが正直で真剣な想いゆえの経験です。

ヨルムは、いつも愛したいと思っています。

愛し方が歳を重ねるにつれ、少しずつ形が変わっていくのも、仕方が無いわけで。

ヨルムは肌でそれを感じつつ、焦りやじれったさ、どうしようもない悶々とした思いを抱いているのです。

短編なのに、とても内容が濃く、深い作品だと思いました。

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