まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『ただ愛する仲』14話まで

2018-06-14 22:27:28 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

ガンドゥのお陰で、ムンスは冷静さを取り戻し、母を受け入れる事が出来ました。

幸せでした。

 

ユジンとジュウォン・・・なんと、一夜を共にしちゃったみたい。

でも、これから二人の関係が始まるのではなく、ユジンとすると気持ちの整理をつけることができたのかもしれません。

部屋を出て行くジュウォンに、声をかけました。

「ありがとう。さよなら。」

・・・と。

ただ、ジュウォンは違うみたいです。

どちらかと言うと、ジュウォンの方が混乱しているように見えます。

 

事故の時の壊れた建物等は、きちんと整理されないまま、埋められてしまっていました。

今、工事が始まると、たくさんの残骸が掘り出されました。それを、建設廃棄物として処理してしまおうとしています。

指示したのはジュウォン。

その話を聞いたガンドゥは、ジュウォンらしくないと思いました。

 

ムンスは、チェ・ソンジェの遺族を訪ねました。ムンスがデパートで会おうとしていた初恋の人です。

何と切り出そうか躊躇したムンス。

ソンジェの母親の言葉に、思わず言葉が詰まってしまいました。ソンジェの母は、まるでまだソンジェが生きているかのように受け答えしたからです。

 

その話をガンドゥにしました。

生きているかのように話をしたと聞き、ガンドゥは、その気持ちが分かる気がする・・・と言いました。

自分も、死んだ人が生きているように感じる事がある・・・と。

「声が聞こえるんだ。」

 

ガンドゥは、ムンスが救出された後、ソンジェと少しの間一緒にいました。

でも、ソンジェは、ガンドゥの目の前で息絶えたのです。

遺体から逃げ出す事も出来ず、ガンドゥは一人恐怖と孤独に襲われていました。そんな極限状態、精神が病んでも仕方がないでしょう。

死んだ筈のソンジェの声が聞こえる気がしたのです。会話してる気がしたのです。

そしてそれが今でも続いているのです。

「忘れるなと言ってるんだろうな。」

と、ガンドゥは言いました。

ムンスは、ガンドゥの苦しみを知りました。一人で耐えて来た時間の長さも。

そっと手を差し出しました。ガンドゥは、その手を取りました。

 

「私は夢を見る。始まりは違うけど、終わりはいつも同じ。目の前でヨンスが死ぬ夢。」

ガンドゥは、つないでいる手に力を込めました。

お互い、今も続く事故の影響を知りました。この二人だから、お互いの傷を理解し癒してあげられるのでしょう。

私より辛い人が、私を慰めてくれる・・・とムンスはガンドゥの優しさに胸が温かくなりました。

でも、一方で、じゃぁ、自分はガンドゥを慰められるだろうか・・・と思うのです。

 

ユテクとマリは、恋人同士ではないけど、大切な人になりつつあるようです。

ユテクは、随分前から、マリは心を許せる唯一の人だと思っていますが、マリにとっても、ユテクは客ではあるけど、ご機嫌取りをしなくても良い、本音をぶつけられる相手になっています。

お互い、一番正直に向いあえる相手・・・という感じ。

勿論、考え方の違いがあるので、言い争いは絶えませんが。

 

ムンスは、チェ・ソンジェの遺族に再度会いに行きました。今度はガンドゥにも来てもらいました。

どうしても一人じゃ来れなくて・・・とムンスは言いました。

 

ガンドゥは、門の前で凍りついたようになりました。

事故後、彼も一度訪ねて来た事があったからです。

ソンジェに言われていたのです。自分はここに居ると家族に伝えてほしい・・・と。

でも、会えないままでした。

 

ムンスがインターホンを押しました。思わず、後ずさりしてしまうガンドゥ。

留守だと分かったので、ムンスが置き手紙を残しました。

“ソンジェオッパ・・・”

と書くのを見て、ガンドゥはムンスを見ました。

そして、ムンスは、妹だけじゃなく、もう一人死なせてしまった人というのが、ソンジェで初恋の人だった・・・と話したのです。

 

あまりの因縁に、ガンドゥは衝撃を受けました。顔が真っ青です。

 

マリに、ユテクの妻が会いに来ました。

高飛車な態度は、予想通り。でも、案外冷静にマリに向かいあいました。

マリも冷静に丁寧に、応対しました。

夫と恋愛を?・・・とユテク妻。

もう会わないで。うつつを抜かしてる場合じゃないの・・・と。

「恋愛はしていませんが、もう会いません。チョン理事はお客様ですから、お金をいただかなければ関係も終わりです。奥さまのご心配には及びません。」

私は日陰の人間ですから・・・と目を伏せたマリ。

冷静さを保とうとしていましたが、マリの手は震えていました。

「人として扱ってくださり、ありがとうございます。」

そう言って、マリは出て行きました。

負けていませんね、マリ。言葉では自分を卑下していましたが、ちゃんと自分のプライドを守ったように思えます。

でも、店を出た途端、涙がこぼれました。

 

工事現場で遺骨らしきモノが見つかりました。

ユテクたちは、それを動物のモノだとして、工事を進めてしまおうとしました。

でも、その決定をジュウォンにさせようとしました。問題になった時、責任をとらせようと思ってるからです。

ジュウォンはそれが分かっているので、現場に行こうとしません。

ガンドゥは、自分のすべきことをしてくれとジュウォンに言いました。

でも、埒があきそうに無いので、ユジンを動かしました。

ユジンが警察に通報しました。

 

ガンドゥが現場で倒れました。

大量の鼻血も出したようです。

なのに、病院に行こうとしません。

ムンスは心配でたまらないのですが、ガンドゥは言う事を聞きません。

ガンドゥを家に送って行き、シャワーを浴びている間に着替えを準備していたムンスは、タンスの隅に思いもよらないモノを見つけてしまいました。

それは、自分がソンジェのために手作りしたストラップのついた携帯。

 

ジェヨンの言葉を思い出しました。

“兄に事故の話をしないでください。遺体と数日間・・・”

そして、ソンジェの家の前で凍りついたような表情をしていたことも。

 

ムンスは、ガンドゥの目をまともに見る事が出来なくなってしまいました。

さっきまでの様子と一変してることに、ガンドゥはすぐに気付きました。

変だ・・・何でだろう、何故俺、不安なんだろう・・・と言うガンドゥ。

目を見ろ・・・とムンスに言いました。でも、ムンスは見られません。

ガンドゥは力いっぱい抱きしめました。

離れようとするムンスを決して離さず、もっと力を込めて抱きしめました。

「愛してる、愛してる、愛してる・・・。今言わなきゃダメな気がして。愛してる。」

 

泣けた~っ

だって、その頃、ジェヨンの元に、ガンドゥの血液検査の結果が届いてて。

ジェヨンがショックを受けていたもの~っ

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『ただ愛する仲』13話まで

2018-06-14 18:28:29 | 韓国ドラマのエトセトラ
ただ愛する仲 OST (JTBC TVドラマ)
クリエーター情報なし
Universal Pictures Korea

レビュー一覧は、こちらから。

 

ヨンスが死んだ場所に、ムンス母は事故後初めて来たのでしょう。

そこで、まさかムンスの姿を見るとは思ってもみなかったでしょうね。

 

ムンスとガンドゥは、もうオーラ、出しまくり 

ガンドゥが、ちょっとだけ右の口の端を上げて見せる笑顔。これがねぇ、上手いんです。

はじけた笑顔ではないけど、ウンスが言うように、心からの笑顔だと分かるのは、目が細くなってるから目が笑ってるから

ソミの羨ましそうな指摘を受けて、ガンドゥの目はもっと細く笑います。

でもね、ユジンはムンスに釘をさしました。

「振った相手への礼儀を守ってほしい。」

・・・と。ジュウォンにガンドゥとの仲を見せつけないでということです。ジュウォンは感情を表に出さないだけで、ムンスの所為で苦しんでいる。それを見る自分も、意外に堪えるから・・・と。

 

ムンス母は、家にとんで帰り、ムンスの机の中から仕事の書類を探し出しました。

慰霊碑の計画があることも知りました。そして、ムンス父が遺族として同意書にサインしていたことも・・・。

すぐに、ムンス父の店に行きました。

自分だけが知らなかったことがムンス母には我慢できませんでした。それも、よりによって、あの場所の仕事だなんて・・・。

ムンス母は、自責の念に苛まれているのです。

ムンスも、平気な顔であの場所のそれも慰霊碑の仕事をしているし、夫も何事も無かったかのように普通に生きていることが我慢できなかったのでしょう。

だけど、辛さ、苦しさは、ムンス母だけじゃありません。ムンス父も、同じなのです。

「辛さ比べをしに来たのだったら、帰ってくれ。」

ムンス父がそう言いました。

自分の方が辛い、自分の方が苦しいと誰しも思います。でも、計ることのできない感情なのです。比べてもどうしようもない感情なのです。

この二人は、歩み寄るには遠くに来過ぎた感じがします。

 

ガンドゥの飲んでいた薬を調べたジェヨンは、愕然としました。

よくある鎮痛剤なんだけど、肝臓に悪いため、病歴がある人には出さない薬だと分かったからです。

ガンドゥ、事故によって肝臓を傷めていたのです。

その症状が徐々に出て来ているようです。鼻血を出す事が多くなっていますからね。

 

ユジンに見合いの話が来ました。国土交通省の副大臣の息子だそうです。

婚姻関係を結べば、会社にとって大きな利益となるのは間違いありません。

嫌そうな顔をしたユジンに、ユテクが言いました。自分も政略結婚だ・・・と。あの事故の2カ月後に建設協会長の娘と・・・。

好きで結婚したと思うか?どんな思いで会社を大きくしたと思ってるんだ・・・とユテクは言いました。

自分たちも犠牲者なんだ・・・とね。

どう思う?・・・とユテクに問われたジュウォンは、

「そんな人なら、会社の助けになるかと・・・。」

と、答えました。

ユジン、泣きだしそうな表情でした。

 

「私の為になると?」

と、ユジンは帰ろうとしたジュウォンに問いかけました。

君が決めろ・・・とジュウォン。

いいえ、答えて、あなたの言う通りにする・・・とユジン。

「君の兄さんは政略結婚をし、僕は父を失った。信頼を寄せていた君さえ、僕より会社を選んだ。君は何を失った?」

ユジン、何も言えませんでした。

 

ジュウォンだって悶々としていました。

その原因の一つだとムンス父の事を思っているジュウォンは、店に行きました。でも、閉まっていたため、店の前で立ち尽くしてしまいました。

誰かに喧嘩を売りたい気分だったのですが・・・。

そこに、ガンドゥが偶然やって来たのです。

一杯どう?・・・とガンドゥが誘いました。何となく放っておけないから・・・と言いました。

誰に喧嘩を売りたかった?・・・とガンドゥが聞きました。

ウンス?・・・と聞いたら、好きだった人を一瞬で憎めない・・・とジュウォン。

まさか、俺?・・・と聞くと、羨ましいとは思うけど、憎くは無い・・・と答えました。

「君はいつからムンスさんを好きに?」

と、今度はジュウォンが聞きました。

ジュウォンは設計事務所で初めてムンスを見た時から・・・と言いました。一目ぼれだったようです。

君も話して、僕が納得して諦められるように・・・とジュウォンは言いました。

「なんとなく。ただ・・・。」

と、ガンドゥは答えました。

今日会ったのに、明日も会いたい。ずっとその日暮らしだった自分が、ムンスに会ってから明日が気になるし、待ち遠しい。

う~ん・・・ 素敵です。

 

ガンドゥとムンスは、今でも事故の記憶がトラウマになっています。

デパートで待ち合わせした時、崩れ落ちる天井や壁の記憶が甦って来て、じっとしてはいられなくなりました。

その恐怖、何も言わなくても、二人の間では理解できました。

 

ユジンは見合いをしました。相手は国土交通省の副大臣の息子です。

ユジンも醒めているけど、相手もやはりビジネスとしか考えていないのが見てとれました。お互いの話をするのではなく、相手はビジネスの話ばかり。

ユジンは突然立ち上がりました。

「仕事の話なら、会社でお聞きします。」

そのまま出て行ったユジンなんですが、泣けて来ました。

ジュウォンへの想い、会社への思いと責任。どちらも捨てきれません。

 

ユジンはジュウォンに会いに行きました。

「抱いて。何も期待しないから、私を抱いて。知らない人だと思っていい。哀れみや同情でいい。そんな理由でいいから抱いて。」

ユジンの悲痛な思いがジュウォンにも分かりました。

ジュウォンはそっと抱きしめてあげました。

 

ムンスは、このところ母親がうつ状態なのを気にしていました。

またお酒を飲むようになっていましたし・・・。

ムンスの苦しみも心配も分からず、自分一人だけが苦しんでいるかのような母の言葉に、カッとしました。

ムンス母は、ムンスの仕事について、慰霊碑の件も知ってると言いました。

心配だから言えなかった・・・とムンスが言ったのですが、母は、それを受け入れません。

もう、こうなったら平行線、売り言葉に買い言葉状態です。

結局、大げんかに発展し、ムンスはそのまま家を飛び出して行ったのです。

 

ムンスはコートも着ず、スリッパのまま父の店に駆けこみました。

驚いた父に泣きながら言いました。

「母さんの傍にいて。早く母さんのところに。一人にしちゃダメ。」

 

ガンドゥに一本の電話が入りました。

ムンス父からだったようです。自分がムンス母の元に行くから、ムンスを頼むと言ったのでしょう。

ガンドゥは息せききって駆け付けました。

 

帰りたく無い・・・と言うムンスを、ガンドゥはワンジンの家に連れて行きました。

おんぶしていたら、眠りこんでしまったのです。

二人の会話が可愛いと言うか、切ないと言うか・・・。

あなたの汗の匂いが好き・・・とムンスが言うと、変わった好みだな、俺にべた惚れだ・・・とガンドゥ。

私、自分が大嫌い・・・とムンスが言うと、だったら、俺がもっと愛してやる・・・とガンドゥが言うんです。

 

眠りこんだムンスを見たワンジンは、気を利かせてシニョンと家を出ました。用事があるからと言って。

ムンスが目覚めた時一番誰に会いたいかと考えたのです。

この時ムンスとワンジンの出会いが分かりました。

事故でムンスが入院している時、ワンジンはバイク事故で担ぎ込まれたのです。半身不随と分かったワンジンが荒れても、ムンスが受け止めてくれ、励ましてくれたおかげで今の自分がいるから、ムンスには恩がある・・・とワンジンが言いました。

それともう一つ。ワンジンの家が伝統家屋なのが気になっていたのですが、どうも資産家のようです。ビルのオーナーでもあるようですし。

 

目覚めたムンスは、ガンドゥが居るのを見て、ほっとした嬉しそうな表情を浮かべました。

ガンドゥが居てくれて本当に良かったと思いました。あの事故の時も、ガンドゥが居てくれたから耐えられた・・・と思いました。

でも、事故に関しては、ガンドゥの事しか思い出せません。

全て覚えているガンドゥに、話してほしいと言いました。

「思い出せないなら無理しなくていいんだ。」

と、ガンドゥは言いました。

だったら、あなただけが辛いわ・・・とムンス。

二人とも辛いよりマシだと思え・・・とガンドゥ。

ムンスは、母に酷い言葉を投げつけた事を反省しました。

すると、時には我儘も必要だ・・・とガンドゥ。

ムンスが何を言っても、何をしてもガンドゥは味方になってくれます。何故?・・・とムンスが聞くと、

「バカだな、好きだからだろ。」

と、少し照れながら言いました。

「私も好き。こんなに幸せでいいのかと思うくらいに。」

と、ムンス。

いいんだ・・・それでいい。事故が無ければ絶対にうまく行ってた筈だから・・・とガンドゥ。

「だから、俺たちは一生懸命誰よりも幸せになるんだ。」

 

やっぱり、この作品、永久保存版としてダビングしようと、決めました、あたくし

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『黄金色の私の人生(原題)』39話まで

2018-06-14 11:12:54 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

想像がん・・・と聞いて、家族皆、ほっとしたところはありました。死期が迫っているわけじゃないと考えたからです。

死にたいほどのストレスで、死を強く望んだため、がんと同じような症状を作りだしたと言えるからです。

そして、がんでは無いと本人に告げたとしても、症状が無くなるとは思えないと医者は言いました。うつ病もあるようだから・・・と。

 

ジアンは、説明の途中で部屋を出てしまいました。

死にたいほどのストレス・・・それは自分も経験があるからです。そして、その原因の一端が自分にもあると思ったからです。

ジアンは、初めてジテに自殺を試みたことがあると打ち明けました。

ジテは、そこまでジアンが苦しんでいたとは思い及ばなかった自分を恥じました。テスが必死にジアンを探していたのは、こう言う事の可能性を心配したからだと、今になって分かったのです。

 

ところで、ジスとヒョクは、ごくごく普通のカップルになりました。

初めてのデートをし、心から楽しんだのです。

だけど、まだジスはジアンとのこと、そしてへソングループのことを打ち明ける勇気はありません。

ヒョクから、ジスとの事を聞いたジアンは、いずれは打ち明けないといけないとジスに助言しました。

今では、かなりの部分でジスとジアンの間ではしこりが取れて来ているようです。姉妹じゃないけど、お互いの事を一番知ってて一番理解できる関係になってほしいです。

 

ドギョンは新規事業が祖父の所為でつぶれてしまったけれど、くじけてはいません。

よりいっそう、一人立ちする意欲が湧いてきているようです。

唯一、ジアンの気持ちだけが不透明なままでした。

 

今回、ジアンが仕事を休んでいるのが、父親が倒れたからだとヨングクから聞き、ヒョクも知っていたのに、自分だけが知らないというのは何故なんだと苛立ちました。

ジアンは自分を好きだと言ってくれたのに、行動では示してくれません。看病をしてくれた事は知っていましたが、辛いことがあっても、一切打ち明けてはくれないどころか、全く頼ってはくれません。

それを責めると、他の人にも話したことはない・・・とジアンは言いました。

私たち、整理したのではないのですか?・・・とジアン。あなたがそう言ったでしょ・・・と。

何を言っても平行線で、近づく事が出来ないとドギョンは思いました。

でも、ジアンも辛いのです。それを打ち明ける事は出来ないジアンなのです。

 

ジホはアルバイトで貯めた資金を元手に、フランチャイズの店を始めようと計画していました。

ところが、契約した相手が悪かった。契約金を持ち逃げしちゃったんです。詐欺ですよ。

ジホだけじゃなく、たくさんの人が被害に遭ってしまいました。

ジホは、ショックで、目の前が真っ暗になりそうでした。

 

テスの居場所は、案外あっさりと突き止められました。

携帯の履歴を調べ、テスの両親が昔住んでいた家だと分かったのです。

まず、ジアンとジホが訪ねて行きました。

テスを責めることもせず、ただ、様子を見に来た・・・という体を装って、世話をしてさっさと引き上げました。

でも、二人は、テスの覚悟を見てしまいました。

壁に、万が一自分が倒れてしまった時のために、連絡先とか、こうしてほしいという要望を書いているのを見つけたのです。

ショックでした。

だけど、二人はそれに関しては何も言わず、明るく軽く話をして、又来る・・・と帰ったのです。

ジアンは、ジホと二人になった時、我慢していた涙がこぼれ落ちました。切ないですよね、ホント。

 

ジェソンがドギョンに会いに来ました。

ジェソンは、ちゃんとドギョンの行動を掴んでいたようです。ミョンヒには何も知らせていませんでした。

それどころか、ミョンヒやノ会長からドギョンを守っていたのです。情報がつかめないように、ドライブレコーダーのメモリとかを抜いていたのはジェソンでした。

「ジアンを諦めて帰って来なさい。」

全て知った上で、ジェソンは言いました。

お前はジアンを幸せにできないからだ・・・と。

ジアンと同じ境遇からへソングループの婿として生きて来た彼の正直な結論でした。

 

ジテはスアに子供を産んでくれと言いました。

それから離婚する・・・と。

子供は自分が育てる。スアの人生を奪う気は無い・・・と。

これが彼の結論でした。テスの生き方を知り、思いを知り、自分の気持ちも固まったようです。

 

ナムグはすっかり新婚ぼけ

以前のナムグとは正反対で、ジスにもパン作りを教えると言ってくれました。

ジスは大喜びです。早朝に来いと言われても、全然嫌がることはありません。

ところが、その話を聞いたミョンヒは、辞めなさい・・・と一言。

留学先が決まったからと。

あまりにも突然の話に、ジスが切れました。

「留学する気はありません。」

と、きっぱり。

うちの家のルールだと言われても、ジスは納得できません。

「留学させる理由は、私の学歴が低いからでしょ?私の意思や希望や夢は全く重要じゃない。私は絶対行かない。私の人生は自分で決めます。」

そして、続けました。

「財閥は特別だと言う根拠は何です?他の人よりお金を持ってるだけでしょ?教養やマナーや体面なんてうんざり。この家に来てから一日だって安らかに寝たことはない。私はソ・ジスです。これからもソ・ジスとして生きます。比較されずに愛されたソ・ジスのままで。」

流石ミョンヒの娘・・・と思いましたよ、あたしゃ。

 

ドギョンは、相変わらずジアンの行動が理解できず、悶々としていました。

で、またまたジアンを質問攻めに。

ジアンが家を飛び出した後、ヒョクが最初に見つけた事も気に入りません。ヒョクに連絡したと思っていました。

ジアンは冷静に説明しました。

へソンの家で与えられた携帯だから、初期化して捨てようとしたけど、中に送ってくれと言っていたドギョンの写真があったから、それだけ送った。父に自分の事を話してくれて、ありがとう。父を気遣ってくれて、ありがとう・・・。

 

ドギョンは、ジアンが何故インチョンに居たのかと言う事が気になりました。

だから、インチョンに行ってみたのです。

そして、ジアンが自殺を図ったことを知らされたのです。

これですべてつながりました。再会した時のジアンの気力の無さの理由が分かりました。自分を遠ざけようとするのも理解できました。

ショックでした。

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