Bike&SlowLife

バイクとカメラを愛し、自然を愛し・美しい風景を愛して、ゆっくり生きてる奈良県に住む気分は若者の雑記帳です。

伊藤博文も越えた五社峠へ

2020-12-11 | 奈良県 川上村
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林業で財をなした土倉庄三郎氏は自由民権運動の板垣退助らも支援した。
この五社峠を越えて 伊藤博文・井上馨・山県有朋らが 「 土倉詣で 」 をしたらしい。



五社峠は奈良県吉野郡吉野町と川上村との境界にある。

吉野町側は軽四程度なら通れる林道、峠を越えた川上村側は荒れ果てており、大小の岩がゴロゴロ・枯れ木・落ち葉・倒木でヒドイ状態である。
土倉庄三郎氏が私財を投じて整備した道も、荒れ果て、あちこちに残る石積みがその面影を残す。


この峠道は人が歩ける程度の道だったものを、土倉氏が、牛が荷車を曳いて通れる道にしたとのこと、 「 土倉牛車道 」 と呼ばれてるらしい。




吉野町、国道169号線の宮滝大橋南詰より



五社トンネル、宮滝大橋南詰からすぐです、昭和48年 ( 1973年 ) に完成




五社トンネル南口の駐車場に車を停めて、五社峠を目指す



駐車場の傍にはまだ紅葉が残っている




向こうに見える山の凹んだ所が五社峠らしい
川上村西河の集落内を通って、峠道の入口へ向かう



立派な建物だが空家のようだ



峠への入口、きれいな砂利道だがすぐに悪路になる



ずっと上まで九十九折れの酷い道だ




往時の石積がきれいに残ってる



あちこちにこんな土砂崩れ



杉林の中に鮮やかな黄色










九十九折れの路に落ち葉が美しい



大きな崖、こんな岩を削って路を造ったのだ



重機の無い時代に大変な作業だったのだろう




そろそろ峠が近いか?




やっと峠に到着!

土倉牛車道の入口から70分で、やっと到着、かなり疲れた



路面は落ち葉じゃなく、小さい砕石のような感じ



峠道の端には黄色の落ち葉が美しい




この峠を越えたら、吉野町の式内川上鹿塩神社の石碑



上の写真の細い道を上って行けば小さな社殿




峠付近をウロウロして、駐車地へ戻ったら 歩数計は 10,457歩 になっていた。




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