今日は古代の歴史探訪です。
龍田古道は、奈良時代に平城宮と難波宮を繋いでいた官道で、三室山を通る道は龍田古道の分岐ルートの一つだったらしい。
三室山は大阪府柏原市雁多尾畑と奈良県生駒郡三郷町立野の境界あたりにある標高137.05mの山で、その頂上に展望台があって眼下に大和平野が広がる。
( 奈良県斑鳩町にも同名の三室山があるが、この三室山とは直線距離で4Km弱離れている )
今日もこれで走ります
途中の王寺町明神より生駒山を望む
国道25号線の王寺町 「 藤井2丁目信号 」 を北へ ~大和川を渡って真っすぐ進めば ↓ の案内板
曲がるところにはきっちり案内板がある
この池を左に見て坂を上れば古道の入口である、入り口には車止め、バイクを停めて古道を歩く
案内板や休憩所等まだ新しい、整備されてからそんなに年月は経ってないようだ
" 龍田山 見つつ越え来し 桜花
散りか過ぎなむ 我が帰るとに "
大伴家持が詠んだ歌です、仕事でこの地を通った時に詠んだ歌とのこと
途中から路面は悪くなって登り坂になる
ちょっと色づいたモミジ
この先が頂上の展望台
山頂の展望台まで30分余で到着
龍田古道は奈良時代に平城宮と難波宮を繋いでいた官道で、天皇の行幸や遣唐使・遣新羅使の往還にも利用された道です。 法隆寺や平隆寺、龍田大社、竹原井頓宮や河内六寺、河内大橋などが道中に置かれていました。 特に大和と河内の境にあたる山間部は龍田山と呼ばれ、多くの万葉歌にも桜の名所として詠まれたほか、平安時代には現在の大和川は龍田川と呼ばれ、紅葉の名所として親しまれていました。
現在の展望台を通る道は龍田古道の山間部を抜ける分岐ルートの一つで、龍田大社の管理地である三室山を抜ける通称 「 神降りの風道 」 と呼ばれる道です。
----- 山頂の説明文より一部抜粋
↓ 頂上の展望台より
右手前が王子町、左は三郷町、その後方は大和郡山市方面
もうちょっとズームで引っ張れば解りやすい、大和川を挟んで右が王子町、左が三郷町
写真中ほどの後方は名阪国道の天理東ICあたり、白いのはシャープの建物のようだ
大和川に架かるJR関西線の鉄橋、その右の橋の向こうが 国道25号線の王寺町 「 藤井2丁目信号 」
休憩しながら景色を堪能・・・
古道はまだまだ山の中を柏原市方面へ続く
7~8分歩いたが、道はガラガラで倒木や蜘蛛の巣がたくさんあり、ほとんど歩いた形跡がない、景色も無いので引き返す
2時間弱の龍田古道探索ハイキング、緑の空気を吸って、いい景色を見せてもらって、足腰の退化防止にも少しは役に立ったかも??