三重県松阪市飯高町へ行って来ました。
伊勢の国と大和の国を結ぶ道、 “ 和歌山街道 ” は古くから栄えて、歴史に因んだ宿場町や史跡、神話に富んだ説話がたくさん残っている。
そんな飯高町の街道を巡ってきました。
相変わらず 香芝~桜井~榛原~R166号へ入り~高見トンネルを抜けて~ あっちこっち ~飯高町森の蓮ダム入り口まで行って来ました
東吉野村木津、木津トンネル東口より 中央のとんがった山が高見山
高見トンネル東口から旧道へ少し入った場所より
山の中に国道166号線が見える、私の好きな景色です
国道脇に「蘇我入鹿首塚」の案内板がある、旧国道と思われる道に入って約2Km で首塚への入口に着く
櫛田川を渡ったらすぐ、杉林の山の中に五輪塔が目につく
蘇我入鹿首塚 高さは2mほど
大化の改新で暗殺された蘇我入鹿を祀ったものといわれている
寺院跡 「能化庵」
蘇我入鹿の妻と姫君が入鹿の首塚を祀るために住んでいたとも伝えられている
説明板が無かったら全く分からない、単なる杉林の山だ
両部曼荼羅 大きな岩に 南無阿弥陀仏 などの文字が刻まれている
大化の改新は西暦645年、相当古い話である
江戸時代に参勤交代でどこかの殿さまが和歌山街道を通った、という時代よりもっと古い話しである
↓ 和歌山街道
昔の街道 ひっそりして人は誰も見えない
本陣跡らしい、立派な建物だ
旧街道より
櫛田川の右手に現在の国道166号が走る
↓ 国道へ戻って天開山泰運寺へ
国道から坂道を上って行く
寺までの道端に観音像がいらっしゃる、西国三十三番札の観音像巡りだ
渓流沿いの道をバイクで上って行くと駐車場、寺への長~い石段、バイクを停めて歩く
本堂まで230mと書いてある、雰囲気を味わいながら石段を上る
石段・石垣にモミジや何たらの木? 広大な境内? 素晴らしい! 本堂で拝むのを忘れたけど非常にいい雰囲気です
泰運寺とおさらばして国道166号へ戻って、さらに東へ向かう
この川の左岸沿いを入って行けば蓮ダム
今日はここで引き返す
↓ 飯高町森の沈下橋
国道166号から注意して見てたら目に入ります
現在のリッパな国道ができるまでは こんな狭い沈下橋を渡ってたのでしょうか? 沈下橋だから水嵩が増えたら全部水没するのでしょう
手前は流失した沈下橋の名残だろう
沈下橋から上流を眺める
帰り道
東吉野村・木津トンネル東口横の家、この前を通るたびに目に入ります、年々木々に覆われて山に還ってゆくのだろう
スーパーカブで巡った和歌山街道、走行距離は 163Km 、 秋の日のひと時でした。