宇宙・生命・日本 1000年後のあなたに語りかけたい

巨大ブラックホールの衝突が新宇宙を形成⇒循環宇宙論、有機物質から人間への進化メカニズム(循環論理の評価)⇒戦略的進化論

取手市の中島菜保子さんのいじめ自殺にも担任のあり得ない言動がトリガーとなった

2019年03月22日 12時27分21秒 | 受験・学校
 中島菜保子さんは、美しく、非常に優れたピアノの才能が明るい将来を約束するようだった。クラスの嫉妬が集中したのも、総いじめ社会日本では無理からぬことだったかもしれない。しかし、担任教師の言動は有ってはならないものだった。

 彼女をいじめていた主犯格の女生徒が窓ガラスを割ったのを、さも、中島さんに責任が有るがごとく叱責したという。助けてくれるはずの担任が地獄へ落すとは。相当なショック。その直後、彼女は自殺している。中島さんはピアノが壊れるぐらい練習しタフで相当の頑張り屋さんだから、普通のいじめでは自殺しなかった可能性が有る。

 書きながら涙が出て来た。何で日本の未来を築き得る若者を助けられないのか?取手市の教育委員会はいじめはなかったとしていた。それを文部科学省が差し戻し、県の教育委員会が調査して、いじめを認め謝罪した。僕の知る文部科学省と異なったので驚き、文部科学省の正しい判断で事実が分かったのだからあっぱれをあげたい。

 教育委員会は知る限り、日本で最悪、良心や論理のかけらもない鉄仮面をかぶった悪魔集団で、教育の問題点は何を言っても無駄。日本の未来である中島さんの自殺を両親のせいにするなど、およそ存在価値がない。こんな組織は無い方が良い。

 《個人的な話:僕は目の前で起きたいじめや困った状況を助けてきたが、残念ながら知り得ない事件には手が届かない。助けられなかったこともある。広島駅構内で5人のやくざ風が、タコ部屋から逃げ出した感じの男を負いまわした時、躊躇してしまった。やくざ風リーダーが男を捕まえて僕の前を通る時、リーダーの顔を睨み続けた。

 しかし、下を向いて絶対に僕と目を合わさない。5人を相手に男を開放できるわけはないから、変な話だが、僕に何か言った時に絡もうと思った。携帯の無かったころの話だ》

 毎回書いているように、いじめには担任教師が関わっている場合が多い。いじめ=担任と考えるのが妥当だ。何故なら、担任がしっかりしていれば、少なくともいじめが大きくはならない。

 本当は父親が世間体や常識を無視し怒鳴り込むべきなんだな。ネットでは、担任教師の名前や顔写真、いじめグループ3人の氏名まで発表されている。この良し悪しは簡単に結論を出せないが、少なくとも自殺した中島さんほど辛いものではない。

長崎・海星高校が第三者委員会のいじめ自殺報告を認めないのは最悪の判断《マスコミは校名発表できず》

2019年02月28日 13時03分00秒 | 受験・学校
  またもいじめ自殺に関する事件である。高校生が自殺とは実に辛い痛ましい。海星高校自身が立ち上げた第三者委員会でいじめが自殺の原因と結論したのに、それを事実と受け入れないとは、ものすごい自己矛盾、まともな高校とは思えない。

《しかも学校名はひた隠しにし、マスコミにも強く求めているとみられ、テレビでも校名が公表されず全く分からない》

 その上、両親に対して突然死にしろとか転校を勧めるとはどういう神経なのだろうか。生徒に正しいことを教えるのが学校だからね。余りにも自己都合、論理性の無い身勝手さだ。ここらも知識偏重過剰な教育の一端が見える。

 カビ知識の詰め込みを実施する教師集団の学校だからまともな考えができないんだね。長崎海星高校は推薦重視の進学校らしい(しかし、卒業生が進学不向き、お勧めしない高校と書いている)。三重県にも海星高校が有った。姉妹校だろうか?

 ネットにはフジテレビが放映した門の画像が掲載され、海星高校ではないかと書かれていた。グーグルで海星高校の周りを仮想探索した。オランダ坂のすぐ近くに海星高校はあった。丘の上で、空気は綺麗で、見晴らしは良いだろう。

 グーグルマップでは入口の看板をぼやかしてあるが、工夫して海星中学・高等学校と書かれているのがわかりフジテレビの画像とも一致した。生徒が残した手紙は「警察を呼ぶときサイレンなし」とか「マスコミにかぎつけられないよう」みたいな表現だが本当だろうか?

 鉛筆で書かれたようなかすれ方が有り、発見後、字体を真似て書き直したと言えないか?とも考えたくなる。

阪大入試の物理問題 元大学院生の意地でトライして解けたが阪大が見落としていた解答だった 一旦不合格!残念!

2018年01月08日 12時15分02秒 | 受験・学校
 僕は阪大卒ではないが、大学院入試のために大学生向けの分厚い問題集は全部暗記していた。それなら簡単でしょうと言われても、大学生向けにこんな問題は無かった。おまけに大学院受験は46年*ぐらい昔の話。(自分の大学は上位3分の1以内は推薦だけで合格だが、他大学は試験となる)*9日修正

 音叉の反射波の問題。現在の高校で音の反射を扱っていれば受験生にとって大きな問題ではないが、そうでなければ慌てるだろうな。テレビで入試問題をちらっと映した時、見た事のないような問題に思えて興味を持ち、ネットで問題を探した。

 音の位相と周波数の一致で強め合い、逆位相の同周波数では打ち消し合う事が基本知識。音叉は一つの周波数の波が発生する様になっているので位相だけをチェックすれば良い。問題を読んだ時、ぱっと解き方が思いつかず混乱した。泥臭く、音叉からの音と反射波の波の重なりを色々描いて何とか解けた。

 残念ながら僕の解答は、阪大の当初の採点では×になっていた。という事は最近の高校で標準的な考え方が教えられているのか?

この出題者は、多分、試験問題を実験で厳密には確認していない。実験したら色々面白い現象が出て来たと思うよ。①音叉から右に行く音と左に行く音は逆位相になっている点、②反射板の材質などで反射派の強さが変わりマイクロホンでの音の強さは変わってくる点。

 阪大卒の知人が何人かおられ、皆さん大変優秀だ。そのうち二人は阪大の博士号を持っている。この件どう思っているか聞くのは?止めた。かなり嫌味になりそうだ 。

世の中には知識族と思考族の人間がいて豊田 真由子は典型的な知識族で壊れている またも日本の下品さを世界に振り撒いた

2017年06月29日 18時18分00秒 | 受験・学校
 徳川時代は85%が農民で、毎年明けても暮れても同じ作業をやっていればよかった。明治以降も欧米の情報をいち早く取り入れる事が出来れば、国内ではいっぱしの人間だった。その、楽すぎる時代が長かったもんで、知識族が幅を利かせて居る。

 ところが、冷戦時代に経済でアメリカを乗り越えようとした日本に危機感をおぼえたアメリカのトップグループが、世界の経済モデルを変更し、日本のバブルを崩壊させ、諜報機関を動員して日本を叩き始めたところから、知識族の見かけ上の評価と実力の間の大きすぎるギャップを生じてきた。

 お陰様で、日本は完全なアメリカの統治国家になってしまった。21世紀型の植民地状態が続いている。アメリカにとって、日本の状態がどうであれ、兎に角、自国の都合の良い管理統制が出来ればよいのだ。

 だからアメリカは、マッカ―サー以降、真面目に日本の事を考えていない。本来日本が発展するには、教育、取り分け、ゴミみたいな情報をしこたま頭に詰め込んだ、知識エリート型から、知識は基本に留め論理的思考力で課題解決を図る思考エリート型に転換しなければならないのだがこれは絶望的。

 豊田 真由子は塾経営の両親のもとに、記憶のテクニックを豊富に身に着け、意味の無いカビ情報の量の差で、勝手にエリートだと勘違いしすぎている。大前研一が書いているように、知識エリートの実力との差が大きすぎるのであるが、幸い若い女性政治家はそのハンディーを身に沁みる事も無い。

 僕も、知識族はたくさん見てきたが、その中には結構頭がおかしいのがたくさんいる。これは冗談ではない。偏っているのか壊れているのか、一般の人は気付かないのだが、あまりに学校の成績が良いのを評価しすぎて、権力を与えてきたから日本がおかしくなり、永遠に復活できない。

 知識族でも日本の課題を解決してくれれば文句は無いので、アメリカの様に、一度谷底へ蹴落として這い上がり、実績を作る奴を拾うようにしたら良い。

 

村松亮くんの飛び込み自殺は担任教師、文科省、父親が殺人犯

2015年07月09日 17時45分36秒 | 受験・学校
 このような痛々しいいじめ自殺が起きる度に、何とかできなかったのかと心が痛む。子供にとって日本はここまで過酷なのか。担任の女性教師からの、自殺をほのめかせる松村亮君に対する「明日からの研修を楽しみましょうね」の書き込み返事は余りにも冷淡。自殺の決定的要因になっている。

 しかし、殺人犯は他にもいる。試験の点数だけで教師を選び、適切ないじめ防止環境を与えず、教師に毎日の過酷な作業を押し付ける文科省、並びに、状況はうすうす分かっていながら、防止に走らなかった父親が殺人犯だ。

 担当だった女性教師は雑誌やネットなどで名前を開示され、一度書かれたネットの酷評は消えることが無い。ずっと厳しい環境に置かれ、地獄が待っている。彼女は解決に立ち向かう勇気が無く、自分を安全な場所に置きたかったのだろう。女性にとって不良中学生徒は怖い。

 一言、教頭や隣の教師に「松村亮君がノートに自殺をほのめかしている。自分は怖いのでどうすべきか、分からず悩んでいる」と言えばよかった。教師を救うマニュアルや警察を含む対策連絡ネットワークが望まれる。

 文科省は本当にバカな連中でどうしようもないが、首相や大臣が乗り込んで、民間の専門家などを文科省に入れ、大改革をやらないと100年経っても、日本を沈めるダメ組織で残り続ける。

 父親は家族の危機、とりわけ子供の一大事には現場に走り、乗り込んで解決を図らなければならない。そのための父親だ。子供の状況が全く分からないはずはない。我慢しろなどと気休めみたいなことを言わず、時間をかけて子供と話し合う。

 子供と一緒に友達や学校に行って、状況を把握し、問題点を話し合う。父親は積極的に課題の解決に努力する。父親が前面に出て来ると状況は大きく変わる。

 我が家の場合は家内が、長女が登校しなくなったと伝えてくれた 。びっくりした。教師と生徒が一緒になっていじめているらしい。

 私はただでは済まさない。すぐさま長女を連れて、学校に行き、教室の戸を開くと教師をはじめ全員を一人一人しっかり睨みつけ威圧した。長女は何とか教室に入り座った。家内を通じて校長に担任を代るよう伝え、担任を代てもらった。

 長男の時は教育委員会に怒鳴り込んだ。教育委員会は学校を守る巨大なコンクリートブロックのようなもので、子供の状況など何とも思っていない。対応者は非情で鬼みたいな顔をしていた。血は通っているのかもしれないがおよそ人間ではない。

 学校には何度も行った。何とかしますと笑顔で言っていた教師は努力してくれたようだが、最後に行った時は既に辞めていて、根本的解決には至らなかった。まともな教師が辞めざるを得ない状況だった。

続く

大卒者のレベルアップのため、全国共通卒業試験を安倍首相に提案

2015年05月23日 09時44分08秒 | 受験・学校
 新規事業で正社員、店などでアルバイトを募集してきたが、近頃の大卒者&大学生のレベルは著しく落ちている。客員教授していた12年前から、大学&大卒のレベルが低いから日本の未来は無いとの思いは強くなっていた。

 大学で教えている知人や、専門学校の講師からもたびたび、学生のレベル低下については聞かされる。例えば、大卒で就職できなかった若者が就職向けの専門学校に来る。殆どが易しい授業について行けない。

 授業中は多くが遊んでいる。専門学校に通わせるのは親の気休めらしい。兎に角、自動車運転免許のペーパー試験に誰も合格できない。だから、運転免許に合格するとクラスの英雄になれる。私の世代で運転免許のペーパー試験に落ちた奴なんて聞いたことが無い。

 国立大学の医学部の学生が、分数の意味を理解できていないという。試験問題は方法を教わっているから解けるらしい。同じ傾向は東大を含め、全ての大学でもあるだろうと言っていた。

 私はこのたび、安倍首相に全国大学で卒業レベルを保証するための全国共通卒業試験を提案した。読んでいるかどうかは知りませんよ。何しろ現在の大学は授業さえ受けていれば自動的に卒業できる。学生はこの世の春で遊びまくっている。

 英語だけでも良いが、専門も含めて、共通試験を実施し、卒業レベルに達していない学生は卒業させない。英語は聞いて喋れるレベルを要求する。日本の学生の殆どが落ちる。厳しすぎる?とんでもない、本来の大学はそんなもんでしょう。

 ①試験は何度でも受けられるようにする、②新入生が受けても良い(専門を含む複数の共通試験等が合格すれば、卒論合格で卒業できる)、③入試のハードルは下げる・・・など併せた改革が必要であり、望まれる。

 他の方法としては、地域ブロック単位で、複数の大学関係者が卒業対象生の卒業認定会議を実施するのも良い手だ。その地域の大学関係者が集まり、対象者一人一人の客観的な審査を実施すればいい加減さ曖昧さが無くなり、レベルも保てる。海外ではやられているらしい。

続く

小保方氏の博士号は取り消し 大学の教育の質や権威の問題になってきた

2014年03月13日 11時16分36秒 | 受験・学校

 残念ながら、前のブログで、小保方氏の博士論文も怪しいから洗い直せと書いた事は、ドンピシャで当たってしまったね。何という世の中か。

 早稲田大学は権威を守るため小保方氏の博士号は取り消さざるを得ない。それは早稲田大学自体にも戻ってくる。いずれにしても辛い決断を迫られる。

 早稲田大学理工学部の博士号は格段に厳しい。地方の国立大学(独立法人?)の場合、論文一つにファーストネーム(筆頭に名前を掲載)で博士号が取れた。

 某公共企業の研究所で担当者が論文を出す際、所長が担当者に「部長をファーストネームにしてくれ」と頼む。担当者は言われるままに部長をファーストネームにして某国立大学に提出。

 某国立大学の教授に企業から4百万円を寄付し、目出度く、部長は某国立大学の博士号を取得した。この手の話は珍しくない。

 超有名国立大学でも3本ぐらい。片や、早稲田大学理工学部はファーストネームで海外1論文を含む合計5本を要した。論文には厳しい査読(確率的には他大学研究者になり易い)が有るから大学院生が5本の論文を書くのは並大抵の事ではない。

 私の知人の多くは博士号(みな立派な内容)で、査読も経験したと思うが、多分、最初の書き出しはあまり読まない。厳しく見るのは要になる論理、数式、実験値などだろう。

 今回の件は早稲田大学の権威を地に落とした。小保方氏の博士論文の最初の20ページがネットからのコピー&ペイストだったからひどい。本人は多分、罪の自覚は無かっただろう。

 つまり、大学の教育全体の質が問われることになった。

 今後、早稲田大学他で、これまでの博士論文の全面的な直しが始まるのではないか。それこそ、多数コピペ論文が見つかり、全部をオープンにすると収拾がつかなくなる・・・恐れはある。

 これは早稲田には限らない。先の例ではないが。もっとひどい事は山のようにある。然し、早稲田以外は問題が有っても内部処理するだろう。早稲田の場合は深刻だ、いくつかを血祭りにしないと、マスコミが黙っていないか。

 そもそも、日本の博士号は文部科学省の方針変更で、オリジナリティーより指導者としての資質などを重要視している。やはり、世の中に貢献する事、およびオリジナリティー重視にすべきだろう。

 私の場合?地方国立大学で博士号をとるチャンスは有ったが、当時は謝礼が高かったし、変な博士号はとりたくなかったので興味が無かった。

 実は今でも、どこの大学でも、教授が誰かに博士号を獲らせようとすれば簡単にできる(事実上そういう仕掛けになっている)・・事だけは指摘したい。


東大は秋入学しか能が無い

2012年03月29日 17時05分30秒 | 受験・学校

 東大法学部卒官僚のアホ・バカ・間抜けぶりは再三指摘してきた。スーパーウルトラエリート官僚は自分の能力が無いことを十分自覚した上で、日本を発展させることを全く諦め、既得権の維持拡大に専念し始めた。

 官僚はAIJなどに天下りし、砂糖(金)を黒アリ(頭が黒いから黒アリ)が山のようにたかって、しゃぶりつくす。金の臭いには敏感で税金をはじめ、自分に有利にばらまいたりしゃぶりつくすところの能力は高い。

 

Ant

 経済発展(足し算)の手を打てず、使いすぎばら撒きすぎた(引き算)上、税収(消費税など)を増やす(引き算)ことだけ考え、挙句の果てに借金(解答)は1000兆円。東大官僚は四則演算もできない。

 この度の、東大の秋入学の話(世界30位*から上げたい)もそういった、創造性のない東大が悩んだ末の決定打のつもりだが、世界はそう甘くない。日本NO1と東大が自認する中で、英知を集め、この程度の解決策しか出てこないところが、悲しい現実でもある。*Times Higher Education

 東大法学部でトップを取るには、単に意味のない過去情報を詰め込むだけでなく、教授の犬となり、何を言われても従わなければならない。

 忠実な下僕として、先生の説に疑問を感じ多場合でも一切逆らわず、にこやかで上品なロボットになりきる。自分の意見を述べるような者は、そもそも最初から振り落とされる。

 

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 東大の試験に超難問は無い。オーソドックスで教科書に沿った問題が提出される。言ってみれば、教科書とその周辺の問題を全部頭に入れておけば良いのだ 。兎に角、日本の教育は全て解答が用意され、覚えるだけ。数学でさえ暗記だ。

 実世界はそうはいかない。解答なんかどこにもない。とりわけ、アメリカが冷戦終了後、ガラッと世界のルールを変更して以降、経済を中心に昔の理論だの学説だのルールだの、そんなものが悉くひっくり返った。

 理工系の常識でも、どんどん塗り替えられる。教科書は古典的情報とも言える。大切なのは、進歩し流動する世界の中で、その都度、オリジナルな解決策を見つけて行くことだ。翻って、日本の教育は答えを固定し、幼い子供頃から先入観を刷り込む。実社会で答えが用意されているビジネスなど役所がらみのインチキの類。

 そんな状況で、偏差値が一番と威張ったところで、ナンセンス。日本が後進国の時代ならまだしも、世界とのしのぎを削る中では教育の基本というか根本が狂っている。偏差値で1番で、政府を支配している東大がお粗末だから、日本は低迷し、沈没しつつある。

 

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 日本中の母親たちも、日本の教育がおかしいことは自覚しつつも、自分の子供だけは将来への安心として東大へ行かせようとするから、狂った教育が日本中に蔓延している。入試解答にしか役に立たないようなゴミ情報を幼少のころから詰め込み、従順なロボットに仕立てる。

 東大生は教授の説を完全に理解し、その説に沿って上手にまとめる。そこは、世界のオックスフォード、ケンブリッジ、あるいはハーバードとは異なるところだろう。これらの大学では、オリジナリティーが無い主張など笑われるだけ。ところで君の意見はと聞かれる。自己主張し、相手を言い負かさないと永久に認めてもらえない。本当の実力が問われるのだ。

 東大も入ってしまえば、後はところてん。高校程度の学力を維持し、授業に出席さえすれば4年生として押し出される。ボスだった鈴上教授(プライバシー保護のため先頭文字だけ同一)は、いま日本では幼稚園から東大まで学級崩壊していると仰ったが、学級崩壊という意味では幼稚園も東大生も同じレベル。

 例えば、何で英語を聞き取れず、ろくすっぽ話せない学生に大学の英語の単位を出すんだ。グローバリズムの嵐に巻き込まれている中で、英語を喋れないエリートなんて。中国では普通の大学生が流暢に英語を喋るよ。大学の単位の権威が全くない。

 

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 因みに鈴上教授の話では全大学予算の半分が東大、残りの半分が京大、そのまた残りの半分が旧帝大、残った四分の一を全国90の大学が分け合っているという構図。(旧国立大学の枠)差別と偏りが激しい。官僚養成大学の東大卒業生が、日本をひたすら沈没させている現状では、全く無駄な費用。

 知人の井沢博士(同)は、某大学医学部の学生が分数の意味を理解していないと嘆いていた。医学部だから東大生と偏差値は良い勝負だ。そんなお粗末な、役に立たない学生をロボットとして大量に生産しておいて、レベル上場が秋入学だけとはね。

 現実的な話、世界の高校生が東大を目指さないのは、世界の一流企業が評価しないのと、優れた能力を獲得できないからだ。はっきり言えば、市場や時代のニーズから外れている。改善策は簡単。世界で活躍した人材を教授として取り込み、大半の教授を入れ替える事だ。

 そして、教授を10年程度の免許制にし、努力しない教授、世の中のニーズに合わない教授はどんどん去ってもらうしかない。