宇宙・生命・日本 1000年後のあなたに語りかけたい

巨大ブラックホールの衝突が新宇宙を形成⇒循環宇宙論、有機物質から人間への進化メカニズム(循環論理の評価)⇒戦略的進化論

いまどき金儲けの手段・システムトレード

2010年11月29日 11時46分55秒 | 思考空間

 日経平均が1万円を超えてきた。アメリカの金融緩和が行き過ぎとして、批判を浴びてからその勢いが弱まり、円が軟化したことなどから出遅れ感のある日本株に投資が始まったようだ。現在、間違いなくアメリカ、ヨーロッパ、中東などから投資が入っている。これまでのパターンだと日本人は上がりきった相場でババヲをつかまされる

 前にも報告したようにデイトレーダーは悲喜こもごも。一晩で破産した人もいれば、豪華なマンションで優雅に暮らしている元医師もいる。しかし、デイトレーダーで生計を立てる人はほんのわずか、大儲けしている人は1000人に1人ぐらいのものだろうとは、実際にデイトレードをやっているプロの言葉。

 一般庶民はどうすればよいか?比較的な良心的な証券会社で取引するか、システムトレードも一つの手だと思う。比較的良心的なと書いたのは、本来、証券会社はやくざであって、顧客の損など全く意に介さない。

 顧客の損は、わが社の利益という証券会社は多い。特にノルマの野村というか野村はひどい。野村と取引するなら、法人大口は利益保証契約するか、一般庶民なら女性社員に限定し、男性社員は名刺交換もやめておいたほうが良い。

 比較的良心的と思う証券は、日興コーディアル、大和など。ここも、男性営業マンは会話しないほうが良い。やくざ以外が出世できないのが証券会社。野村も情報入手と割り切れば失敗はない。インド、中国、ブラジルなどの有力株は化ける可能性大ですよ。私も、最近外国株を買っている。

 システムトレードはまだまだ、日本では普及が進んでいない。私は一通り、やってみて、結論から言えば、証券会社が運営するシステムでのトレードが良いと思う。通信やシステムが安定し、相談、バックアップなど全部をサービスする証券会社のシステムでないと、恐ろしくてやってられない。通常、システムトレードは成績が掲載されているから、少なくとも1か月ぐらい眺めて、ソフトを選択したらよい。

 お任せトレードでも、中身は知っておくべきだし、できればソフトも自分でメンテナンスできるぐらいの知識を持っていたほうが良い。講習会も開催されている。ただし、販売されているソフトで大儲けしようなんて考えないほうが良い。ここのところ、販売しているトレードソフトの成績は全体的に下がっている。また、目に見えないリスクがいくつかある。

 一番大きいリスクは前出のごとく大勢が同時に取引すること。次にスリッページと言われる、発注と決済時の価格のずれ。普通は成り行きで発注と決済が行われるが、まず、1ティック(単位)不利側の価格で決まると考えたほうが良い。これは結構大きい。次に、手数料。安心できる証券会社だとどうしても手数料が高い。しかし、手数料は信頼性に見合ったものでもある。

 私はかれこれソフトを購入したが、最近購入した、FX関連、日経ミニのソフトはNO1の利益率とのうたい文句だった。合計で約14万円。FXはメタトレーダー4(メタ4)と呼ばれるプラットフォームで、証券会社はスイスの企業(日本語対応が可能)を選んだ。ものすごい利益率とのうたい文句だったが、実際にはマイナスになったりややプラスになったりを繰り返している。日経ミニの場合は沈んだまま。黒字の見通しがない。

 メタ4はロシア人が開発したらしく、現在、JAVAで組める?メタ5も開発されているらしいが、メジャーにはなっていないとの情報。

 私の場合は、従来のソフトロジックに改良を加えて、やっとある程度のレベルに達したかと思っている。9か月もオリジナルソフトを開発してきて、自分自信に対して何なんだ思いもあるが、従来からの相場常識をベースにし、独自の観点からの改善を加えるほうが勝利が早いと気が付いた。

 私の失敗した二つのオリジナルソフトの勝率は共に、シミュレーション(バックテスト)では90%、80%を超えた。ところが、前者はスリッペーと手数料にやられ、実取引では良くて52%。1回の利益率が低いので、往復のスリッページと手数料のトリプルパンチに負けてしまう。後者は、チャートの形の変化により、現在のチャートでは勝てないことが分かった。

 よくよく分かったのは、リスクの大きい取引(負けた時のロスも大きいが、勝つときはがっぽり取る)でないと、トリプルパンチにやられて儲けも出ない。そして、重要なのはオリジナリティーである。従来の販売ソフトも数人程度でやるのなら、大きく儲かるが、例えば数百人が市場で同時期に取引すると、利益が減るだけではない。逆に損害リスクが増してくる。

 ソフト開発の経験のある者の立場から言えるのは、世界中の高速コンピューターが、常ににチャートの傾向や癖を分析している。従って、チャートの同じ傾向が続く保証はない。

 これからおやりになる方は、良さそうななソフトを選択したら、焦らず、辛抱強く取り組んで、定期より余程多めの金利を楽しむ、負けが込んだら勉強のための投資ぐらいの気持ちでやっていただきたい。だんだん、知恵域と経験が増して、いつかオリジナルソフトを開発し、大儲けする日がやってくるかも。

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会社を辞める時

2010年11月20日 17時10分07秒 | 思考空間

 誰しも、宮仕えの身(サラリーマン)なら、一度や二度は、くそ、こんな会社辞めてやると思ったことは有ると思います。上司に辞表を叩きつければどんなにスカッとするでしょう。ところで、会社を辞めた人がどうなっているか。中には、ハッピーなケースもありますが、殆どは収入を落とし、ランクを2段ぐらい下げて別の会社に就職というのが大方のところです。

 労働市場の流動化は、日本にとって重要な課題です。次第にその方向には近づきつつあるとはいえ、まだまだ企業組織は保守的です。多くの企業は公正でもなく、オープンでもありません。しかるに若い世代は、割合あっさりと会社を辞めます。辞められる企業にとっては脅威です。

 長い経験の中で、会社を辞めてうまくいくのは、例えば前職で営業を経験し、多くの顧客を得、顧客をそっくりキープしたまま辞めて新しい会社を立ち上げるケースです。元の会社より規模を拡大した例も知っています。例えば、T社長は前の会社の弱点であった納品に対するフォローや顧客サービスを徹底し、元の会社の2倍以上に成長させました。

 然るに、サラリーマンが会社を辞めて企業を立ち上げ、成功するのは2~3%程度。殆どが失敗する。そこまで行かなくても、社員を雇用せず、自分一人の個人企業として、自分もしくは家族を養う程度の給料を得ているケースは数少ない合格例でしょう。ここでも、営業力は重要です。

 デイトレーダーを目指し、金融機関を辞める人、重労働に嫌気がして辞める医者も実際に見てきました。ところが、デイトレーダーの意見として成功する人はそれこそ、1000人に1人と言います。ノウハウは絶対教えてもらえない。本にも本当のことは書いていない。一見かっこ良いが、現実は会社を立ち上げるより厳しい。

 一方で、人材募集を出す企業はどう見ているか、私も山ほど面接しましたが、大企業はともかく、教育環境が整わない中小企業では、新卒者より経験を持つ即実践型の人材を要望します。多くの経験を経て分かるのは、会社を辞める人にはそれなりの理由があるということ。辞める人は会社が悪い、上司が悪い、自分は頑張ったと思うようですが、実際にはご本人に問題がある場合が多い。

 問題のある人を雇用すると、必ずトラブルを起こす。特に年配応募者にこの傾向が強い。裁判沙汰になる例、労働基準監督署に駆け込む例は多い。しかし、経営者はリスクに備えており、簡単に裁判で負け、労働基準監督署が警察権を行使するようなことはしません。

 実際に実力とやる気があり、前の会社がそれを評価できていないケース、あるいは倒産などでやむを得なかったケースでは、採用側にとって非常においしいケースです。このようなケースは大目に見て10%程度でしょうか。

 もし、年収が800万円を超えているようなケース、養うべき家族がある場合では、石にかじりついても耐えて行きなさいとアドバイスしたい。どうしても、と仰るなら、安全から安全に移行できるよう、確実な資格を取るか、営業力をつけて顧客をがっちりキープした上で辞めるべきです。ある人は、7年かけて弁理士の資格を取り、辞めました。

 私も、退職する前にある経営者に言われましたが、自分で会社を作るときは全面的な家族の協力がないと何もできません。

 私の場合、早期優遇退職制度を利用して、定年扱いで早期に退職しましたが、後で知ったことに家内は1週間寝込んだという話でした。お前の場合は成功しているのか?との声が聞こえそうです。残念ながらまだ成功したとはとても言えません。

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最近のパソコンソフト(プログラム)状況2

2010年11月13日 17時31分01秒 | 思考空間

 JAVAやC++のパクリ(良いとこ取り)とも言われているC#なる言語をダウンロードし、試している。表記方法はJAVAやJAVA SCRIPTと似ている。開くと、いきなり白板のようなFORMが出てくるのはVBAの仕掛けとイメージがダブる。ある本の紹介では、C#は何でも作れる言語なんだそうで、新しいもの好きな私は何ができるのかを知りたくなった。ツールボックスからカレンダーをFORM1にドラッグするといきなりカレンダーができたのには驚いた。グラフも引っ張れた。新しい概念の言語を印象付ける。

 広島市内のフタバ図書・メガ店ではC#の本が少ないので、土曜の休日時間を利用して、天満屋の7階に行ってみた。(天満屋7,8階の丸善ほかの共同本屋は東京駅八重洲ブックセンターより専門書は多いような気がする) 何と、C#はC++/Cとは別の棚でかつ、独立棚でなく何となくまだ市民権を得ていないのかという印象。何冊かぱらぱらとめくってみたが、自分のニーズを実現するに、最適かどうかは判断つかず、目的と異なるAjax関連の本を購入した。(2千円以上購入しないと駐車場が2時間無料にならない)

 いまどき、C#でもJAVAでも何でも 「〇△ 入門」で検索すると結構な解説ホームページが作成されており、C#の場合も例に漏れずものすごい力作が並んでいる。従って、本を購入する必要がないとも思われるが、やはり、無料情報と有料情報との間には、総合的に判断してちょっとした差を感じる。しかし、本は経済性から最低限度に自粛し(VBAは20冊ぐらい買ってしまった:全部は読めないのに!反省)、加えて利便性から殆どはネット上で調べている。

 Ajax(エイジャックス:)はブラウザのユーザーインターフェイスとして非同期でサーバーをやり取りできるなど、速い・高機能ということらしい。本格的なページを作成する場合にはお世話になりそう。それにしても、DOMだとかXMLだとか頭は拒否反応を起こしそうな混乱を生じている。

 私の場合は、大昔のFORTLANからいきなり浦島太郎よろしくVBAに飛んで、エキーラなどの特殊言語をやり、そしてJAVASCRIPTをやり始めたので、CやC++、あるいはJAVAなどを使いこなしている専門家とは世界が異なる。(FORTLAN当時からCは機械語に近いとの印象があった) 数値計算や分析が主だったので、言語は何でも良かったし、使いやすさ、信頼性、スピードを求めている。

 VBAはより一般ユーザー向けという印象が有ると思われるが、使いこなしてみると、ただものじゃない。パソコンの高速化により、インタープリターのスピードのネックが解消され、使い込んでみるとデバッグの有利さなどが感じられる。兎に角、初期のBASICを知っているだけに、FORTLANを遥かに上回る言語を誰もが使えることには毎度、毎度感激の至りだ。

 例えば、一つの例を挙げると、前回紹介した select case で最後のケースに case else を入れておくと論理エラーなどがあると結構、ここに引っ掛かる。この case else に stop を入れると、エラーがある場合は当然ここで止まっている。この状態で、そのステージの変数の上にマウスで矢印を持ってゆくと、全変数の中身が見える。意外にご存知ない方が多い。(サブルーチンなどを呼んだ場合、先のステージでは見えない。サブルーチンでSTOPさせた場合は呼んだサブルーチンだけでなく元のメインなどでも変数の中身が見える)そこで、エラーを修正し、再度スタートすると何事もなかったように走り出す。

 1年に2回ぐらい会うC++ユーザーがVBAではステートメントでデーター列を簡易に入力できないと言うので、エクセルシートに書いたら良いよと伝えておいた。エクセルシートは無限に使える。ただし、複数のシートに書き込み、読むのには、私の場合、当初は苦労した。彼は元々プロだが、今はPHPで携帯からPCを制御し、データベースの中身を携帯で参照しようとトライしているらしい。ちょっとついてゆけない。

 JAVA(当初、JAVASCRIPTとの差が分からなかった。サンマイクロとネットスケープが提携していたので同じJAVAになったらしい)に取り組むのをやめて、JAVASCRIPTでゲームソフト(本に有った)の機能向上、論理的なバグの修復などをやってみたが何しろHTMLの知識が無いのが災いして頓珍漢なことになったりした。FLASHを使わなくても、結構な動画はできる。(FLASHは簡単にきめ細かく動画環境を作り上げられる) 変数に日本語を使用できるし、演算に個数++;ーーP などC++、JAVAの便利なツールが使える。関数を呼ぶのも簡便。

 余計なことだけど、C++の名称は++が使えるから?と、かのC++ユーザーに聞いたら返事がなかったが、私の推定通りだった。

 JAVASCRIPTにはGOTO文が無いのと(for ループ、switchなど を抜ける breakは有る)、多次元配列(疑似多次元)の定義が複雑なのがちょっと困ったが(JAVAやC#などでは解決している)、信頼できる言語ではある。サブルーチンを使えない代わりに、関数が代用し、結果の複数取出しにはGLOBAL変数が助けてくれる。ライブラリーはネット上に有るんだけど、JAVASCRIPTは他のスクリプトが干渉・関連するので簡単には適用できない場合が多い。

 強力なエディターが無いのもつらい。ホームページビルダー14で追いかけるが、エラー場所を示さないし、何が問題なのかが分からない場合が多い。ソフト開発の経験を活かして自分がエディター代わり。通はネットから入手した複数のエディターを使い分けているらしい。私は対策として、alertでどんどん表示させた 。VBAのMSGBOX に比べてすごく簡便だし、下手にprint とすると動画環境を壊してしまう。大文字と小文字を判別してくるのは気が付かない時は困った。

 それにしても、HTMLをベースにJAVASCRIPT、FLASH、PHPをミックスモードで使うというのも、実用的、現実的な使い方である。FLASHをHTMLに埋め込む方法が購入した本では理解できなかったが、悩むことは無かった。ホームページビルダーがFLASH(JAVASCRIPTからの発展)を読み込んで、HTMLに入れてくれた。(FLASHではパブリッシュでHTMLモードも吐き出せるようだ) 本当はJAVASCRIPTとC#がミックスモード可能であって欲しかった。であれば、目標を持ってC#を勉強できる。

 十分とは言えないJAVASCRIPTながら、やりたかった現在のニーズには合ってており、しばらくはおつきあい願うことになる。

 前の記事に関して774さんからたくさんご意見をいただいた。その後の検討で、修正しなければならないのは、JAVAやC++でもステートメントを1行づつ、ステップ実行できるという点だ。FORTLANでも区域を限定して、メモリーを吐き出すトレースという機能があったが、JAVAやC++ではインクリメントのように1行づつ確認できるらしい。VBAは元々インクリメントで1行づつ翻訳して走っており、エラーでの対応は早いが、コンパイル系はスピードが速く必要に応じて行単位でのチェックができるので甲乙つけ難い。

 ただし、デバッグの容易性という意味では圧倒的にVBAに軍配が上がる。前述した「変数の中身が全部覗ける点」に加えて、例えば検索と置換の機能(エクセルVBA)だ。長いプログラムになると、変数などの管理は容易ではない。エラーが出ると複数の人間が必死で1行づつ追いかけることになるが、VBAでは一人でも変数を検索し、必要に応じて部分的あるいは全部を瞬時に置換ができる。これは、ある部分で変数の使い方を担保できるという、ものすごい機能でご存じない方が多かったが是非ご活用いただきたい。

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でかした!YOUTUBEへの尖閣諸島漁船ビデオ投稿

2010年11月05日 10時02分55秒 | 思考空間

 先に紹介したように広島地裁に提訴した「尖閣諸島中国漁船の釈放取消請求事件」は却下されてしまったのだが、その訴状の中で、私は早い段階でのビデオの世界配信の重要性を訴えている。今朝、朝ズバでYOUTUBEにビデオが投稿されていることを知り、画像を見た。臨場感がある迫力のあるビデオで、撮影者や同僚の声も収録されている。どのような経緯か分からないが、ご本人の投稿であれば、かなり勇気のある行為だった。

 このビデオを見れば、中国漁船に非がったことは明白で、日本政府が何故ビデオを発信しないのか全く理解できない。私の拙い訴状の中では、ビデオを早期に公開したなかったがため、世界や中国国民の支持を得る機会を逸したことなども書いている。

 中国はインターネットが大変発達した国で、画像などが一瞬にして中国全土に流される。中国人はかなりメンタリティーが日本人とは異なるが、それでも状況判断はできるし、自分の判断に自信を持っている。もし、漁船衝突ビデオが流された状態では中国政府も強硬な姿勢には出られなかったはずだ。このような重要な機会を逸したことにより日本は中国の攻勢を招くことになった。

 腰抜けの外交が全く逆の結果を招いた、歴史的な大失敗の良い見本となるであろう。

 同じく訴状の中で、現場の海上保安庁も緊急を要する場面で、政治的判断を迫られ、中国漁船が体当たりしてくると逃げ惑う状況を作ったと書いている。海上保安庁の担当者まで私の訴状が届いたとは思えないが、担当者としてはもどかしさがった事と思われる。まずはこの投稿が大変良かったことを書き留めておこう。

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最近のパソコンソフト(プログラム)状況

2010年11月01日 10時35分57秒 | 思考空間

 40年前の学生から見ると、現在のパソコンソフトの発展状況はうらやましい限りだ。まず第一に、パソコン(今や非常に高性能)を利用して無料で高級言語を好きなだけ使うことができる。その筆頭は、エクセルVBA(計算・分析など多方面)であるが、PHP(パソコンや携帯の高度な表示利用機能)、MYSQL(データベース:PHPから操作)、JAVASCRIPT(ホームページの高度な機能)など豊富なソフトがウェブ上で解放されている。パソコンで何かしたいときには、無限の世界がある。

 VBA(マクロ)は昔のFORTLAN(フォートラン:技術計算用)と比べると経済性、プログラムの使い勝手、デバッグの容易さ、機能などで格段に優れている。スピードも昔の大型計算機とそん色ない。データの保存や計算結果の書き込みはエクセルシートを利用する。夢のようなプログラムがエクセルの裏に潜んでいる。(エクセルは有料?誰でも持っていると考える)

 私がVBAで気に入っているのは、プログラムでは例えばselect caseというif文の進化系。難しい判定を行うときはif文の山となるところをスマートに仕分けることができる。また、case を色々設定した最後にcase elseとしておくと、いずれにも属さないケース(エラーが多い)が引っ掛かる。配列は3次元でも5次元でも(何でそうなるの?)簡単に設定できる。変数などに日本語が使えるのも助かる。(他のソフトでも同様の傾向だが)

 デバッグではインタープリターにより、プログラムステートメントを1行づつチェックできる点だ。FORTLANやJAVAなどのコンパイル(機械語への一括変換)では、アバウトになりがち。エクセルの検索や置換の機能がそのまま使えるのも非常に有り難い。例えば変数が正しく使われているかのチェック、たくさんの変数を一挙に変更したい時に役立つ。強力な汎用グラフが使えるも便利。

 マイクロソフトに言わせるとVBAで出来ないことはC++でもできないらしいので、C++をやる必要もない。VBAマクロではホームページ入り込み疑似的な操作もできる。

 PHPとMYSQLとの組み合わせは、無料のデータベースをウェブ上で使えるということで大変有り難い。ホームページによくあるアンケート調査などは間違いなくこれを使っている。顧客がアンケート調査を書き込むと、サーバーのデータベースにデータが保管され、利用したり分析できる。ウェブ上に写真集を作ることもできる。また、PHPでは携帯のサイトを作ったり、制御にも使える。

 JAVASCRIPTはHTMLを高機能にしたようなもので、ホームページの高度化には欠かせない。PHPと同様、ホームページ編集用のHTMLの中に埋め込むことができる。SCRIPT(プログラムの1行づつのステートメント)はJAVA、PHPとよく似ており、素人にも使いやすいと言われている。ただし、画像などの制御を行うには、分かりにくいしきたりを覚えなければならない。FORTLAN、VBAと進んできた私にとっては、まどろっこしい。簡易言語と言いながら動画編集は結構大変。エディターにはホームページビルダーを使得るので助かる。

 フラッシュなのかJAVASCRIPTなのかについては、よほど本格的なものでない限りは、JAVASCRIPTでも良いのではないかと思う。フラッシュは結構高いソフト料金を払わなければならない。JAVASCRIPTでも工夫すれば、ゲームソフトもできるし、感動的な放映シーンを演出できる。無理して購入したフラッシュ8やフラッシュCS3のソフトはほとんど使っていない。

 若い人たちが何を目指すべきかと聞かれたら、ホームページ系の人ならPHPかな。PHPを制覇しておけば、PCと携帯でかなりのことができ、ホームページ他インターネット関連に強くなるしJAVAとも馴染み、JAVASCRIPTも理解しやすい。分析とか数値計算ならVBAをお勧めする。21世紀の人類の宝だ。JAVAは少しかじっただけで十分理解できていないが、技術的な分野ではJAVAじゃないと解決しないケースが多々あり、その道の人たちの重要なツールと思う。

 

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