宇宙・生命・日本 1000年後のあなたに語りかけたい

巨大ブラックホールの衝突が新宇宙を形成⇒循環宇宙論、有機物質から人間への進化メカニズム(循環論理の評価)⇒戦略的進化論

円安はアメリカの対中国 対韓国への対抗策

2013年04月29日 11時17分55秒 | 社会・経済

 1990年代からアメリカが日本を利用し叩く武器の一つとして為替を使ってきたことは分かっていた。何度も何度もこのブログでは繰り返し主張してきたが、世界規模での戦争を展開できない状況では経済は戦略そのものであり、その経済の最もコアな武器が為替なのだ。特に日本に絡んでは有効に機能してきた。

 為替は、実は経済力のある国が制御する。アメリカは戦略的に、あるいはその時の都合によって円高や円安に誘導してきた。日本にとって円高になれば円高の戦略、円安になれば円安の戦略が有り得たが、日本(=馬鹿官僚)は出来なかった。そのため、為替の変動に振り回され、富やノウハウを喪失してきた。その喪失分は主にアメリカ、次いで中国、韓国へ流れた。

 日本の打つべき手段として、例えば80円を割るような超円高では、200兆円ぐらいを用意して海外の資源や有力企業を一気に買収すれば良かった。これをやられたら、アメリカやヨーロッパはたまらない。今回のソフトバンクのスプリント買収(2兆円規模)が円安に向かうきっかけの一つになったと言われているほど。アメリカや中国なら自国通貨が上がれば絶対にやる。日本はやらない。

 一方で、アメリカはソフトバンクの買収を阻止するため様々な手を打ってきている。

 話は変わるが、フォルクスワーゲンが日本勢が優位なハイブリッドや電気自動車などが世界最大の市場で普及しないようあらゆる手を打ったとあからさまに発言している。為替は市場のニーズで決まるなどと、平気で言い放つ官僚はその存在自体が世界の負け組なのだ。

 現在、1ドルが97円から99円のレンジを行き来している。いずれ110円まであって、100~105円に戻るのかなと思うが、この円安は中国や韓国には打撃になっている。円安はアベノミクス効果と誰もが思っている。ところが、為替制御はアメリカが承認しないと実現しない。ヨーロッパが円安に異を唱えようとして黙った。これはアメリカの戦略に同意したためだ。

 円安は日本経済を活気づかせている。今後の株主総会で史上最高の利益獲得などが相次ぐ。アメリカが自民党政権に期待するのは、日本の経済浮揚と引き換えに尖閣諸島を自分で守ることだ。経済成長をバブルと言う官僚と日銀職員は全員、尖閣諸島の守備隊として島流し。

 また、円安は中国と韓国の経済を叩いている。あれほど中国好きだったアメリカが何故、対中国で方向変換したのか?それは、中国が軍事力をバックに経済を引き上げ(アメリカに干渉させず元をドルとペッグなど)、膨張した経済以上に軍事力を拡大し、やがてアメリカを凌駕する意図が明確になったためだ。中国寄りだったオバマが白人層の支持を失い、方針を変えざるを得なくなった。

 アメリカが中国人を好きだった要因は、日本人嫌いの裏返しと、中国人が2000年の歴史で得た(権力者を誑し込む)ノウハウを駆使したからだ。加えるならば、日本人の理解し難い精神構造や不明確な言動だろう。アメリカも中国も端的に言えばいかさまどうし。プロの世界でお互い騙しあう。意図も目的も分かりやすい。日本人はアマチュアで、何をしたいのか何を考えているのか分からない。

 韓国の李前大統領は歴史に残るビジネスマンだった。世界中どこにでも出かけ、自国のビジネスを優位に展開させた。彼が今後10年大統領を続けていたら、日本と韓国の経済的地位がひっくり返る恐れも有った。その顕著な例がサムソン電子。今でもサムソンは関東に拠点を置いてヘッドハンティングなど日本の技術を吸い上げている。おかげで、日本の全電気企業が束になっても勝てない巨大企業に成長した。

 そのサムソン電子がアップルなどを脅かし始めたのでアメリカの怒りを買っている。ウォン高と円安がアメリカの答え。

 日本を見てきたアメリカの白人リーダー層が、日本を理解し始めた可能性が有る。東日本大震災も一つのきっかけではあった。

 日本人をアマチュアと言い切る根拠は、その交渉下手。営業は交渉の最たるものだが、日本企業は優秀な人材を営業に回さなかったし、営業を軽視してきた。トヨタは今でも多くが自己満足型で、おらの村の自動車を製造している。良い自動車が売れるのは当たり前と、その昔、トヨタが日産やマツダ(技術を誇り、営業が弱かった)を笑っていたその構図が裏返しとなり、世界からトヨタが笑われる立場になった。

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日本から賄賂と嘘を取ったら日本ではなくなる

2013年04月19日 19時04分03秒 | 深刻な問題

 賄賂で日本が決定的なダメージを受けたのは、クリントン大統領時代、CIAなどが日本商社の賄賂ビジネスをかぎつけ、商社が受注した相手方に賄賂の事実を掴んだと伝えて上で、悉くアメリカ企業の取引に切り替え指せて事だ。それはそれは膨大なビジネスがアメリカや旧英連邦に移ったのだ。

 クリントン大統領は、冷戦構造崩壊で不要の長物と化したCIAを経済政策に組み入れた。CIAは特に日本の電話などの盗聴に力を入れた。例えば、日本商社が後進国の大統領に賄賂を渡していた場合、アメリカから賄賂の事実を突きつけられた大統領は動揺し、アメリカ側の指示する企業にビジネスを振り替えざるを得なくなる。

 バブル崩壊後、V字回復するとみられた日本が長らく低迷した裏にはこのような、表に出せない事実が有った。当然、日本商社や日本企業は泣き寝入りせざるを得なかった。1990年代、アメリカや旧英連邦は経済的に大発展したのだった。

 まだ、入社したての頃、お役所の仕事を受注するには賄賂が必要なことを同僚(父親が工事業者をしている)から聞いた。そんな情報は親類からも入る。お役所だけじゃない、電力会社や大手ゼネコンなども賄賂の世界。

 私が研究所設備の購入を担当すると、届けられた贈り物で部屋に山が出来た。賄賂の話も出るし、調査に出張すれば業者が同行し、切符代だけでなく飲み食いを全部払おうとする。

 業者から切符代を払ってもらい、会社からも出張旅費を貰ったと、皆の前で嬉しそうに喋っていた同僚もいた。超有名大学のご出身でそこそこご出世なさった。

 私は自腹で全部送り返した。現金は書留で送った。結構な負担になるので、総務課長に送料をお願いしたら、きょとんとして返事が無かった。頂いたものを送り返すなどという習慣は無いのだ。当時は100%潔癖だったが、その後、決定権限の無い業務でのおつきあいでは奢ったり奢られたりのおつきあいをするようになった。

 ある時、中部電力のトップが現金を受け取ったことで検挙されたが、その巧妙な手口は以前から聞いていたので、成程と思った。例えば、社長の自宅へある業者が美術品を届ける。壺であったり、絵画であったり。その後、美術品の業者が訪れて、高額で購入し現金を渡すのだ。

 この方法だと金の流れがぷっつり切れるので、国税や警察の追求が難しくなるのであろう。かくして、全国の電力会社トップには商社などから大金が流れていた。ごちそうさん体質は日本全国に蔓延している。

 相撲とか興行とか上席に座っている人物を全部調べたら面白いよ。高級官僚や地方公務員幹部の家族などがぞろぞろ出てくるだろう。一般庶民が予約しようにも良い場所はそういう賄賂系の接待で全部おさえられている。

 日本は官僚や事務屋を中心に嘘天国である。嘘は極めて重要なテクニックなのだ。すぐばれる嘘では困る。たくさんのどうでもよい事実に、巧妙に「ばれない嘘」を交える。例えば、その嘘で各省の官僚は財務省を騙して予算をとる。騙して予算取りする奴が偉くなる。何故なら、官僚の世界では結果を問われない。責任を問われない。取った者勝ち。

 民間でも電力会社は官僚と同様、騙した者勝ち。官僚の世界より凄いのは、株式会社でありながら、巨額の金をだまし取ることが大出世になること。実際に巨額の予算を使いながら大失敗したにも拘らず責任者二人が常務以上に大出世した。一方ではとるに足らない僅かな失敗で飛ばされてしまう。

 日本は相手が有る交渉は苦手だ。国内では官僚が権力を握って平伏させ無理を通してしまう。企業も一度市場を握った大手が官僚や政治家と組み新規参入を抑え込み田舎のビジネスを通してしまう。

 国内では敵無しで官僚も大手企業も嘘が当たり前の世界が形成されていた。海外に対しては商社が賄賂で受注を勝ち取っていたが、それが通用しなくなった。円高に振れてしまうと日本の強みは消滅してしまっていた。

 中国や韓国は日本の分析を十分実施した上で、戦略を練り、日本を圧縮させることでみずからのエリアを拡大させ発展させてきた。日本は、日本人は官僚から始まって間違いを認めず反省が無い。中国や韓国の分析が出来ていない。当たり前の議論が通らない。そのことを実は自治会で若い世代に接し、DNAに深く刻まれているのを確認した。

 若い世代に日本を任せて、大丈夫とか、発展が望めるなんてありえない。都合のよいロボット、流れに逆らわず落下するモーメントをも助長する無力集団。ここはマジョリティー世代が年金で左団扇などとボケる前にやることがたくさんある。

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ランクル100ディーゼルとベンツML350クリーンディーゼルとBMW-X5の詳細比較

2013年04月13日 21時20分39秒 | 

 打劇王(バッティングセンター)へ行くと、店長がやってきて「自動車替えられたんですか?」と話しかけてきて、BMW(店長所有の3シリーズ)について10分以上話を伺った。BMWに乗る人はもう、BMW命みたいな人が多い。かつて、お世話になった製造業社長も7シリーズに乗っておられた。

 BMWは音や振動(かなり改善された)は有って当然と諦めておられるようだ。3シリーズは4気筒になり、パワー不足で非常に不満らしい。6気筒とはパワーが劣るという。BMWは全般的に省エネのためエンジンをサイズダウンさせている。この傾向はしかし、国産車も同じ。

 外車は修理費などがとてつもなく高いので奥様には金額を見せられないとか。ベンツMLもバッテリーを交換すると5万円はかかると聞いており、覚悟はしている。スタッドレスタイヤは数十万円、ヤナセが喜ぶだけ。ただ、ベンツの場合、3年間はメンテ無料になっている。

 店長の話は国産車との比較になった。トヨタはブレーキが効かない・・・は同感。ランクルは強めに踏んでもブレーキが滑るのでショックが少ない。MLはブレーキが良く効くので、ちょっと踏んでもガクッと速度が落ちる。なかなか慣れない。BMWやベンツは内装が劣る・・・はランクルとの比較に関しては分からない。

 ウィンカーレバーの位置(左側)は店長の意見どうり、日本方式に直してほしい。1か月経過しても時々、間違える。自動車教習所のBMWは日本式に右にしてあるそうだから、一般向けも直せるはず。センター付近にあるダイアルを回して設定する方式も、なかなか慣れない。ベンツのナビは弱点。タッチパネルではないので扱いにくいし、案内が分かりにくい。

 ランクルは2000年モデルだったから比較もおかしいが、MLは色々な最新機能がついてきた。運転が単調化したり、休憩が少ないと休みなさいと表示が出るとか、凄いなと思ったのは、ウオッシャー液が減っても、部品の機能が悪くなってもそれを示す表示が出る。

 ベンツに関して、現時点で言えることは、新しいモデルでベンツが様変わりした事。ある意味、ベンツがベンツではなくなった。最も変わったのは加速だろうね。前のディーゼルではもたもたして走らなかった。BMWはその点、飛び出しが良かったのに、ベンツはBMW以上に飛び出すようになった。例えば、信号の変わり目、ランクルディーゼルでは踏んでも遅れが有り間に合わないところ、MLでは僅かに踏むと加速し間に合う。

 ベンツの新しいミッションは画期的だね。ハンドル右のレバーを下げると前進、上げるとバック、軸方向に押し込むと駐車。操作を間違えてもコンピューター判断で入らない。BMWも電子ミッションだが、従来方式に近い。国産は電子ミッションは無かったと思う。BMWは8速、ベンツは7速で、BMWが少し差をつけている。ディーゼルのためには細かい変速が有利。

 ベンツの優れた点の一つはブレーキの利きの良さだろう。トヨタから乗り換えると、効きすぎて困るが安全を考えると合理的。ライトは切り替えではなく、一つのライトが動く。キーレスエントリーなどは国産車でも当たり前。ドアはレバー内側を触るとアンロック、外側を触るとロックする。

 今の車は慣らし運転が必要ないはずだが、最初はゆっくり走ってくださいと言われ、借りた猫のようにゆっくり走っていた。1400kmの時点で確認すると十分と言われて(500kmで良かったらしい)、少しづつアクセルを踏むようになった。圧巻は2000回転以上。

 夜、隣に並んだ車が信号が緑になった瞬間、「ばあああーん」という物凄い轟音と共に、飛び出した。後から考えると音も姿もチューンアップしたレーシングカー。こちらはゆっくり出たのだが、加速し追いかけた。抜けなかったものの距離を縮めた。信号の手前でチューンアップ車は急におとなしくなり、別の路線へ移り、異なる方向に去った。

 普通のスポーツカーなら楽勝のところ、遅いはずの大型四駆に差を縮められたので、慌てたのだろう。モンスターのような車に対して互角に走れる。2.2トンの重量を感じさせず、バイクのような軽やかなフィーリングと加速。オートマのままで中速以上が抜群に強い。これがディーゼルだから驚きだ。

 BMW-X5も加速は良かったがベンツML-350に比べるとやや もたっとした感じ。パンチが無い。

 ランクルの良さはサイズの大きさと重さ、および独自のサスペンションからくる安定性。様々な車に乗ったが、これほどの安定感は味わったことが無い。また、高速で、滑るように滑らかに走る心地よさは他の追随を許さない。しかし、小さなカーブでは重心の高さが災いして非常にバランスが悪くなる。

 MLにはまた独自の安定性が有り、例えばハンドルは速度が増すほど現在の状態を保とうとする強い力が働き、車の揺れが有ってもハンドルがぶれることがない。カーブでは、遠心力に負けず、傾きも少なく安定して回れる。アウトバーンを制限速度なしで走る車だから、流石に違う。MLのハンドルの安定性は信頼感が有る。

 ベンツMLの音響は抜群に良い。広がりと立体感が有り、迫力がある。特に低音は音が潰れず、きちんと再現できる。ランクルの場合はサイバーナビを入れて画期的に改善されたが、元の音響は褒められたものではない。

 振動と音の大きい順はランクル100ディーゼル、BMW X-5 ベンツML350の順。BMWは確かにランクルより振動は小さかったが不快な周波数の振動が有り、高級車にしては感じが悪い。座布団を敷くと下からの振動は殺せるが、背中は残る。

 ベンツMLは本当に振動が少ない。1000rpmあたりで低いエンジン音が有り、加速で踏み込んだ時にガソリン3リットルツインカムターボのような音がする。振動では何の問題も無いが、音は多少改善の余地あり。話は変わるが、アルファードのハイブリッドを検討した時、加速時に甲高いエンジン音が有りすっかり興ざめしてしまった。

 前にも書いたように、ベンツMLディーゼルの方が同じベンツのBクラス(ガソリン)より音も振動も低い。室内が静かで室外では接近を知らせるような音がするのが理想的。

 坂道を上る時、高速での加速にはトルクがものをいう。ランクル100ディーゼルが42kg-mぐらいだったかな。フェアレディーZは37kg-mぐらい。BMWX-5ディーゼルは55kg-m。これに対してベンツMLディーゼルは62kg-m。飛び出しはガソリンのフェアレディーが速い。吹き上がりの良さがものをいう。ところが高速の加速や坂道の上りではトルクが効果を発揮する。

 急坂ではベンツMLディーゼルがアウディーも、BMWもレクサスも一気に抜いてしまう。勿論高速でも強い。

 弱点はランクル100に多かった。①重心が高くカーブが弱い、②加速中にアクセルを離すとがくがくとぎこちないミッションの動きを生じる、③振動は80に比べて画期的に減ったが距離が増えると多少大きくなった、④回転半径は6mと大きかった。

 BMW X-5はディーゼルの振動が気になる。加速は悪くはないが、ベンツMLに比べて弱い。

 ベンツMLは1000rpm付近のエンジン音(低く僅かな音だが)を抑えてくれたら、他は我慢する。

 最後に点数で比較すると、ベンツML350ディーゼルは85点、ランクル100ディーゼル(新車時)は75点、BMW X-5ディーゼルは70点かな。MLは何といっても基本性能(トルクの巨大さ=中速以上の加速、省エネ)が抜群に良い。安全性や世界をリードする各種機能も満足。100は走行安定性、運転の満足感、サイズ、X-5はデザインも良いし楽しさも有るがディーゼルの高調波振動は気になる。

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株を買うタイミングとしては まだ遅くない

2013年04月06日 09時43分57秒 | 株式

 私は正月のブログで、今年の日経平均は14000円が目標と書いた。専門家などの予想は高くて13000円、大体は11000~12000円がらみだった。ちょっと浮いた感じにも思えた。しかし、13000円を超え、14000円は目前である。

 私の予想で買った人はいないだろうが、もし正月明けに購入された人は相当儲かっている。1月の初めの日経平均の9時値が10400~10800円だから23%上昇している。100万円が123万円だ。

 株購入をお勧めするのは株が最も安全なため。取引に専念できない人でもタイミングに神経質になる必要が無い。信用取引はプロの世界。FXなども余程研究してかからないと痛い目に逢う。安い時に買って、じっくり待つ。万が一下がっても寝かしておけばよい。

 信用取引、FX、先物はそうはいかない。期限が有るので、大損害でも決済を求められる。商品先物は商品や現物を製造している商売人のための相場。

 最近の野村證券の年末予想が14500円、証券会社によっては更に高い予想値も出しているようだ。4月5日に13000円を超えたが、そのまま直線的に上がるわけではない。必ず調整場面が有り、下がる時が有るので、そのチャンスを狙う。例えば、日経平均で12800円台だったら目をつむって買っても良いのではないか。

 大切なことは、自分で研究し自分で判断すること。ネットでは株に関する様々な情報が提供されている。勉強になりますよ。うっかり、証券会社営業マンのお勧めで購入したりするとカモになる。天井近くで買わされ、ババ掴みになる。

 証券会社はノルマが有り、成績最優先で顧客を儲けさせる気などない。特に野村證券などはひどい。最近ネット売買が増えているのでネットを利用する手もある。有名なところでは、松井とか楽天とか。手数料の安いのは岡三オンライン。

 ネットはちょっと難しそうと気後れするむきには、例えば日興証券が良いかな。別に日興証券から金を貰っているわけではないが、以前は利用していた。若い女性が個別に相手をしてくれ、売れとか買えとかは言わない。ストレス解消にもなった。

 おっと、忘れるところだったが、株が上昇した時、喜んでいるだけではダメ。ここぞという時、必ず、売って利益を手にすること。日本株は必ずいつか下がる。これは、アメリカのヘッジファンドなどが日本株売りで儲けるためだ。利食い千人力という。

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北朝鮮はハワイの手前にミサイルを射込む

2013年04月05日 08時57分51秒 | 深刻な問題

 金正恩は軍部を掌握するために、次々と過激な手段を繰り出さざるを得ず、エスカレートが止まらない。日本海を隔てて隣の北朝鮮は今そこにある現実的な脅威になっている。金正恩の若さが災いしている。

 後ろ盾の中国は本気で北朝鮮を止める気はない。中国にとって北朝鮮はアメリカとの関係を優位にする上で、最高のカード。北朝鮮の暴走はアメリカと中国との戦いの前哨戦、シミュレーションになる。アメリカへの威嚇や暴走については喜んでいるが、核爆弾を持つことは歓迎しない。

 過去にも北朝鮮がミサイルを発射させているが、今回は日本を飛び越えたハワイ手前に射込むのが有りうる選択だろう。つまり、日本や韓国、そこにある米軍基地は全ていつでも攻撃できることを目の前で見せる。

 世界、とりわけ日本は大騒ぎになる。しかし、北朝鮮とアメリカの出方を見守るしかない。アメリカとしては被害を受けたわけではないから、非難声明を発表し、国連で更なる締め付け強化を図るに留まる。中国に働きかけを要請する。

 オバマは今さら金正恩に電話できない。元大統領の特使を送ることになるのではないか。北朝鮮の要望が通らなかったとしても、存亡をかけた一か八かの勝負に出ている北朝鮮にとってメンツが保たれたことで当面の矛を収める理由にはなる。

 北朝鮮の瀬戸際外交、核をバックにした脅しはいよいよクライマックスに近づいているとの見方もできる。つまり、今後の手は、ミサイルの発射、 韓国への砲弾射込みなどである。韓国への攻撃が始まり、死者が出ると韓国も応戦せざるを得ない。

 この状態で、金正恩の居所がはっきりしている場合は、アメリカがピンポイントで複数のミサイルを射込み、金正恩を殺傷するかもしれない。アメリカは弱腰でない事を中国に見せつける必要がある。

 いずれにしても、次第に緊迫した状況になり、目が離せない。

追記:軍事専門家の中には、北朝鮮が戦争状態を宣言しているのだから、アメリカはミサイルが発射されたと同時に、攻撃されたとみなすとの説が有る。そうであれば、ミサイルは迎撃されるし、発射基地を叩くかもしれない。全面戦争に発展する可能性もある。

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日銀黒田総裁の金融緩和は極めて当たり前のことをやっただけ

2013年04月04日 22時37分09秒 | 社会・経済

 誰あろう、菅首相が最初の為替介入を実施したその日の朝6時ごろ、強く為替介入を実施するメールを菅首相に送ったのはこの私だ。為替は1ドル50円を目指しており、50円になると日本の製造業が壊滅し、製造業が壊滅すると円安反力が無く、急激な円安に振れてビッグクランチ=日本の潰滅を生じる。従って、今介入すべきと伝えたのだ。

 私のメールを菅首相が読んだかどうかは分からない。しかし、誰かが読んだことは間違いない。証拠はサーバーに残っているから、日時も内容も確認できる。急を要する時は為替介入しかない。韓国(規模が小さく目立たない)はこれまで為替介入を繰り返してきた。

 さて、前の白川総裁は5兆円単位(10%)の小規模金融緩和を断続的に実施してきたが市場からは無視された。アメリカやイギリスが2倍、3倍の金融緩和を実施た中で、全く驚きも新鮮さも無かったからだ。

 黒田総裁率いる日銀が2倍の金融緩和を打ち出したことは、従来の日銀路線から比べると驚きだった。40年国債の買い入れについては予想を超えていた。だから、為替や株価が即座に反応した。売り方はひどい目に逢った。夜逃げが相当発生したと思う。

 為替は1ドル120円までは有っても良いと思う。物価が上がり一時的に家計が苦しくなるが、日本はV字回復する。重要なことは何度も書いたように、土地価格が年間1%以上城主することだ。

 ハイパーインフレ、バブルになるかとの懸念が無いわけではない。ただ、これらはインフレを嫌う日銀や財務省官僚が流してきた脅し言葉であって、まず、戦時中とは異なり製造業が健在な国内状況(供給力過剰)においてハイパーインフレはなりようがない。また、経済成長をバブルと言い換えてきた傾向が有り、日本が僅か1~2%成長したのをバブルと呼ぶなら10%成長してきた中国は何なのか。

 経済政策に関しては、私がかねてから提唱している戦略の方が金融緩和よりは効果がはるかに高く、大幅な日本経済成長になったであろうことを書き加えておく。私のプランは、日銀がタダ同然の金利で例えば200兆円ぐらいを民間主体のプロジェクトチームに貸出し、より価値の高い世界の資源、企業などを購入するというもの。

 実はこのたび為替が円安に導かれた要因の一つに、ソフトバンクが1.5兆円でアメリカの通信会社買収を図ったことがあげられる。アメリカは深刻な問題とし、ブレーキをかけると共に、対策の一つとして円安を進める方向にかじを切った事情が有る。

 日本は中国や韓国に比べて、資源などの購入で買い負けている。資源などは必ず価格が上昇するのと、入手が制限されると深刻な事態が起こる。また、無茶をやる中国に代わり、世界に適正な資源配分(ビジネス)を行う必要もある。 

 為替は1ドル120円までは有っても良いと思う。物価が上がり一時的に家計が苦しくなるが、日本はV字回復する。重要なことは何度も書いたように、土地価格が年間1%以上上昇することだ。

 ハイパーインフレ、バブルになるかとの懸念が無いわけではない。ただ、これらは従来、インフレを嫌う日銀や財務省官僚が流してきた脅し言葉であって、まず、戦時中とは異なり製造業が健在な国内状況(供給力過剰)においてハイパーインフレはなりようがない。

 また、経済成長をバブルと言い換えてきた傾向が有り、日本が僅か1~2%成長したのをバブルと呼ぶなら10%成長してきた中国は何なのか。もし、大きな経済成長が起こるなら、歓迎すべきことで軟着陸の方法はいくらでもある。

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維新の会に挽回のチャンスは有るか?

2013年04月04日 13時26分28秒 | 橋下改革

 安倍政権への支持が高まる中、大阪維新の会に以前のような期待や勢いが感じられなくなった。橋下ちゃんは大阪市長でありながら国政政党の共同代表、残りの共同代表の石原慎太郎は病気がち、元立ち上がれのメンバーとは方針を巡ってギクシャクでは無理もない。

 瞬間的な支持率ではみんなの党を下回るありさまである。前も書いたように、先にみんなの党と合併、立ち上がれと選挙協力なら大躍進していた。自民党をおびやかしていたであろう。

 私は焦らず、大阪の改革を進め、上手に実績を公表したらよいと思う。橋下徹が支持を集めた原点は、大阪の改革実績である。意外性と驚きだった。その中で現在の地方行政と中央官庁との問題点を指摘し、解決案を示すべきだ。

 橋下手法(問題点を取り上げ、当事者を激しく追及する)は健在で、相手が官僚だったり地方公務員だったりすると拍手喝さいだが、結果的とはいえ桜宮高校(入学試験中止)のように受験者(一般人)が犠牲者になる場合には逆に非難を浴びることになる。この切り替えは今後の生命線だろう。

 橋下ちゃんはやりたくないかもしれないが、町の人々の不満がどこに有るかを十分調査した上で、関心の高いテーマを取り上げ、国民がうっぷんを晴らすような発言を代行してあげれば(発信力は普通の人の数万倍)間違いなく支持率は上昇する。

  例えば、大阪府と大阪市に「何でもお聞きしましょう課」を作る。府民や市民は府や市に対して喋りたいことが山ほどある。ところが全く聞き入れて貰えないからフラストレーションがたまっている。これらの声を全て(不真面目や感情的なものは除く)お聞きし、体系化し、データベース化する。そこから、より多くの住民の声を反映させる政策を実行する。

 プロジェクトチームがデータベースのデータを分析し、実現や解決のため練りに練った対策を手にした上で、マスコミや住民に対して、橋下ちゃんが得意の演説をぶつ。

 あと一つ、支持率が上昇する手。橋下ちゃんが原発を容認する方向に大きくぶれたことと、無条件で容認しているようにとられていることがマイナスになっている。「原子力の安全性が確認されれば、現段階では原発稼働を認めざるを得ない。然しながら、現状では安全性が確認されていない」と電力会社に噛みつくべきなのだ。

 再びぶれたわけではないし、電力が安全性を軽視してきた状況を追求し、改善させる姿勢を見せれば、多くの国民がついてくる。また、現実に原子力は安全性が確保されている前提でまだまだ必要なのだ。

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